『ロスト プラネット 2』 (LOST PLANET 2) とは、カプコンから発売された『ロスト プラネット』の続編である。
概要
2009年2月23日に電撃発表されたカプコンの隠し玉的ヒットタイトル。
前作『ロスト プラネット エクストリーム コンディション』はオンライン対戦の評価が高く、ネット対戦では人気があった。しかし、オフライン用となるストーリーモードのストーリーなどが酷評されており、オフ専プレイヤーの人気は低かった。同時に、改良版とも言える『ロスト プラネット コロニーズ』と呼ばれる拡張パックでPC版との合同オンライン対戦も実装されていたが、PC側の極端なネット回線の差異や悪質な操作でPC側が無双プレイをするなどの問題も発生した。それ以来、PC版とのマルチプレイは非常に嫌われていた。
『2』ではユーザーの声を積極的に取り入れて「4人コープシステム」などのゲームシステムを計画するなどの、カプコンの意欲的な姿勢がうかがえる。
ストーリー
前作から10数年後になる後実験年代A.T.12年。極寒の惑星だった『EDN-3rd(イーディーエヌスリー)』では、環境の変化により熱帯雨林や砂漠地帯が出現していた。それに伴い、原住生物『AK(エイクリッド)』の生態も変化し、様々な新種や亜種が誕生する事になる。
入植者達はエイクリッドの体内にある資源『T-ENG(サーマルエナジー)』を手に入れる為にエイクリッドを倒していたが、やがて『雪賊(ゆきぞく)』と呼ばれる集団を形成していく。
Episode1
『傭族』と『林者』の抗争。『傭族』の大部隊が『林者』の資源採掘施設を襲撃し、採掘施設を破壊する事に成功するが、カテゴリーGの猛攻に遭う。
Episode2
『NEVEC』のファーストディセンツが、『轟族』が開発中の秘密兵器の正体を探るため、住人同士の争乱が発生したセントラルシティに潜入、作戦の変更により秘密兵器への破壊工作を開始した。しかし、招かざる客『エイクリッドX(仮)』の乱入で事態は混乱して行く。
Episode3
『暗人』の救いの無い物語。セントラルシティからT-ENGの奪取に成功したが、投入兵力の半分と引き換えに入手できたのは、組織全体の4日分と言うわずかな量であった。そのわずかな量のT-ENGに引き寄せられた巨大エイクリッド・アカメが『暗人』を襲う。
Episode4
『NEVEC』の海上基地に、『オールドワン』と呼ばれる集団が潜入する。現在、『NEVEC』は『ネクストワン』と呼ばれる勢力に牛耳られていた。彼らのやり方に反発した勢力は『オールドワン』と呼ばれており、『ネクストワン』と抗争を続けていた。
Episode5
デカイ獲物を探して砂漠を移動する『ノマド』達。彼らの眼前に、巨大な獲物が現れた。
Episode6
「カテゴリーG」すら超える超巨大エイクリッド『オーバーGエイクリッド』の存在を察知した『オールドワン』は、惑星「EDN-3rd」を滅亡の危機から救う為に最後の戦いを挑む。
雪賊(ゆきぞく)
『EDN-3rd』に入植した人々の総称。今作では次の集団が登場する。
- 傭族・・・・・・傭兵などを生業とする集団。規模は比較的大きく、多数の飛行VS「オスプレイ」を所持する。
- 林者・・・・・・ジャングルを拠点としている集団。T-ENGを採掘する施設を所有し、近年勢力を拡大させている。
- 轟族・・・・・・雪賊の中では最大の勢力を持つ。セントラルシティと呼ばれる都市を形成しており、高い軍事力を持つ。実は『NEVEC』の傘下にあり、彼らからの恩恵を受けている。
- NEVEC・・・・・・前作にも登場した民間軍事企業。今作では『ネクストワン』と呼ばれる主流派と、『オールドワン』と呼ばれる勢力に別れて抗争している。
- 暗人・・・・・・勢力が衰えた雪賊の総称。とにかく運が悪く、様々な災難に見舞われる。
- ノマド・・・・・デカイ獲物を探して砂漠を放浪するヒャッハーな人々。統率はあまりとれていないが、機動力はある。
- 麗隊(うららたい)・・・・・・女性キャラの集団。各勢力の女性版コスチュームを身に着けている。
関連動画
公式トレーラー/CM
ロマン溢れる合体ロボに合体攻撃も
コラボ企画
XBOX360版はGoWのマーカス&ドムが、PS3ではkillzone2のヘルガスト兵とモンスターハンターのレウス装備者が使用可能。
公式大会
プレイ動画
トレーニング
トレーニングと言いつつ実際は……
MAD
麗隊は俺の嫁……そう思っていた時期もありました。LPMADシリーズも参照
関連商品
関連項目
外部リンク
- 2
- 0pt