レーシング112とは、任天堂が1978年に発売した家庭用テレビゲーム機である。カラーテレビゲーム6/15に次ぐ第二弾であった。
概要
画面下にあるプレイヤーのフォーミュラカー風のマシンをハンドルコントローラーで左右に動かし、画面上からやってくる他のマシンを避けて、制限時間内にどれだけの距離を走りきれるかを争う。
他のマシンと接触するとミスとなり、1秒間停止した状態となる。
筐体にはハンドルコントローラーとシフトレバーがあり、LowギヤとHighギヤに切り替えられる。Highギヤにすることでスピードアップして距離を稼げるが、他のマシンも速く流れるために難易度が高くなる。
筐体の右側にはいくつかのスイッチがあり、ゲームの設定変更が可能となる。
- プレーヤー数(コース):広いコース、狭いコース(中央にガードレール)、二人同時プレイを選択。
- 速度:Highギヤにしたときの速度を3段階に設定できた。低速だとLowのままになる。
- ジグザグ走行:ONにすると他の車がジグザグに動く。
- 悪路:グラベル(砂利道)に入ったかのようにプレーヤーのマシンが揺れ、あたり判定が広くなる。
- ガードレール:ONにすることで左右端に当たるとミスとなる。
- 車両数:ONにすると、画面に同時に出る相手マシンの数を2つにできる。
また、小型のボリュームコントローラーも付属しており、二人同時プレイが可能。ただしシフトレバーはないので、1P側の加速操作に2P側もつきあわないといけない。
レーシング112の名称は、上記ゲームモードの組み合わせが112通りあることから命名されている。
関連動画
関連項目
- 任天堂
- 据置型ゲーム機一覧
- カラーテレビゲームシリーズ
- メイドインワリオ
- タイトー・スピードレース - 1974年リリースのアーケードゲーム
- セガ・モナコGP - 1979年リリースのアーケードゲーム。スピードレースの模倣が多い。
第1世代 | カラーテレビゲームシリーズ | テレビゲーム6 | テレビゲーム15 | レーシング112 | ブロック崩し | コンピュータTVゲーム |
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第2世代 | - |
第3世代 | ファミリーコンピュータ | ファミリーコンピュータ ディスクシステム |
第4世代 | スーパーファミコン | スーパーファミコン ジュニア | サテラビュー |
第5世代 | バーチャルボーイ | NINTENDO64 | 64DD |
第6世代 | NINTENDO GAMECUBE |
第7世代 | Wii | Wii mini |
第8世代 | Wii U |
第9世代 | Nintendo Switch |
第10世代 | Nintendo Switch 2 |
その他 | 任天堂 | 任天堂ハードの一覧 | 据置型ゲーム機一覧 |
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