ロシア航空機製造会社ミグ(Российская самолётостроительная корпорация МиГ、РСК МиГ)とは、ロシアの航空機製造会社である。
英名はロシア航空機会社ミグ(Russian Aircraft Corporation MiG、RSK MiG)。
概要
1939年、アルチョーム・イヴァーノヴィチ・ミコヤーンとミハイール・ヨーシフォヴィチ・グレーヴィチによってソ連モスクワに設立されたミコヤーン・グレーヴィチ設計局(通称:ミグ設計局)が母体の航空機メーカー。ソ連崩壊後にロシア航空機製造会社MiGとして民営化された。
戦闘機が有名であるが他にも練習機なども製造している。正式採用される戦闘機は奇数番号という規則がある。
2022年の時点でユナイテッド・エアクラフト社傘下の戦闘機部門として存続しているが、事業はユナイテッド・エアクラフト社に完全に統合され、「ミグ」はブランド名として残ることが既に決定されている。[1]
MiGシリーズ
- MiG-15 - 朝鮮戦争で活躍した。
- MiG-17- MiG-15の改良型。ベトナム戦争で予想外の健闘を見せた。
- MiG-19- MiG初の超音速戦闘機。空対空ミサイルを装備可能。
- MiG-21 - 運用開始から半世紀が経つ。eBayなどで実機も出品されることも。
- MiG-23 - 可変翼戦闘機。
- MiG-25 - マッハ3級の迎撃機。日本に亡命してきたベレンコ中尉搭乗機。
- MiG-27 - MiG-23の派生型戦闘爆撃機。
- MiG-29 - バランスのとれた前線戦闘機。現在の稼ぎ頭。
- MiG-31 - MiG-25の改良型迎撃機。マッハ2.83。
- MiG-35 - MiG-29の発展型。
- Mig-1.44 - MFI(多機能前線戦闘機)計画に対して提案された戦闘機。現在お蔵入り。
関連項目
- ロシア(ロシア連邦) - 旧:ソヴィエト社会主義共和国連邦(ソ連)
- 航空宇宙企業 - 航空機製造会社(航空機メーカー)
- 航空機
- アルチョーム・イヴァーノヴィチ・ミコヤーン
- ミハイール・ヨーシフォヴィチ・グレーヴィチ
脚注
- 6
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