レーザーウェーブとは、トランスフォーマーに登場する、デストロン軍団の防衛参謀である。
英名はショックウェーブ(ShockWave)。
もはやこの概要は我等だけのものです!
G1
レーザーガンに変形するトランスフォーマーである。
単眼・妙に隆起したボディパーツ(爆乳)など、今も尚トランスフォーマーファンを魅了するデストロン戦士の一人。
時間がない方に彼のことを簡潔に表現したメガトロン様のお言葉があるのでまずはそれを紹介しよう。
と言われるように、トランスフォーマー史上………否、この宇宙においてレーザーウェーブほどの忠臣は他に存在しないと断言できよう。
何故なら彼は、主であるメガトロンより「サイバトロンを撃滅してくるから留守を頼む」と言われ、主が400万年間も本陣を留守にしても、メガトロンの帰還をひたむきに信じ、決してその王座を奪い取ることなく守り続けていたのである。
こうなれば普通はどこぞのナンバートゥーでなくてもリーダーとして成り代わるしかないと思いそうなものだが……もはや彼の一途としか表現のしようのない忠誠心に感動でむせび泣きせざるを得ない。
同時にこのことからファンからは(お)留守番参謀、留守番大帝と呼ばれることもしばしば。
このような理想的な戦士像として有名な彼だが、劇中において実績はそれほど残していなかったりする。
まず第一に侵入者の排除率の悪さがあげられる。
いつもスペースブリッジの目の前に待機しているのに、行き帰り両方で簡単に抜かれてしまうなど、実は戦闘自体は得意ではないのかもしれないという話も。(ただしレーザーガンに変形した際に放ったレーザー砲の威力は凄まじいものがあった)
さらに本来友軍であるはずの(裏切り状態にあったとはいえ)デストロン戦士にセイバートロンを奪われたこともある。
また、400万年間主君の留守を守りきったということは、同時に400万年間ウーマンサイバトロン軍団を根絶やしに出来なかったということにも捉えられる。
よってあくまで彼がメガトロンに評価されているのはその忠誠心にあるようにも思える。
劇中では作画ミスなどで地球に馳せ参じていたことはあったが、基本的にはセイバートロンで待機していた。
と、アニメでは忠臣なのであるが、英語圏のコミック版では「自分のほうがメガトロンより優秀だ」という考えからメガトロンを打倒し自分がディセプティコンを率いようと考えている。そして実際倒したが、コンボイとウルトラマグナスに敗れた。
ザ・ムービーでセイバートロン星にユニクロンの襲来するシーン以降、登場しなくなる。どうもムービーの脚本段階では死亡していたらしいのだが、映像にはそのシーンが無かったのである。とにかく続編の2010にも登場しないので、一般的にはここで死んだものと考えられており、後年のアメコミでもここで死亡したとのこと。2010の序盤では色違いのレーザーウェーブが数体登場するが作画ミスと判断される。
スカイファイアーと同じく、元の玩具はタカラの製品ではない。元はトイコー社の「超激変電子ロボ アストロマグナム」という商品である。このレーザーウェーブは他社製アイテムながらなぜか国内でも販売されたが、復刻されたことは無い。
アルマダ
マイクロン伝説、スーパーリンクとレーザーウェーブの原語名であるショックウェーブが登場するが、その他のキャラとは特性が大きく異なるので割愛する。ちなみに原語名に至ってはタイダルウェーブである。
レーザーウェーブとして出てくるキャラはスーパーリンクのみで登場。声は神奈延年。
ほぼG1のイメージを踏襲しつつ、性格はアメコミの横暴な性格のものになっている。
デストロン軍団の暴れん坊で、スタースクリームをマフィアにしたような乱暴さである。
弟に色違いのシックスショットがいる、声は同じ。
アニメイテッド
こちらとムービーの名前は原語版同様ショックウェーブになっている。
オートボット情報仕官ロングアーム(今回は「ブラストアーム」ではない)としてサイバトロン星に単身スパイとして長期潜入している。
声は檜山修之。従って(お)留守番王とも。ロングアーム時はさわやか声、ショックウェーブ時は冷徹声を使い分けており、ロングアーム→ショックウェーブへのトランスフォーム中の台詞は、喋りながら声のトーンが切り替わる芸コマぶり…声優ってスゲエ!
ん、これ以上の詳細?………ググれよ!
実写ムービー3
サイバトロン星から密かに地球へ降下、参戦した存在として登場。
当初はニュービランとして紹介されていたが、改めてショックウェーブとして公開、これにてムービーでも三大参謀が揃うことになった。
劇中では「オプティマス…!」としか喋らず、新登場のディセプティコンキャラとしてハードルがあがった割に個性はあまり明らかにされなかった。主にドリラーを使っているため、本人が戦うイメージも少ない。
デザインは他の参謀軍団とは違い、G1のものが強く踏襲されている。単眼であることが特に印象深い。
最期はオプティマスによって目玉を引き出されたあげく破壊された。
プライム
ショォック、トランスフォーマープライム、アーシーの回想シーンで初登場したディセプティコンの科学参謀。
スタースクリームからはちょっと煙たがられていたようだ、ショォック。
スペースブリッジを作成した張本人であり、微妙にG1と設定が似ている、ショォック。
デザインはG1にクリソツであり、他の参謀が似ても似つかない姿をしているのとは対照的だ、ショォック。
日本版ではショォックって一々口に出す無骨な不思議ちゃんとして登場した、ショォック。
なお日本で出ている玩具版はTF:FOCで登場したショックウェーブの玩具であって、プライム版のショックウェーブのデザインではないのがとっても、ショォック。
ショォック、プライムでは背中下から尻尾みたいなコードが伸びて、左腕のレーザー砲に接続されているのが特徴。
ビークルモードは出て来なかったが、恐らくモデリングすらされていないことだろう、ショォック。
ショォック、ちなみに、科学者なのに、アーシーやクリフジャンパーの攻撃をまったく受け付けない強靭な肉体を持っている、ショォック。
しかしショォック、ビーストハンターズでは大活躍するぞ。玩具もようやくプライム版のものが出る、ショォック。
ショォック…これが関連動画だ
関連項目を教えろ?……ググレよ!
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