ロックマンX2単語

ロックマンエックスツー
1.1万文字の記事
  • 6
  • 0pt
掲示板へ

ロックマンX2とは、カプコンアクションゲームロックマンXシリーズの第2作である。サブタイトルバーサス カウンターハンター』。

1994年12月16日発売、ハードSFC

前作:ロックマンX
次作:ロックマンX3

概要

前作「ロックマンX」の重厚な世界観を受け継いだ第2作

以降では恒例と化した「オープニングステージでの巨大ボス」であるが、今作が初である。(前作はオープニングステージはあったがボスVAVAでありしかも負け戦闘であった)

8体のボスを倒し特殊武器を入手して強化していくというロックマンシリーズ共通の流れに加えてエックス自身のパーツを手に入れる事で強化するエックスシリーズ独自のシステムがあるが、今作でも引き続き登場している。
前作ではフットパーツであったダッシュが基本となり、ゲーム開始直後から使用出来る。(フットパーツにはさらに別のが割り当てられた。後述。) 
また、8ステージをすべてクリアするまでにカウンターハンター3人組を倒してゼロパーツをすべて取り戻すか、それとも倒さずに進めるかをプレイヤー自身が選択する要素が出てきたため、「ゲーム攻略一本道化」を防ぎ、より自由度の高いプレーができるようになった。こちらも詳細は後述。

長らくリメイク作品・PC版などは存在せずケータイアプリ移植版(フィーチャーフォン限定のため、スマホユーザープレイすることはできない)のみであったが、2019年に発売された「ロックマンⅩ アニバーサリー コレクション」に収録され、他の過去作もまとめて遊ぶことができるようになった。

ちなみにX2のBGMは1~6までをまとめた限定品のサントラに収録されており、カプコン通販サイトなどで購入する事ができる。ただし、フレイム・スタッガーのBGMの冒頭部分が途切れて収録されているという問題点が存在する。

ストーリー

エックスの活躍によりシグマが撃破され、一旦は減少したかに見えたイレギュラーであったが、シグマの死から半年ほど経って再びイレギュラーの増加の傾向が見られるようになってきた。

減らないイレギュラーに疑問を感じたイレギュラーハンターイレギュラーの残骸を回収し詳細な調を試みるが、なんとそのイレギュラーは「イレギュラー化するチップ」を埋め込まれ人為的に作られたイレギュラーであった事が判明する。さらに、そのイレギュラーチップには死んだはずのシグマのエンブレムが刻まれていた。

更なる調の結果イレギュラーの製造を行っている工場を突き止めたイレギュラーハンター工場ハンターを差し向けるが…。

登場人物

エックス
前作から引き続いての主人公。今作ではフットパーツなしでもダッシュが最初から使用可になっている。
シグマの乱を鎮圧した功績を認められ、またシグマが倒されたことで隊長の座が不在となったため、特A級へと昇格すると共に第17精鋭部隊隊長に就任している。
ゼロ
前作終盤にて自爆した、エックス友であり先輩でもある特A級ハンター
ボディは大破してしまったが、頭チップ奇跡的に傷であったためハンター部にて保管されている。が、ボディの修復はレプリロイドの生みのケイン博士の技術を持ってしても不可能であるらしく、復活のメドがたっていない。
ゲーム序~中盤に現れるカウンターハンター3人に勝利出来るか否かで、ストーリーのうちゼロにまつわる部分が変化する。修復され頭チップだけが入っていないゼロのボディを、頭・上半身・下半身の3つに分割して3人がそれぞれ所持しており、勝つと持っているパーツを手に入れる事が出来る。
パーツを1つ以上取り逃した状態で8ボスを全て倒すと、手に入れていたパーツが全てカウンターハンターに奪い返されて苦労がの泡となる。そして最終ステージシグマゼロ復活させ、ボス戦としてゼロ本人と戦うことになる。
パーツを3つとも手に入れた状態で8ボスを全て倒した場合はカウンターハンターによる強奪が起きないため、最終ステージではシグマカラーリングの違うゼロのデッドコピーを連れてくる。コピーなのでゼロに近いを持つ…かと思いきや、ちょうどその時駆けつけたゼロ本人の手によって殺されてしまう。実質的に、カウンターハンター全員倒しパーツを全て集めておくと最終ステージボス連戦が1つ免除される事になる。
エックスがアームパーツを手に入れてようやく実現したダブルチャージを標準で備えている上にを飛ばせるビームサーベルを所持し、地面に拳を叩きつけ大穴を開けたり破片を巻き上げて上に攻撃出来るほどの腕、そして衝撃波を腕のガードだけで防ぎきる装甲などとんでもないスペックを持つ。弱点はいが、強いて言えば足元がお留守になるガードポーズの隙間を突けるラッシングバーナーが有効か。
ケイン博士
レプリロイドの生みのとも言われる、ロボット工学の権威。
イレギュラーハンター組織の創設者でもあり、今回は部からエックス示を出す事もある。

小悪魔 ワイヤー・ヘチマール (WIRE SPONGE)
ヘチマモデルとしたレプリロイドで、シグマの作。気コントロールセンターを制圧…していたのだが、本人はCPUの欠陥のため子供のように邪気な性格であり、ただの遊び場と化していた。
弱点武器ソニックスライサー。植物であるために切断系の攻撃に弱いという事なのだろうか。実際、通常弾のソニックスライサーでトドメを刺すとっ二つになる演出が入る。
ボンボン漫画でも同様の邪気なレプリロイドとして描かれていたが、最終的に破壊には至らず、ケイン博士CPUの欠陥を善してもらう事で正常な思考を手に入れ、シグマと決別すると共に和解し、最後まで生存した。
堕天使 メタモル・モスミーノス (MORPH MOTH)
モデルとしたレプリロイドシグマによる作。スクラップを吸収して形態変化するを持っており、その関係からスクラップ工場を占領してイレギュラーの製造に携わっていた。
登場時はではなくミノムシのような姿をしており天井からぶら下がっているが、残りライフが12を切るかある程度時間が経過すると突然引っ込んで脱皮し天井も壊され、の姿へと変態を舞いながら戦う。
弱点武器はラッシングバーナー。「ゴミ」繋がりなのか、盛大に燃える。
ヒートナックチャンピオン フレイム・スタッガー (FLAME STAG)
シカモデルにしたレプリロイドで、体の各所から炎を噴出させている。シカに当たる部分も炎で出来ている。
元第17精鋭部隊所属の特A級ハンターで、チャンピオン異名を持つほど戦闘に優れた優秀なハンターであった。シグマの反乱に参加したのは実は半年前のシグマの反乱(前作)の時であったが、その時はエックスと対峙する事がいままに反乱が終了したため姿を隠していた。
弱点武器バブルスプラッシュ。当てられると体の炎が消えてしまうため、純に痛いらしい。
ボンボン漫画では、特A級と言うランクにかけてB級だったエックスを何かに付けて見下す傲慢キャラとして描かれていた。反乱に参加した理由もシグマ々ではなく、ハンター時代にトラブルからエックスと勝負する事になるも返り討ちにあってしまい、「B級に負けた」と言うプライドの傷のためにエックスを付け狙っていた。
アサシン マグネ・ヒャクレッガー (MAGNA CENTIPEDE)
ムカデモデルとしたレプリロイドで、元第0特殊部隊所属の特A級ハンター。自身の意志で反乱に参加したのではなく、任務中に拉致され改造を受けた結果である。情報センターを制圧し、そこの巨大コンピュータから各地にウィルスを流す作戦を行っていた。
忍者のような特技を持ち、天井り付いて逆さに立ったり、手裏剣を投げたりする。また尻尾の先の針に刺されるとウィルスを流し込まれ、プログラムを消去されてしまう。ゲーム中では実際に、ウィルスを食らうとダッシュ等の特殊動作が封印されてしまう。(後述の漫画のような、バスターなどの基本機まで封印されてしまう事はい)
弱点武器スクラップシュート。一度でも当てると尻尾が破壊され取れてしまうので、ウィルス攻撃の他、尻尾を分離させて飛ばす攻撃などを一切してこなくなるので非常に楽。
ステージ中もブロックに押し潰されて即死したり、中ボスが2体も待ち受けていたりと難易度が高い。警備用のサーチライトは極避けて進む事を推奨。
ボンボン漫画では特にキャラ付けなどはされていないが、制圧された情報センターマザーコンピュータウィルスに侵食されきってしまう前にエックスコンタクトを取り、エックスがそれを助けに行くというストーリーが立てられている。戦闘ではウィルス攻撃を繰り返し受け、ダッシュだけでなくバスターなどの基本機まで封印されてしまうに至るが、戦闘によって破損したからむき出しになった回路を使い、マザーコンピュータエックスの意表を突いた連携攻撃により、自身が流したウィルスを逆に流し込まれ、人格を含めた全てのプログラムを消去されて死んだ。
漫画版の詳細は、復刊版の購入をおススメする。
砂原 ソニック・オストリーグ (OVERDRIVE OSTRICH)
ダチョウモデルとしたレプリロイドダチョウを飛べないが、オストリーグは飛行を持っている(いた)。
元第7部隊所属の特A級ハンターだったが、事故によって飛行を失い、半ば自棄になりハンターを脱隊していたが、後にシグマをかけられて反乱に参加する。そのためシグマに恩義を感じており、反乱の一環として砂漠ミサイル基地を占領している。
弱点武器クリスタルハンターダッシュで一撃破壊とまでは行かないものの、当てると雑魚同様に凍ってしまう。
ボンボン漫画では同僚であった前作の8ボスの1人、ストーム・イーグリード友として描かれ、事故で飛行を失っていたところにシグマをかけられ反乱に参加したというエピソードはあるものの、エックスとの対決自体はシグマへの恩義よりもイーグリードを破壊したエックスへの個人的な恨と言う描写が強かった。しかし、イーグリードが自分の意志をエックスに託して死んだ事を戦いの中で理解し、またオストリーグ自身にも知らされていなかったミサイル計画によりシグマ使い捨てられた事を知ってシグマと決別し心するが、命を賭してミサイルを止めようとするエックスに代わり、封印していた飛行物理的な故障ではなくトラウマ的なものだったらしい)を開放し、ミサイル特攻して散った。
深海の切り裂き魔 バブリー・クラブロス (BUBBLE CRAB)
カニモデルとしたレプリロイドで、当然ながら水中での活動を得意とする。カニさながらに肩からジェット噴射によるハサミを形成する事が出来る。製作されたイレギュラーではなく、ハンター第6艦隊に所属していた元特A級ハンター。極度の守銭奴で、イレギュラーハンターを裏切ってシグマに味方したのも「かりそうだったから」らしい。泡のバリア厄介だがハサミを形成する際に自ら破る。エックスが頭上に来ると行動を中断しハサミを出して飛び上がるパターンを持つので、パターンに嵌める事もできる。
弱点武器はスピンホイール。ノコの前には泡によるバリアが役に立たない。
ボンボン漫画でも守銭奴であった。「いずれシグマさえで操ってみせるわ」としていたが…。
牙の重戦車 ホイール・アリゲイツ (WHEEL GATOR)
ワニモデルとしたレプリロイド。元第6艦隊の副隊長であり、元特A級ハンター二つ名の通り非常に暴な性格で、ハンター時代も度々問題を起こしては自身が追われる身になるなどしていた。今回のイレギュラーの反乱に乗じ、己の破壊願望を満たすためだけにハンターを裏切った。
弱点はストライクチェーン。何故チェーンが弱点なのかはいまいち不明。と言うか、弱点武器を使うと必ず仰け反り、エックスバスターの通常弾よりダメージが大きいのはいいのだが、AIパターンの関係で弱点武器を当てると必ず地面に潜ろうとするため、間断なく攻撃出来ないとかえってタイムロスを招きバスターで攻撃してた方が速かった、なんてことになる。
水晶魔術師 クリスター・マイマイン (CRYSTAL SNAIL)
カタツムリモデルとしたレプリロイドで、巨大な殻を背負っている。シグマの手によって製作されたイレギュラーであり、レプリロイドエネルギーとなる「エネルゲン水晶」の鉱山を占拠した。
後述の特殊武器と同様の攻撃を行ってくる他、殻の中に隠れて体当たりしてくる事もある。
弱点武器マグネットマイン。当てると電磁によってれ、殻が取れてしまう。殻が取れている間は殻に隠れる事が出来ず攻撃が当て放題だが、本人は必死に殻を取り戻そうとしてくる。なお取れている殻はダッシュでぶつかると弾き飛ばす事が出来、お手玉にしてマイマインが戻ろうとするのを邪魔出来る。
ボンボン漫画版においては、ステージ中ボスである「マグナクォーツ」に対して、異常とも言える執着を見せるキャラとして描かれていた。

カウンターハンター
イレギュラーハンターを狩る者」と名乗る3体のレプリロイドアジールサーゲスバイオレンの3体からなる。
既に彼らの手によって100体以上の優秀なイレギュラーハンターが破壊されている。
アジール (AGILE)
カウンターハンターの一人。長身の人レプリロイドで、丁寧な物で喋るのが特徴。手に持ったビームサーベルでの技に優れ、自身も相当に素い強敵。・・・なのだが、この人形態と戦うのは序~中盤でのイベントバトルのみ。
終盤ではアジールフライヤーと言う元の面が全くい別物(申し訳程度にアジールの顔が付いている以外何一つ関連性がい)として登場する。通称アジフライ。正直人の方がずっと強く、大抵のプレイヤーには楽勝で倒される。加えてアジールフライヤー戦の直前で昇龍拳が手に入るため、余計に殺されている。アジール(´;ω;`)カワイソス
弱点はマグネットマイン。が、人の時はともかく、アジールフライヤーになるとあまり関係がくなる。バスターより当てやすいのは確かだがそれ以前の問題。
サーゲス (SERGES)
カウンターハンターの一人。老人の姿をしたレプリロイド
本人の戦闘は高くなく、戦うときは何かしら乗り物に乗る。特筆すべきはその頭であり、ケイン博士にも不可能であったゼロのボディの修復はサーゲスが行った。その姿やゼロのボディの修復を可にする技術、そして本人の今わの際の台詞から、ある科学者との関連性が疑われるが…?
弱点はソニックスライサー。っ二つになったりはしない。
バイオレン (VIOLEN)
カウンターハンターの一人。デブの巨
背中から伸びた鎖に繋がっているトゲ付き鉄球をとにかく振り回すパワー馬鹿であるが、再登場時には中に足場を出現させるなどの小技を覚えており、中々に嫌らしい。
弱点はバブルスプラッシュ。鉄球攻撃は往々にして至近距離がお留守になるため、バブルスプラッシュのチャージショットを身にまとって横に立っているだけで勝てる事が多い。
シグマ
元・イレギュラーハンター第17精鋭部隊隊長のレプリロイド。前作にて自身がイレギュラー化して反乱を起こしたが、エックス敗北し破壊されている。
…はずであったが、各地のイレギュラーからシグマのエンブレムが見つかっており、関与を疑われている。

特殊武器・パーツ 

アームパーツ
特殊武器のチャージショットが可になる他、両手にエネルギーをチャージし、チャージショットを2連発する事が出来るようになる。チャージの限界が2段階(片方のみフルチャージまでだったのが、左手フルチャージ+右手半チャージ→両手フルチャージと言う2段階増える)拡されるためチャージに要する時間が短くなったりしているわけではいが、チャージをしながら隙を待つ戦い方には非常に有効。
さらに二段階は相手の無敵時間無視できる。フルチャージ全弾ヒット(一段が2、二段が4)で、
ライフを6メモリ削ることが可
ちなみにチャージ一段→二段という流れなので、どうしてもモーションによるラグが発生する。
これを防ぐ方法として『を降りながら撃つ』というテクニックがあり、うまくできるとちょっと気持ち良い。

ダメージ覚悟ならば、一段→二段の『→』の時にダメージを受けることでも可
感じとしては、一段はっしゃ後にダメージを受けつつYボタンを押しっぱなしにする。
この時、二段のチャージが溜まっているにも関わらず再チャージが始まるのだ。
の段階までならモーションしだが、までチャージしてしまうと普通ダブルチャージに戻る。
フットパーツ
中でダッシュが出来るようになる(エアダッシュ)。エアダッシュダッシュジャンプと併用する事は出来ないため、ノーマルジャンプで飛んでエアダッシュをするか、ダッシュジャンプで飛ぶのみかのどちらかになる。
前作にあった、蹴りでブロックを壊すい。(そういうブロックい)
ボディパーツ
ダメージを軽減する効果の他、受けたダメージを蓄積し一気に放出する技「ギガクラッシュ」が使用出来るようになる。
特殊武器扱いであり武器エネルギーがあるが、1発で全てエネルギーを使うため、エネルギー満タンまで回復させないと撃てない。また、特殊武器ではあるが武器エネルギーを取っても回復しないため、「ダメージを受ける」以外では武器エネルギーを溜められないの手的存在。
(と思われがちだが、実はマグネットマイン(後述)のチャージでも回復
ヘッドパーツ
画面内に隠しアイテムや隠し通路の類があると教えてくれる「アイテムレーサー」を使用出来るようになる。
特殊武器扱いであり武器エネルギーがあるが、制限に使える機であるため何回使ってもエネルギーは減らない。
前作にあった、頭突きブロックを壊すい。(そういうブロックい)
パーツの複合
アームパーツとフットパーツを集めると、梯子の昇降速度が2倍に加速。ボディパーツヘッドパーツを集めると、特殊武器の消費エネルギーを半分に抑えられる。

ストライクチェーン
バスター口から鎖を射出する。射程は短いが、これで敵に止めを刺すとアイテムを落としやすいという特徴がある。
また、アイテムに当てるとそのアイテムエックスの前まで引き寄せ、に当てるとエックスまで引き寄せるという、某アドベンチャーゲームフックショットのような利用も可。こののためにTAS動画RTAでは最もよく使われる武器となっており、実際に極めるとエアダッシュなしでアームパーツを回収できるのみならず無限の可能性を引き出す。
チャージするとスピードと射程の伸びた鎖を射出する。敵を貫通して伸びていき、この時に敵を倒すと必ず特殊武器回復(大)を落とす。こちらもに撃つとエックスを引き寄せるので長距離を飛ぶ事も可
スクラップシュート
スクラップを射出する。射出されたスクラップはびよんと飛んで少し前に落下するが、敵や地形に着弾時に弾け飛んで斜め4方向に飛び散る。飛散したかけらは地形を貫通して飛んでいく。ステージによってはくずの代わりに利やクリスタルや落ち葉を撃ち出し、威も変化するのみならず弾の特性も変わる。
チャージすると周辺からスクラップ等を引き寄せてエックスのボディよりも大きい巨大な塊を作り上げ発射(塊スタンバイ中にダメージを受けても発射する)、塊は着弾すると8方向に爆発四散する。こちらも使うステージによって引き寄せるものが異なる場合がある。また、特定部屋ではスクラップではなく回復アイテムを大量に集めるので、ゲームを再開した直後でもサブタンクのチャージがすぐ了できる。
ラッシングバーナー
炎の塊を射出する。弾速と威に優れる使いやすい武器だが、炎である性質上、水中では威も当り判定も小さくなる。地上で撃った場合、弾跡を残り火が辿る。この残り火にも攻撃判定があるので足元の敵を片付けるのにも役立つ。
チャージした場合はエックス自らが炎に包まれ、横方向に向けて突進する。それなりの距離を移動できる上、中でもエアダッシュを行ったかどうかに関係なく出せるうえにエアダッシュ後に発射後はなんともう一度エアダッシュが使えるため、移動手段としても使える。他の特殊武器タメ撃ちとべると攻撃は低いが、この武器を弱点とするモスミーノス相手にこれを当てると6ダメージという極大ダメージ叩き込む。水中では炎が出ないので攻撃には使えないが、移動は出来る。
マグネットマイン
ゆっくりと進んでいく爆雷を射出する。射出した爆雷十字キーの上下で軌を操作する事が出来、地形に当たるとその場にくっつくため設置技としても使える。爆発は多段ヒットするので見たよりも威は高い。
チャージすると小ブラックホールのようなものを射出する。上下に操作出来る点は同じだが、横へのスピードが遅い代わりに上下の移動スピードが速く、(当然だが)地形にくっつく事はいという違いがある。また、敵が射出した弾を吸い込んで消してしまうほか、弾を吸い込み続けると大化する効果もある。
なおチャージ攻撃はダメージごとに1メモリギガアタックのゲージ回復することができる。滅多に使うこともないので頭の片隅にでも置いておこう。
ソニックスライサー
ブーメランを射出する。ブーメランに当たるとやや上向きに跳ね返る性質を持ち、何度か跳ね返ると消えるので縦を上に登っていくステージでは対武器として役立つ。
チャージすると5つの大きめのブーメランを上に向けて射出し、のように降らす広範囲攻撃になる。敵の下から撃つと5発同時に命中するのでもの凄いダメージ叩き込むという用法もあり、攻撃範囲も威も申し分ないのだが、通常版のスライサーが画面内に残っている時にタメ撃ちを撃つと不発で終わってしまうのが玉に傷。
バブルスプラッシュ
泡を射出する。1発1発の威は低いものの多量に射出し連続ヒットするため総合的な威は高い。水中では浮が加わるため軌が上向きに変わる。
チャージするとエックス自身が泡を身にうようになり、周囲に攻撃判定が出続ける。一度チャージを撃つとメニューを開いての武器変更しかできなくなり、武器変更をするまでずっとエネルギーを消費し続ける。この状態でも水中では浮がかかり、エックスジャンプが飛躍的に伸びる
スピンホイール
自ら転がって進む、丸いノコエネルギー弾を撃ち出す。基本的に坦な地面のみを走り、小さい段差なら自で飛び越えていくが、一定距離を進むと消える。敵に攻撃したり、段差をえたりするとその分勢いが弱くなり、進む距離が短くなる。連続で高ダメージを与える強武器だが、連射ができないので発射中は次のホイールが撃てない点に注意。一部のブロックを壊すを持つので、アイテムを素く回収したいならめに入手するのが望ましい。
チャージするとノコを8方向に分裂させて飛ばす。こちらもブロックを壊すがあり、しかも貫通する。
クリスタルハンター
ゲル状(?)の水晶を飛ばし、敵に触れると固形化して水晶に閉じ込める。固まった水晶は足場として利用出来る他、ダッシュで体当たりすると中の敵ごと破壊出来る。この方法で倒した敵は必ず武器エネルギーアイテムを落とす。効かない敵には意味のない死に武器だが、通用する敵ならば一撃で化もしくは撃破できる。クリスタルにした敵を踏み台にしてトゲの上を渡る場合は、敵の上に着地しないと足場になった敵が粉砕されてそのままトゲの上に着地…というトラブルもあり得るので注意。
チャージすると、攻撃判定はいものの、時間の流れを遅くしてゲーム全体をスローに出来る。敵だけではなくエックス自身もスローになるため相対的なスピードアップをする技にはならず、純に慎重な行動が出来るようになるだけである。カウンターハンターステージ2のトゲと火炎放射を避けて登るリフト地帯など、回避が難しいを確実に避ける時に使うのが難か。

昇龍拳 

隠し要素として、同社の格闘ゲーム「ストリートファイター」シリーズの技、昇龍拳が存在する。

ライフアップサブタンクエックスパーツを全て入手した上で(ゼロパーツはどちらでも良い)、カウンターハンターステージ3の隠し部屋ライフ満タンの状態で入ると5つめのパワーアップパーツカプセルが出現する。
これに入ると新たなアームパーツ(見たは変わらない。それまでのアームパーツの機も失われない)を装着し、以降ライフ満タンの状態で武器エックスバスターにして地上で「→↓↘ฺ+攻撃ボタン(右向き時)」と言う元ネタの通りのコマンドを入するとエックス昇龍拳を繰り出す。
この昇龍拳パーツを入手した後にパスワードを取っても保存は出来ない。

昇龍拳を繰り出したエックスの炎の拳の部分に、敵の無敵時間無視して多段ヒットする攻撃判定が発生しているので、しっかり当てればボスどころかライフが64あるラスボスシグマウイルスすらも一撃で破壊するを持つ(逆に言えば、かすらせただけでは倒しきれない事もある)。しかも着地するまで無敵という強な技だが、着地するまで無敵の代わりに動く事も出来ないため、昇龍拳を出したはいいが針の上に着地したりの中に落下したりしないようにしよう。 
なおカウンターハンターステージ4での8ボス再戦時しか見られないが、クリスター・マイマインにマグネットマインを当てて殻が分離した間に昇龍拳を当てるとマイマインの殻が消滅するというバグ技がある。体だけになったマイマインが消えてしまった殻を必死に取り戻そうと戦闘を放棄してジタバタする姿は笑いとを誘う。

ちなみに前作では「波動拳」が登場しているが、前作と違って技のボイスは入っていないし、カプセルの立体映像ライト博士着を着ていたりはしない。
また余談になるが後年発売のX4でもライジングファイアのタメ撃ちを繰り出すと昇龍拳のようなアクションで攻撃したり、X8ではアルティメットアーマーを装備したエックスのみならずゼロもKナックルを装備することで昇龍拳を撃てるようになった。

関連動画

関連商品

関連項目

【スポンサーリンク】

  • 6
  • 0pt
記事編集 編集履歴を閲覧

この記事の掲示板に最近描かれたお絵カキコ

お絵カキコがありません

この記事の掲示板に最近投稿されたピコカキコ

ロックマンX2

153 ななしのよっしん
2022/01/19(水) 17:05:14 ID: wqK2kE+W/c
マイマイステージは多分バグ込みだろうけど
思ったよりまでライドアーマーに乗っていけるのね…
さすがに4や8みたいにボス部屋までは持ってはいけないが
👍
高評価
0
👎
低評価
0
154 ななしのよっしん
2022/06/04(土) 18:55:10 ID: 7CaSDR6ftF
マイマイステージのあの大量の氷ブロックの配置と、中ボス(マグナクォーツ)の特性(ライドアーマーで溜めの回転ドリル動作をすると連続ダメージを与えて殺できる)はどう考えてもうまく氷を残しながら壊して中ボス部屋までライドアーマーを持っていけという狙った仕様
👍
高評価
0
👎
低評価
0
155 ななしのよっしん
2022/10/12(水) 20:09:16 ID: auoCR5A4rw
カウンターハンターシンプルに戦って盛り上がる以外にも大人になってからまた遊ぶと感じ方も変わるな
発売当時は小学生だったからイレギュラーハンターの対抗勢程度に考えてたけど、カウンターハンターって一言でいえば「マフィアお抱えの、警察専門の用心棒」「テロリストに雇われる対テロ特殊部隊返り討ちにする専門の殺し屋」って事だろ、ヲタクくんが好きなやつだよ
👍
高評価
0
👎
低評価
0
156 ななしのよっしん
2022/10/28(金) 17:08:27 ID: 7CaSDR6ftF
👍
高評価
0
👎
低評価
0
157 ななしのよっしん
2023/01/25(水) 19:32:49 ID: auoCR5A4rw
ドップラー「歴代キャラエックスに戦いを挑むオールスター企画Xチャレンジに」
ダブル「出番がなかったネームドおじさんがいるらしいデシよ先輩方?」
ダイナモ「ねえねえどんな気持ち?」
ゲイト「ねえどんな気持ち?」
👍
高評価
0
👎
低評価
0
158 ななしのよっしん
2023/04/13(木) 23:17:37 ID: d62BuPJHi2
テクニックさえあればステージ一巡するだけで全アイテムうの好き
👍
高評価
0
👎
低評価
0
159 ななしのよっしん
2023/06/10(土) 17:36:31 ID: XdEF5z+RGA
クラブロスタンクの取り方だけど
泡チャージ:もう一度ステージ入り直すのが面倒
斜面ジャンプ:ほぼジャンプギリギリの高さなのと、面飛びミスするとイラッと来る
結局ダブルチャージ二段ジャンプがど安定になった
👍
高評価
0
👎
低評価
0
160 ななしのよっしん
2024/01/28(日) 13:41:41 ID: y4jokdy4WB
イレギュラーポジションのレプリロイドの中で人間の連中は瞳のない(しかも白目にあたる部分の色が以外の色)をしてるのが多い
そしてエックスゼロみたいな瞳のあるレプリロイドは大抵味方
ドップラーも「おれはしょうきにもどった!かと思ったら最期は本当に戻ってたしな
ヴァジュリーラFFマンダレーラBBは最初は普通なのに戦闘時にが血走ってたり(漫画版ヴァジュリーラ)くなったり(ゲームマンダレーラ)してたり、そもそも生け捕り命無視してる辺り、表向きが警備レプリロイド本質イレギュラーだったってことの暗喩なんだろうか…
👍
高評価
0
👎
低評価
0
161 ななしのよっしん
2024/01/29(月) 19:12:47 ID: DF56YdDEa+
👍
高評価
1
👎
低評価
0
162 ななしのよっしん
2024/02/12(月) 20:34:26 ID: y4jokdy4WB
メインステージがいずれも作品の世界観をよく表現できてて好印だったな
ミサイル基地や陸上空母を止めようとカチコミしたり、エネルゲン水晶(レプリロイドエネルギーになる鉱石)採掘場を奪還しに行ったり、スクラップ棄場(レプリロイドメカニロイドにとっては死体が散らばりゾンビがうろつく場所)を探索しなきゃいけなかったり
👍
高評価
1
👎
低評価
0