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レベッカ・チェンバース (Rebecca Chambers) とは、「バイオハザード」シリーズの登場人物である。
概要
18歳にして大学を飛び級で卒業した秀才で、化学や調合のエキスパート。その才を買われ、S.T.A.R.S.にスカウトされた。
ポジションはリア・セキュリティ。身長161cm、体重42.1kg、血液型はAB型。チーム最年少だけあって子供っぽい一面があるが、才能は本物。
熱心なバイオハザードファンで知られる加山雄三曰く「心の恋人」である。
バイオハザード
ブラヴォーチームに所属し、アークレイ山脈で頻発する怪事件の調査に向かう。
ところが彼女たちを乗せたヘリが墜落し、ブラヴォーチームは行方不明になる。彼女たちを救助するために送られたのが、クリスやジルが所属するアルファチームである。レベッカは今回が初任務だったため、アルファチームの面々とは顔を合わせていない。
作中ではクリス編のパートナーを務める。頼りない彼女が相方という事もあり、難易度向上の一助となっている。ヨーンに襲われ、負傷したチームメイトのリチャード・エイケンの介抱をしているところへクリスが登場。クリスに「薬品室から血清を持ってきて欲しい」とお願いしてくる。
その後も時々現れては、協力し合う。
ピアノが弾けないクリスに代わって『月光』を（練習を繰り返したうえで）弾いたり、ヨーンの毒にやられたクリスを救うため薬品室へ走ったり、プラント42に捕まったクリスを救う為に枯死剤「V-JOLT」を調合して撒いたりと、たびたび窮地を救う。一方で逆にハンターに襲われた際にはクリスに助けてもらうなど、何だかんだで持ちつ持たれつの関係となった。
ブラヴォーチーム唯一の生存者として洋館事件から生還した事が正史になっているが、条件によってはハンターに襲われて殺害される展開もある。
その後の足取りは長らく不明だったが、舞台『BIOHAZARD THE STAGE』において登場。オーストラリアの大学で教授として教鞭を取り、BSAAアドバイザーを兼任している事が明かされた。
またフルCG映画『バイオハザード：ヴェンデッタ』でも大学教授として登場、クリスやレオン・S・ケネディに協力している。
バイオハザード2
本人は登場しないが、ラクーン市警察署のS.T.A.R.S.オフィスにて、アルバート・ウェスカーのデスクを何度も何度も調べているとカメラフィルムを入手。
これを暗室で現像すると「期待のニューフェイス」のタイトルつきで、バスケットボールのユニフォーム姿のレベッカが拝める。こんなものをこっそり隠しているなんて……
なおリメイクである『RE:2』でも、ロックされた引き出しの更にその奥にフィルムが隠されていたりする。ウェスカー……
バイオハザード0
初代バイオハザードの前日譚に相当する0では、なんと主人公に抜擢。相方は元軍人で殺人犯のビリー・コーエン。
本作は「バイオハザード」では詳しく描写されていなかったブラヴォーチームの動向を掘り下げた作品で、例の洋館に到達する前の様子が描かれた。
相方となったビリーの事を凶悪犯として嫌悪していたが、協力し合ううちに信頼を寄せていく。そして物語終盤で彼は冤罪だった事が判明し、エンディングでは彼を見逃した。その際にドッグタグを譲り受けている。洋館事件から生還した後に死亡・ゾンビ化したと報告書にまとめて提出している。
時系列的には女王ヒルとの戦いのあと洋館事件に巻き込まれているため、S.T.A.R.S.隊員の中では最も心労が溜まっていると思われる……。初陣がこれである。
リメイク版バイオハザードでは
初代バイオハザードが何度かリメイクされているため、それに伴って彼女も再登場している。
バイオハザード0発売以降の作品では若干性格が変わり、新米ながら落ち着きのある言動となっている。B.O.W.や女王ヒルとの戦いを経ている事を反映したのだろう。
さすがに洋館へ辿り着いた時には疲労困憊の状態となっており、一室のベッドで仮眠するシーンがある。そこでリチャードと出会い、行動をともにする。
関連項目
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