レパルダスとは、ポケットモンスターに登場するNo.510のポケモンである。初登場はブラック・ホワイト。
基礎データ | |||
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名前 | レパルダス | タイプ | あく |
英語名 | Liepard | 高さ | 1.1m |
分類 | れいこく | 重さ | 37.5kg |
性別比率 | ♂:50.0% | 特性 | じゅうなん |
♀:50.0% | かるわざ | ||
グループ | りくじょう | 夢特性 | いたずらごころ |
孵化歩数 | 5120歩 | 捕捉率 | 90 |
世代 | 第5世代 | 努力値 | 素早+2 |
進化 | チョロネコ → レパルダス(Lv.20) | ||
図鑑データ | |||
全国図鑑 | #510 | 図鑑の色 | 紫 |
シンオウ | #― | イッシュ | #015 #013(BW2) |
カロス | #043(マウンテン) | アローラ | #― |
ガラル | #045 |
図鑑説明
- ポケットモンスターブラック
- しんしゅつきぼつな ポケモン。 うつくしい スタイルと けなみが おおくの トレーナーを ひきつける。
- ポケットモンスターホワイト、Y、アルファサファイア
- けはいを ころして せっきんする。 あいてが きづく まえに はいごから しのびより しとめてしまうのだ。
- ポケットモンスターブラック2・ホワイト2、X、オメガルビー
- うつくしい スタイルは ぜんしんの はったつした きんにくの おかげ。おともたてずに よるを かけぬける。
- ポケットモンスターソード
- うつくしい けなみと スタイルに まどわされがちだが きまぐれで きょうぼうな ポケモンなのだ。
- ポケットモンスターシールド
- フォクスライと なわばりを めぐり あらそう。 おとひとつ たてずに えものの はいごに しのびよる。
概要
- にゃあん。
- ペルシアン、マニューラ、エネコロロ、ブニャットに続く新たなネコ。チョロネコからレベル20で進化し、タイプは変わらず、あくタイプ単体。名前や体形、背中の模様から豹(英語でレパード)をモチーフにしていると思われる。
- 早いうちに覚える技は「おいうち」や「ねこだまし」など。対戦では有用なものが多いが、シナリオで使うにはクセが有る。レベルを上げて「つじぎり」や「ふいうち」を覚えてからはシナリオでも安定する。
- 種族値は完全なアタッカータイプで防御面が脆い。反撃の格闘技や虫技で返り討ちにされてしまうことも。にゃあん…『レパルダスは たおれた!』
- プラズマだんのしたっぱやチェレンは、チョロネコ・レパルダスを多用するが、上記の通り技の威力が貧弱なため、楽に倒せるパターンが多い。
- 通常の特性は「じゅうなん」「かるわざ」のふたつ(夢特性については下に別記)。「じゅうなん」は麻痺を防げるが使える局面がピンポイント。一方で「かるわざ」は本作では使い捨て攻撃強化アイテムのジュエルが登場したため、こちらの方が使いやすいだろう。アイテムを消費してから「どろぼう」で相手の持ち物を奪うのも有り。
特性「いたずらごころ」とレパルダス
BW2が発売されてイッシュ出身のポケモンの多くも夢特性を与えられ、レパルダスも夢特性である「いたずらごころ」を持てるようになった。BW発売当初から話題の中心であった強特性いたずらごころだが、重要なのはこのレパルダスが技「ねこのて」を覚えるという点にある。
「ねこのて」の詳細は当該ページに譲るとして簡単に説明すると、ねこのては変化技であるため特性いたずらごころで優先度+1(ほとんどの先制技と同じ早さ)で出すことができる。これによりいたずらごころでねこのてを使うことによって、レパルダスはねこのてで出せる全ての技を優先度+1で出すことができるということになる。尤も、ねこのてで狙ったわざを出すにはパーティ構築を考えなければならないが。これを利用したコンボが多く考えられ、その代表的なものは以下の3つである。
- 「キノコのほうし」を先制で乱発し、身代わりと組み合わせて相手の隙を強引に作る。安全に「わるだくみ」を積んだり、「いばる」+「イカサマ」等で攻める。
- 「こうこうのしっぽ」を持たせて「そらをとぶ」を出す。そらをとぶの1ターン目はいたずらごころの効果で先制して相手の攻撃をかわし、2ターン目はこうこうのしっぽの効果が適用されて相手の攻撃を再びかわしたあと後攻で出る。
- 先制で「ふきとばし」(あるいは「ほえる」)を出す。これは先制で相手に何もさせずに吹き飛ばし続けることで時間切れを狙い判定勝ちすることを目的としている。対戦の仕様として何もせずに2分過ぎた場合は左上にある技が自動的に選ばれるため、ねこのてを左上に配置すれば準備が整った後で放置しておいても成立することが問題視されている。
もちろんこれらの戦術にも対抗策はあり、トップメタのポケモンではカイリューの「しんそく」やボルトロスの「ちょうはつ」等で止めることが可能である。ただし当たり前だが全てのプレイヤーが直接対策できるポケモンをパーティに入れているわけではなく(レパルダスはそこそこ速いので後攻の尻尾持ち以外にはローブシンやハッサムの先制技が当てられないのも大きい)、Lv1頑丈よりも対策できるポケモンはかなり少ないようである。
特に上述した吹き飛ばしループは「放置するだけ」という性質上、戦術というよりはシステムの穴を突いた裏技に近く、レパルダス自身もあまりいい目で見られなくなってしまってきている。渦中の存在となってしまったレパルダス及び、もともとレパルダスが好きで使っていた人にとってはとんだ迷惑となってしまった。ポケットモンスターXYではねこのてで吹き飛ばし、ほえる、空をとぶが発動しないよう仕様が変更されたため、吹き飛ばしループおよび後攻空をとぶ戦術を使うことは不可能となった。
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関連項目
その他ネコポケモン
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