レティスとは、ドラゴンクエストシリーズに登場するモンスターである。
概要
DQ8に登場したボス。ドルマゲスの次に、プレイヤーたちに立ちふさがる巨大な壁。ラプソーンの腹心「妖魔ゲモン」に自分の卵を人質にとられ、闇のレティシアで暴れまわっていた。
かつては七賢者とともにラプソーンを封印したが、力を使い果たしラプソーンの支配する闇の世界から戻ってくることができなかった。ストーリー終盤にラプソーンが闇の世界から魔物を大量に呼び出す時、魔物たちのどさくさに紛れこちら側の世界に帰還し、主人公の手助けをすることになる。
ラプソーンを倒した後に、かつて異世界ではラーミアと呼ばれていたと本人から聞ける。神鳥のたましいで空を飛んでいる時のBGMが、ラーミアで空を飛んでいる時と同じBGMと同じなのはこのせいである。
戦闘
戦闘では二回攻撃に高い攻撃力と守備力が特徴であり、楽にキャプテン・クロウを倒したプレイヤーたちに、格の差を見せつけ大きなショックを与えた。レティスの攻撃はどれも一撃が重く、中でも通常攻撃の1.25倍の威力の「わしづかみ」は強烈で、二回連続で食らってしまえばほぼ助からないといってもいいだろう。他にもライデインやまぶしいひかり、いてつく波動、ベホイミなど嫌らしい特技が満載。
守備力もヤンガスの攻撃を20位のダメージにしてしまうほど硬く、このあたりのレベルではまともにダメージを与えられない。その耐久力は終盤のラプソーン戦でラプソーンに平手で押しつぶされたり、空から流星群を落とされたりしてもびくともしないことからも伺える。
しかしHPは低いので呪文中心で攻めて行けば、戦闘がだいぶ楽になる。「魔神切り」など会心の一撃にかけてみてもいいかもしれない。
外伝作品
モンスターズシリーズ
DQMJシリーズでは皆勤賞。種族は自然系。
初代ジョーカーでは配布限定で、現在では入手不可能という遅く買った人にとっては入手できないモンスタ-であった。ちなみに特別なモンスターなためwifiでは使用できない。
2作目ジョーカーではオレンジ色の「レティス」と8と同じ紫色の「神鳥レティス」が登場する。レティスと竜神王を配合することで神鳥レティスを作ることができるが、竜神王は作るのが非常に面倒であり、作るにはそれなりの覚悟をしたほうがいい。
プロフェッショナル版では神鳥レティスが弱体化したのに加え、Aランク以下のモンスターは最強化できるようになったため、ギリギリAランクのレティスを「最強レティス」に強化するプレイヤーが続出。
最強レティスは神鳥レティスより作りやすいうえに強いので、かなりプレイヤーに使用され、Wifiでは猛威を奮っている。高い素早さから繰り出される通常攻撃(特性で相手全体に二回ダメージ&1~3回行動)はまさに脅威。対策としてはパーティ全員でアタックカンタなどが挙げられるが、読まれるとMP消費が痛い。
一方ライバルのゲモンは「最強ゲモン」として、「最強れんごく天馬」とのコンビで猛威を奮っている。
3作目ジョーカーでは魔獣系に変わった。ライドシステムS級ライセンスを所持した後に得られる。ごくらくちょう、れんごくまちょう、アスタロト、ふくまねきの4体配合でレティスを作ることができる。初期スキルはギガパワー。
プロフェッショナル版ではライドシステムS級ライセンス獲得後に得られるのが神鳥レティスに変更される。
ヒーローズシリーズ
第1作ではDQ4からDQ6、DQ8の一部のキャラクターが登場するが、エルサーゼの窮地を救うためにレティスが呼び寄せたということになっている。エルサーゼが救われた後は元の世界に送り届けている。
第2作では魔王ザラームの封印に協力していたが、ザラームの封印が解けることを予期して前作同様、DQ4からDQ8までの一部のキャラクターを呼び寄せている。
関連動画
関連項目
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