ロマヘタとは、Webコミック『Axis Powers ヘタリア』のキャラクターを使用したパロディの一種として、RPGツクールXPで制作されたゲームである。
ロマヘタはもともとはロマンシング・ヘタレとタイトルに表記されていたのを、ヘタリアパロディであることを分かりやすくするため【ヘタリア寸劇】という言葉をつけたときに略したもので、つまりロマンシング・サガというRPGシリーズの題名をもじったものと思われる。
また、各キャラクター名には国名ではなく、検索避けのために使用される人名が使われているが、これはキャラクター同士で戦闘を行なうことに対して作者が配慮したためである。
しかし、本作のストーリーは、史実などとは全く無関係のオリジナルであり、(ファンタジーRPGなどでよくある)いわゆる王道的展開で、特に一般向けでない内容という訳ではないため、一般向けタグで公開されていた。
2009年11月13日から、第一話以外の動画は非表示となった。
2010年2月24日に作者マイリストにて打ち切りが発表された。
2010年3月3日に全ての動画が削除された。
※ロマヘタ三次創作などの派生動画に関しては、ロマヘタ派生動画リンクの記事を参照。
概要
ロマヘタは、いわく「ツクールを初めて買ったうp主が、練習のために作ってみた駄作」「つまり、黒歴史決定になるものを堂々とニコニコ動画に上げてしまおうと言う訳ですね。」ということで作成されている。(ロマヘタ1より引用)
そのためか、本作は、AxisPowersヘタリアのパロディでもあるが、ゲーム系パロディの側面が非常に強い。
よって、RPGをプレイしたことがあまりないor全くない人は、ストーリー展開は理解できても、戦闘システムや連携の仕組みなども動画視聴のみで全て把握するのは難しい。
そういう人は、ロマヘタ10前編の13:50~に各ステータスの説明や戦闘画面の見方などが分かりやすく説明されているため、そちらをまず視聴しておくと良いだろう。
内容は、題名の元ネタであるロマサガだけでなく、サガフロやFFなど、様々なRPGを元ネタにしたものと、AxisPowersヘタリア及びエスニックジョークなどを元ネタにしたものが、特に一貫性もなくアイテム名などに使用されており、非常にニコニコらしいカオスなものとなっている。
また、テストプレイも兼ねているようで、途中から戦闘システムが若干変更されたりしている。
(ロマヘタ3から、ターン制からアクティブタイムバトルに変更され、それに伴い連携技が導入された。この2つの違いについては後述)
ちなみに、プレイヤーキャラクターが新しく習得した技や、アイテムの説明などは必ず一度は表示させるなどの配慮がされているので、一時停止などを駆使して全て読むことをオススメしたい。
元ネタが分かる人は、くすりと笑えたり、そのゲームのプレイ当時を懐かしんだりすることができるであろう。
一般的なRPGにおける、ターン制とアクティブタイムバトル(ATB)の違い
ターン制の場合、戦闘に参加している全員が素早さの高い順に一回ずつ行動し、これを1つのターンとする。
つまり、戦闘中は、全員が同じ回数だけ行動を起こせる。
よって、行動内容決定→素早い順にそれぞれが行動(ここまでで1ターン)→行動内容決定→・・・という流れを戦闘終了まで繰り返す。
アクティブタイムバトル(ATB)の場合、戦闘に参加している者はそれぞれの素早さに応じて、次の行動を起こせるまでの時間が変わる。
つまり、素早ければ素早いほど、戦闘終了までの行動回数は増える。
プレイヤー側のキャラクターは、いつ行動が起こせるようになるかがATBゲージと呼ばれるもので分かるようになっているが、敵側にはそういったものはないので、戦闘しながら次の行動がいつか予測するしかない。
マナー動画(の跡地)
ロマヘタ関連、および一般の動画を視聴する際のマナーについての動画。
ロマヘタ本家打ち切りを受け、2010年3月13日をもって無期限非表示となった。
現在はロマヘタ派生動画コミュニティ限定で公開されている。
関連コミュニティ
関連項目
※ロマヘタ三次創作についての議論は、ロマヘタ派生動画リンクの大百科掲示板でお願いします。
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