基本データ | |
---|---|
正式名称 | レバノン共和国 الجمهوريّة اللبنانيّة |
国旗 | (未作成) |
国歌 | すべては国家と栄光、旗のために![]() |
公用語 | アラビア語 |
首都 | ベイルート(Beirut) |
面積 | 10,400km²(世界第161位) |
人口 | 約426万人(世界第123位) |
通貨 | レバノン・ポンド(LBP, ل.ل) |
政治体制 | 共和制 |
時間帯 | UTC +2(夏時間:UTC +3) |
概要
地中海の西岸に位置し、イスラエル・シリアと接する。もともとフェニキアと呼ばれた地域であり、紀元前にはフェニキア人は地中海を舞台に幅広い交易活動を行っていた。現在レバノンの国旗にも採用されている、この地で産出される杉(レバノン杉)が船の建造等で大いに役立ったと言われている。
近世から近代にかけてはオスマン帝国の支配下に置かれたが、第一次世界大戦後はフランスの委任統治領となる。第二次世界大戦後にレバノンとして独立を果たした。その後、15年に及ぶレバノン内戦(1975年~1990年)により荒廃。現在でもシーア派武装組織ヒズボラが活動拠点を置くなど、必ずしも安定した情勢とは言いがたい。
首都はベイルート。この街は「中東のパリ」と呼ばれたこともあり、第一次世界大戦前から1970年代までは中東の経済中心地として栄えていた。しかし先述のレバノン内戦で壊滅的な打撃を受ける。
2006年にもヒズボラ攻撃のためイスラエルによる空爆が行われており、再建は進んでいるが、ベイルートがかつての地位を取り戻すには至っていない。2020年3月7日には、12億ドルの外貨立て国債の支払いを延期。要するに債務不履行(デフォルト)した。[1]
民族はほとんどがアラブ人であるが、国内の宗教はキリスト教マロン派、イスラム教スンニ派・シーア派で大きく3分されており、宗教モザイク国家とされることも多い。先述したレバノン内戦の一因もこれによる。
英語正式名称は"the Lebanese Republic"、通称"Lebanon"。日本語漢字では「黎巴嫩」。
テルアビブ空港乱射事件などを起こした元日本赤軍の日本人新左翼テロリスト、岡本公三が政治亡命している。
カルロス・ゴーンの亡命やレバノン料理、首都ベイルートの爆発事故などで現在もたびたび話題にあがる国である。
関連動画
関連項目
脚注
- 4
- 0pt