ロッククライミング単語

ロッククライミング

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ロッククライミングとは、岩壁を登ることである。

概要

簡単に言えば岩登りであるが、実際に登るのは容易ではない。
ザイルやヘルメット、ハーケンやカラビナなどの登攀用具を使用するクライミングの名所として
日本では北アルプスの穂高連峰にある屏風岩が有名である。
海外ではヨーロッパ・アルプスのグランドジョラス、マッターホルン、
アイガーが三大北壁として知られ、
特にアイガー北壁は過去に多くの死者を出したことから「死の壁」とも呼ばれる。
アメリカではヨセミテ渓谷にある高さ1,095mにも及ぶ巨大な一枚岩、
エルキャピタンがロッククライミングの聖地としてクライマーたちを引き付けている。
これらの岩壁を登るにはいずれも高度な技術や体力が必要だが、
より高くより困難な登攀に挑戦するのがロッククライマーであり、山男なのである。

更にロッククライミングには様々な種類があり、岩登り用の道具を使って登るのがエイドクライミング、
自分の手足だけで岩壁を登るのがフリークライミング、フリークライミングで大きな岩を登るのが
ボルダリングである。最近は初心者でも室内でボルダリング楽しめるジムが多く出現している。
また、人工的に造った壁を登るスポーツクライミングは2020年の東京オリンピックの正式種目
でもあるので、新しいスポーツとして注目されている。