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ロック・ザ・ベイビー(Rock the Baby)とは、「赤ん坊をゆりかごで揺らす」という意味の英語。
本記事では、1.および2.について解説する。
概要
日本での名前は「ブランコ」。英語名に準じるハイパーヨーヨーでも、このトリックだけは日本語名が使われた。
スリープ状態から、ストリングで三角形を作り、その中でヨーヨーを縦に揺らすトリック。
戦前から存在する基本トリックの一つ。
見た目のわかりやすさから、ヨーヨーのスティル写真ではこのトリックをしている様子がしばしば使われる。コカコーラヨーヨーでは、「チャンピオン」や子供達がそろってブランコしているポスターが使われ、第1期ハイパーヨーヨーではロゴマークの一つがブランコを図案化したものだった。
他の「図形の中でヨーヨーを揺らす」トリックと共にトリックジャンルをなす。
現在ではしばしばピクチャートリックと同一視されるため、大百科ではピクチャートリックの下位分類とする。
現在では、ヨーヨーがマウントを伴わないため、加点要素にならない。
バリエーション
ディジー・ベイビー
ブランコの形から、ヨーヨーを「ピンホイール」のように周回させる。
周回させたまま三角形を左右にずらし、外側で周回させるバリエーションもある。
トラピーズ・ロック・ザ・ベイビー
トラピーズを行い、ヨーヨーをストリングに乗せたまま輪の部分で三角形を作り、「ロック・ザ・ベイビー」の形にする。
ヨーヨーのマウントを伴うため一応加点要素になるが、加点は出来た瞬間のみであることに注意(揺らしている間は無得点)。
スパイダーベイビー
「トウキョウタワー」を逆さにした形から「ロック・ザ・ベイビー」を作り、蜘蛛の巣のような形にしたもの。ネット上では『燃えろ!スピナー』のコラ画像で有名。
ネック・ラップ・ロック・ザ・ベイビー
三角形の底辺をフリーハンドではなく、自分の首に代えたバージョン。
そのまま仰向けになってブランコを行う。
ツーハンド・ロック・ザ・ベイビー
ダブルハンドで行うロック・ザ・ベイビー。三角形の中で2個のヨーヨーが揺れる。
一見意味不明だが、一方のヨーヨーはストリングを短くまとめ、もう一方のストリングで三角形を作る。
考案者はデイル・オリバーで、これこそが史上初のAAA(ツーハンドストリングトリック)である。
その後、荒牧淳が「ディジー・ベイビー」が出来るように改良している。
CWロック・ザ・ベイビー
カウンターウェイト版。
ヨーヨーと一緒にカウンターウェイトでもブランコを行う。
ヨーヨー以外
ヨーヨー以外のスキルトイにも存在するトリックである。
いずれも、「揺らす」という点では共通する。
ジターリング
リングの傾きを変え、ビーズの進行方向を逆向きにするトリック。
スピントップ
トップをワイヤーウォーカー状態にし、ストリングで三角形を作る。
ヨーヨーと異なり、トップが歳差運動を行っているため、揺らすのは容易ではない。
ディアボロ
「ロック・ザ・クレイドル」という名称。
ストリングで三角形を作り、ディアボロを横に揺らす。
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関連項目
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