レッドリボン軍とは、鳥山明原作の漫画『DRAGON BALL』、およびそれを原作とするアニメシリーズに登場する軍隊である。
概要
世界中に「最強最悪の軍隊」として知られ、警察や軍隊も歯が立たず、世界征服を狙っていた。
孫悟空とのドラゴンボール争奪戦を繰り広げた末、最終的には彼1人によって壊滅させられてしまった。しかし、軍の科学者であるドクター・ゲロが生き残りこれが後に人造人間編へと発展することになる
主な人物
- レッド総帥
CV:内海賢二
レッドリボン軍のボス。赤髪で右目に隻眼を付けている小男。ドラゴンボールを狙っていたが、叶えたい願いはなんと「背を伸ばしたい」という超個人的なものだった。
世界征服ならドラゴンボールに頼らなくても時間を掛ければできると豪語したが、それを聞いて逆上したブラック補佐に射殺された。
- ブラック補佐(アニメではブラック参謀)
CV:佐藤正治
長身スキンヘッドの黒人。レッドリボン軍の世界征服を純粋に強く望んでいる故に個人的な欲望のために多数の一般兵士を犠牲にしたレッド総帥を射殺し、実質上、レッドリボン軍編のラスボスになる。
悟空に一緒に世界を征服しようと持ちかけたが断られて、バトルジャケットで応戦するも全く歯が立たず、空中へ逃走する際に悟空の追い打ちの体当たりでバトルジャケットを破壊されて爆死した。
- シルバー大佐
CV:銀河万丈
ボクシングが得意だが悟空には歯が立たず(というか瞬殺に近い)、レッド総帥から処刑を言い渡されてしまう。アニメでは見せ場が多く描かれており、骨董商が差し出した偽物のドラゴンボールを見抜いたり、ピラフ一味と牛魔王との三つ巴の末に本物のドラゴンボールを奪い取っている。悟空に敗北後、本部で処刑を言い渡された際には自身のこれまでの功績を訴えて抗議するも叶わず、憤激して出て行った。
- ホワイト将軍
CV:玄田哲章
マッスルタワーのボス。ジングル村の村長を人質に取り、村の男たちを脅してドラゴンボールの捜索を強制させている。やって来た悟空に格闘戦で挑むが力及ばず、村長を盾にして悟空をパワードガンで撃つが、これに激怒して寝返った人造人間8号に殴られ吹っ飛ばされた。
- メタリック軍曹
CV:青森伸
マッスルタワー3階の番人。サングラスをかけた大男で、正体は乾電池で動く巨大ロボット。「天下一武道会に出ればいいのに」と言わせるほど悟空を苦戦させたが、電池が切れて停止した。
- ムラサキ曹長
CV:青野武
マッスルタワー4階の番人。インチキ忍法を使う汚い忍者。愛刀は「ささにしき」。悟空とは遊んでいるようにしか見えない。ハッチャンを処刑しようとしたことで悟空の怒りを買い、最期はじゃん拳のチョキで倒された。
- ブヨン
CV:松原大典
マッスルタワーで飼われている謎の怪獣。ぶよぶよしているため、あらゆる攻撃を跳ね返すが、悟空の機転で凍らされ、悟空のパンチで砕け散った。
- ブルー将軍
CV:古川登志夫。
オカマ。だが武術と超能力に長けた、レッドリボン軍でも有数の戦闘力の持ち主であり事実上の中ボス。クリリンをも下し、悟空も超能力で動けなくさせた。
海賊の洞窟やペンギン村など、しつこく悟空の前に立ちはだかる。最終的にはドラゴンボールを全て集められなかったために、レッド総帥の指示により処刑された。処刑方法は桃白白と戦うというものであり、万が一返り討ちに出来たら特別に生かすという特例もついていたが、当然勝てる筈もなく舌で突き刺されて予定通り殺されてしまった。なお、ブルー本人は勝てる気満々でいた。
こいつの前で鼻をほじると死刑になる。
- イエロー大佐
CV:郷里大輔
虎人間。ボラの拾ったドラゴンボールを渡すよう脅迫するも抵抗により一隊を全滅させられ、息子のウパを人質にとってボールを奪い取ろうとするが、悟空にパンチを食らって飛行機から落ちた。
- バイオレット大佐
CV:杉山佳寿子
レッドリボン軍には珍しい女性幹部。原作ではわずか2コマのみしか出番が無いが、アニメでは登場シーンが大幅に追加されている。
ブルー将軍は女嫌いらしいが、彼女のことはどう思っていたのだろうか?
- カッパー大佐
名前だけ登場した人。
- ドクター・ゲロ
ドクター・ゲロを参照。
- その他、一般兵のみなさん
関連人物
- 桃白白
桃白白を参照。レッドリボン軍編においての大ボス。 - フラッペ博士
CV:八奈見乗児
ジングル村のはずれに住む科学者で、アニメにおける人造人間8号の製作者。 - ハスキー
CV:藤田淑子
レッドリボン軍が雇った腕の立つ女仕事人。悟空が持っているドラゴンボールを狙うが失敗に終わる。
関連動画
関連項目
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