~悪しき三柱神との戦いの語り~
まだ人間が、この世に生まれて間もないころ、悪しき三柱の神がいた。
デス、サルーイン、シェラハ。
兄のデスは死を司り、冥府の亡者を率いる、死者の王。
弟のサルーインは憎悪を司り、邪悪な魔物を支配する、破壊の王。
妹のシェラハは暗黒を司り、強力な魔力を誇る、闇の女王。
彼らは、恐ろしいモンスター達を率いて、神々と人間達に戦いを挑んだ。
激しい戦いだった。神々の王エロールはディステニィストーンを作り、英雄ミルザに与えた。
悪しき神々は敗れ、サルーインはディステニィストーンによって封じられた。
ミルザは命を落としたが、彼と宝石の物語は永遠に伝説となったのだ。
ロマンシング サガ -ミンストレルソング-は2005年4月21日にスクウェア・エニックスから発売されたPS2用RPGである。
ガラハドが禿げた。
力ずくで奪う!→吹雪→全滅。
殿下が棒読みになった。
「イクゾー」「コレガワカラナイ」
シフがツフになった。
「やるよ」
概要
サガシリーズ | |
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ロマンシングサガ ミンストレルソング |
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基本情報 | |
ジャンル | RPG |
対応機種 | PlayStation2 |
開発元 | スクウェア・エニックス |
発売元 | スクウェア・エニックス |
発売日 | 2005年4月21日 |
対象年齢 | CERO:A |
リマスター版 | |
対応機種 | PlayStation PlayStation5 Nintendo Switch PC(Steam) iOS/Android |
配信日 | 2022年12月1日 |
価格 | 5,830円(スマホ版は5,380円) |
対象年齢 | CERO:B |
ゲームソフトテンプレート |
1992年に発売されたロマンシング サ・ガのリメイクアレンジである。
ゲームシステムは閃きや陣形、連携などのこれまでのサガシリーズのシステムを取り込んだ新しいものとなっている。
リメイクについては賛否両論である。
ただ、近年のスクウェア・エニックスのリメイク作品の中では売り上げ・評価が高め。
2022年冬配信予定のリマスター版はグラフィック高解像度化に加え、UIの向上、バトルキャラクターの追加、強化されたボス敵との戦いといった新要素の追加などが発表されている。
システム
フリーシナリオ
アレンジ元となるロマンシングサガ(以下SFC版)で採用されているフリーシナリオは健在である。またイベントもSFC版のものはほぼそのまま残し、さらに追加されている。
主人公はSFC版と同じく8人の中から選択し、個別のオープニングイベントを終了した後、自由にイベントを選択していける。イベントの中には最低2回はクリアしないと出現しないものもある。
発生するイベントは進行度によって変化し、それに応じて新たなイベントが発生したりイベントの期限切れ(未決終了)といったことが起きる。進行度は戦闘回数により進んでいくため、より多くのイベントをこなすにはある程度順番を決めて行動しなければならない。
熟練度システム
他のサガシリーズ同様、キャラクターの成長は戦闘によってパラメータが上昇する熟練度システムを採用している。
スキルシステムとクラス
武器や術、マップアビリティのレベルは修練所でジュエルを支払い上げていくシステムとなっている。
また、対応したスキルレベルが一定以上になると認定可能になる「クラス」というシステムが存在。基本、上級、伝説の3つに大きく分かれており、上級は該当スキルレベルが2以上、伝説は3以上必要になる。
クラスには「クラス特性」というアビリティがあり、上手く活用することによって有利にイベントを進めることが可能。
クラス一覧
基本クラス
クラス名 | 対応スキル | クラス特性 |
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海賊 | 【疾風】 速度値が強化され、素早く行動できる |
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森の番人 |
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【精神統一】 BP消費を一定確率で軽減 |
薬草摘み |
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【薬草博士】 薬草の詳細が分かるようになる他、薬草サーチの成功率が上昇 |
バルハル戦士 | 【タフネス】 肉体系状態異常の解除が早くなる。 元はアンサガに登場したスキル |
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辺境警備兵 | 【早期警戒】 敵の先制をクラスレベルに応じた確率で回避できる |
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ゲッコの騎士 | 【要撃】 カウンターの発動率上昇 |
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シティシーフ | 【発見術】 宝箱を発見しやすくなる |
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鍛冶屋 | 【鋼の意思】 精神系状態異常の発生確率が低下。 元はアンサガに登場したスキル |
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開拓者 | 【立ち直り】 精神系状態異常の解除が早くなる。 元はアンサガに登場したスキル |
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修験者 |
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【ナチュラル】 肉体系状態異常の発生確率が低下。 元はアンサガに登場したスキル |
剣士 | 【猛撃】 アタックモード時に技の威力効果が上昇。 PS2版ではディフェンス・トリックモードでも効果が発動する |
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旅芸人 |
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【攪乱】 敵の連携が発動しにくくなる |
旅商 | 【交渉術】 より多くのモンスターと交渉可能 |
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細工師 | 【節約魂】 EP・LPの消費が軽減されるが、稀に不発になる |
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見習い騎士 | 【不屈】 戦闘不能時もBPを失わない |
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ごろつき | 【強奪】 戦闘勝利時に手に入る金が増加 南エスタミルの物乞いやごろつきに追跡されなくなる |
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預言者 | 【彗眼】 敵のモードを可視化出来る |
上級クラス
クラス名 | 対応スキル | クラス特性 |
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帝国海兵 | 【切り込み】 直後の攻撃が連携しやすくなる |
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帝国正騎士 | 【エース】 直前の攻撃に対する連携が発生しやすくなる |
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帝国学術士 | 【二術合成】 2つの術を合成できる |
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ハンター | 【狙い撃ち】 弓の命中率が上昇 |
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城塞騎士 | 【騎士道】 ディフレクトの成功率が上昇 |
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ウィザード | 【術奥義】 術の与ダメージが上昇 |
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ローザリア重装兵 | 【鉄壁】 攻撃被弾時の防御力が上昇。 自分と敵が両方ディフェンスモードの場合効果が上昇 |
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ローザリア軽騎兵 | 【遊撃】 トリックモードの速度値補正が強化される |
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ローザリア術法士 | 【三術合成】 3つの術を合成できる |
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エスタミル古流闘士 | 【秘技】 追加効果が発生しやすくなる |
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クジャラート闘士 | 【狙撃】 投射タイプの技の与ダメージが上昇 |
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赤魔導士 | 【術裏奥義】 闇術・邪術の与ダメージが上昇。 PS2版では事実上の死に特性 |
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アサシン | 【穏行】 一定確率で先制行動できる |
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武芸家 | 【武芸】 対応する武器のスキルを所有していると 無足、加撃、奥義が発生しやすくなる。 |
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竜人 | 【竜の息吹】 各モードの長所が強化されるが、 デメリットがより強大になる |
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トレジャーハンター | 【宝の嗅覚】 財宝発掘のレアアイテム入手確率が上がる |
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海神の使い | 【海神の加護】 マリーン専用クラス。 恩寵「海神の怒り」の発生確率が上昇 |
伝説のクラス
クラス特性はいずれも消費EP・LP消費軽減の「伝説」で固定。
クラス名 | 対応スキル |
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戦士 | |
聖戦士 | |
武闘家 | |
魔戦士 | |
僧侶 | |
シーフ | |
魔術師 | |
詩人 | |
占い師 |
技について
本作では技の使用には基本的にBPを使用する。BPは他のシリーズで言うところの技ポイントであるが、最大値まで回復した状態で戦闘が始まり、消費した分をアイテムや宿屋で回復する…と言った従来とは異なり、「最大値」「初期値」「ターン回復量」の3つがそれぞれ設定されている。初期値はあまり高くない場合が多いので、戦闘開始直後にいきなり強力な技をぶっ放す事は難しく、2~3ターン待ってBPが溜まってからでないと使えない。最大値と毎ターンの回復量は戦闘によって増加するが、初期値はキャラごとに固定である。
一部の強力な技は、BPに加えてさらにEPを消費する。EPは要するにその武器の耐久度であり、0になると武器が破壊され、武器の修理を行うまで使用できなくなる。武器の強化によって強度を上げる事が出来、強度を上げるとEPの消費量が下がる(強度を強化すると武器の攻撃力などが下がったりするため、強化の仕方は好みによる)。武器を使わない体術はEPの代わりにLPを消費し、また武器の中にもEPが存在せずLPを消費するようになっている武器がいくつか存在する。
特定の技では、「無足」「加撃」と言った追加効果が発動する事がある。
無足は突進技などのキャラクター自身の移動を伴う技に多く、通常よりも遥かに高スピードで移動して技を繰り出す。
加撃は文字通り追加攻撃を付け加えるもので、多段技に多い。
さらに一部の技ではこれらが同時に発動することもあり、同時に発動した場合は「奥義」となる。シリーズ定番の「乱れ雪月花」は今作ではある技の奥義である。
これらの他にも連携システムも導入されている。
連携はこちらのキャラクターが連続して攻撃を行う時、1度に攻撃を繰り出して効果UPを生み出す。この時連携の名前が、各キャラが繰り出す技名を(一定の法則に従って)そのまんま繋げただけのものであるため、ネタとしか思えない名前になる事もある。
また、「陣」と呼ばれる特別な連携が発動することもある。(後述)
ターン内の行動順を指定することも可能なため、上記のネタ名連携などを狙って出すことも可能。
体術
己の肉体を武器とするカテゴリ。武器枠を消費しないのは唯一無二の長所である。
ディフェンスモードの性能が非常に素晴らしく、シャインインパクト・サブミッションのデバフ、錬気のHP自動回復付与が特に優秀。中でもサブミッションは魔法盾及びカウンター貫通・加撃ありと単なるデバフ技にとどまらぬ活躍を見せてくれる。カウンターによりディフレクト不能武器の穴を補ってくれる点も評価点と言えるだろう。
どのモードにも高火力の技があり攻撃面での心配も少ないが、錬気掌の暴発だけはご愛敬。
細剣
器用さ依存の技を中心としたカテゴリ。アタック・トリックモードの技性能が特に優秀で、シナリオ攻略では八面六臂の活躍が期待できる。ジャミルの初期装備であり比較的安価で店売り最強のヴェルニーレイピアに改造可能なレイピア、火の術具である炎のロッドに世話になったプレイヤーは数知れず。
攻めに特化している分守りには適正クラスの顔ぶれも含めて不安が残り、リマスター版では海賊共々相対的に評価が落ちている。とはいえクラスを問わず変幻自在をノーコストで使用可能・電光石火の連携性の高さといった強みを否定する事は出来ず、適正クラスでなくとも選択肢として十分挙げられるのは優秀。
小型剣
適正クラス:細工師、帝国海兵、ローザリア軽騎兵、アサシン、シーフ、トレジャーハンター
細剣と習得技がかなり被っているが、入手性に難があり、細剣におけるレイピアや炎のロッドのような容易に確保でき実用性も高いものというのが殆どない。更にリマスター版で追加されたカルペ・ディエムを含め引継可能な術具が皆無というのもつらい。
総じて細剣に後れを取りがちなので、竜鱗の剣の耐性付与や適性クラスでの差別化が生命線となる。
長剣
適正クラス:辺境警備兵、剣士、旅芸人、城塞騎士、ローザリア重装兵、聖戦士、魔戦士、詩人、見習い騎士
RPGではスタンダードな武器という印象が強いが、殊本作においては守備面で真価を発揮する武器と言える。その最大の理由は全カテゴリ中唯一盾と全体ディフレクトを両立可能な点にあり、城塞騎士・ローザリア重装兵という防御性能に優れたクラスにも適性があるのでイメージとは裏腹にパーティの守りの要となる。
その守備性能を発揮する都合メインとなるディフェンスモードには高火力でBPコストと連携性も良好な不動剣があるので火力面もぬかりなし。全体攻撃がないという短所はあるが、他の武器に任せればいいのでさほど気にならない。
大型剣
ご存じ狂人剣こと青の剣が所属するカテゴリ。トリックモードの技性能の恵まれなさや青の剣の異常な入手難易度からPS2版では評価の振るわないカテゴリだった。
リマスター版ではトレジャーハンターの追加で青の剣の入手難易度が現実的なラインに改善され、高火力の不動剣と全体技の払車剣を両立するディフェンスモードの重要性が増した事で再評価が進んだ。ちなみに追加ボスの血誓のガーデンイールも確定ドロップする。盾が発動する長剣が強力なライバルであることに変わりはないが、払車剣と青の剣の状態防御補正は長剣には真似できない強み。
両手大剣
適正クラス:バルハル戦士、剣士、城塞騎士、竜人、戦士、聖戦士
何といっても威力・コスパ・連携性の三拍子揃ったヴァンダライズの存在があまりにも大きく、間違いなく攻撃面ではエース級と言える。BP回復量6以上ならばノーコストで連発できるのはまさに驚異の一言。その上で細剣や弓と違い払車剣・ディフレクト・城塞騎士に適正ありとディフェンスモードでも悪くない性能。リマスター版ではPS2版で内部データのみだったクロスクレイモアが正式入手可能になり更に火力が向上した。
しかしストーリー攻略では全体的に不安定な技の命中率が足を引っ張る上、上述のクロスクレイモアを除くと引継不可のアイスソードを殺してでもうばいとるくらいしか無料で手に入る高威力武器を確保する手段がない、といった問題を抱えているので真価を発揮しにくい。能力値をしっかり鍛えて命中不安も解消されるやりこみ段階で本領を発揮する大器晩成型と言える。
曲刀
適正クラス:帝国海兵、ハンター、エスタミル古流闘士、武芸家、武闘家、魔戦士、シーフ、ごろつき
高威力単体技、全体攻撃、繋ぎに適した中堅技と一通りバランスよく技が揃っている。ディフェンスモードの性能が今一つ心許ないが、適正のあるエスタミル古流闘士なら体術によるカバーが効くのであくまでも攻め主体と割り切れば悪く無いカテゴリである。
狙い目は幻の術具の幻獣剣と非常に高い性能値を誇るダークの剣だが、後者はダークの成長ルート次第では入手不能になる。アルドラ加入の為にはどうしても最低1周は諦める必要があるので要注意。
刀
シリーズファンにはお馴染みの大技「乱れ雪月花」を有するカテゴリー。この技の威力は言うに及ばないが、奥義に設定されている為発動には運が絡むうえ、ベースとなる月影の太刀が普段使いするには明らかに弱く、汎用火力にはとにかく悩まされる。更にディフレクト・盾非対応なので攻めも守りも厳しいというありさま。
適正クラスに強力な競合先が存在・最強武器がグレイ編限定かつ手間がかかる上引継ぎ不可といった問題も抱えている。メインウェポンとして使うにはいろいろと難があり、衝槍以上に打槍に立場を食われている感が強い。
ガチ運用する場合は武芸家レベル6がほぼ必須となる。レベル上限が5のPS2版?お察しください。ただし流星刀は状態防御+30のボーナスが強力なので、入手したら払車剣による全体攻撃やノーコストのかすみ二段を連携に組み込むなどで活用するのも悪くない。
打槍
適正クラス:城塞騎士、ローザリア軽騎兵、武芸家、武闘家、海神の使い
加撃・奥義派生有かつ素の威力も高い無双三段の頼れる火力と、盾こそ使えないものの全カテゴリ中発動率最高の全体ディフレクトという攻防共に安定感のあるカテゴリ。連携性も先述の無双三段に加え乱調子もあるので隙が無い。
ブラックダイヤ入手の過程で手に入る水の術具・ウコムの鉾は高性能値で専用全体技である神雷も強力なため何かとお世話になる武器であり、打槍の評価を押し上げる要因となっている。あと殿下の得意武器なのも◎。
衝槍
適正クラス:ゲッコの騎士、ローザリア重装兵、クジャラート闘士、戦士、聖戦士
中衛で火力が上がる数少ないカテゴリ。火の術具であるマリストリクさえ確保できれば適性のあるロザ重で不足しがちな全体攻撃もカバーできる。
単純な武器の性能としては打槍に分があるのでこれらの長所で差別化していくことが重要。
片手斧
適正クラス:海賊、バルハル戦士、開拓者、帝国海兵、ハンター、戦士、魔戦士
加撃のコストパフォーマンスが光るカテゴリ。逆を言えば加撃を引かないと火力不足に悩まされるケースが多く、高速ナブラを閃くまでは嫌でもこの端緒と付き合う必要が生じる。ナブラさえあれば不足気味な武器攻撃力もあまり気にならなくなり、全体攻撃のブレードロールや防御ダウンのかめごうら割りも優秀。
むしろ最大の懸念点は適正クラスが初期クラスに偏っている点で、ストーリー攻略は兎も角強力なクラスとの嚙み合いの悪さに悩まされるかもしれない。
両手斧
強敵との戦いで重宝するグランドクロスを使用可能な数少ないカテゴリである事も含め、攻撃面の性能は中々。しかしいかんせん適正クラスに難があり、両手持ち故に盾が使えずディフレクトにも非対応であり、かなり不安定なカテゴリである。単純にグランドクロスを使うのであれば棍棒に立場を食われがち。
棍棒
適正クラス:鍛冶屋、ローザリア重装兵、ローザリア術法士、武闘家、僧侶、占い師
こちらもグランドスラムを使え、かつ盾・ディフレクト可なので安定性が両手斧の比ではない。グランドスラムは追撃の地震が大変重要で強ボスへのダメージソースとしてはもちろんの事、有ると無いとではサルーインの柱を折る効率が大きく変わる人権級性能なので、最低一人は使い手を用意しておきたい。適正クラスもローザリア術法士・ロザ重と超優秀。防御力ダウンのかめごうら割りによる火力サポートもでき、片手・両手双方の斧の立場をぶち壊しているといっても過言ではないカテゴリである。
明確な短所としては、ろばの骨の入手が1周目では遅くなりがちかつ強化が面倒という点。両手大剣と同じく大器晩成型と言える。
杖
適正クラス:修験者、ウィザード、ローザリア術法士、武芸家、僧侶、魔術師
早期入手可能な幻・魔の術具を有し、技性能もモードを問わず連携性の高い技を有し粒ぞろいのカテゴリ。
PS2版では武器性能値の悲惨さが全てを台無しにしておりお通夜ムードの如き状態だったが、リマスター版で追加されたアルドラの杖の存在により技本来のポテンシャルが十二分に発揮できるようになったことで劇的に評価が向上した。これを入手可能になる3周目以降が本番となる。
適正クラスがロザ術というのも特筆に値し、オーヴァドライブを使えばEP無消費の単独連携までできてしまえる。盾が使える棍棒とはここが重要な差別化要素となる。
弓
適正クラス:森の番人、ハンター、ローザリア軽騎兵、クジャラート闘士、武芸家、シーフ、詩人
多彩な遠距離攻撃を備えるカテゴリ。貴重なHP吸収技のフェニックスアロー、異様に火力コスパの高いザップショット、複合属性で一貫性と火力を両立した全体技のミリオンダラーなど攻撃面はかなり優秀で、後衛でも火力を十分出すことが出来る。
ストーリー攻略においては優秀なお供となるが、リマスター版ではやはりというべきか盾・ディフレクト不可という点がやりこみにおける懸念点となる。また、ザップショットが強化された反面フェニックスアローが大きく弱体化したのも痛手。武芸家ならば他の適正武器で防御面を補いつつ連射の加撃発生率を高められるので有効活用したい。
術法について
術法は火・水・風・土・幻・魔・光・闇・気・邪の10系統。PS2版では闇と邪の術法は敵が使用する以外は特定のキャラクターのみの固有術であり、任意で覚えることはできない。
基本的にBPを消費することで使用可能だが、強力な術はLPを消費する。
アンリミテッド:サガから引き続き登場の術合成システムは特定のクラスで行えるコマンドに変更されている。
術合成を行うことで威力自体を強化できるほか、BP/LP消費を抑えたり補助効果を加えることが出来る。前作同様、組み合わせによってはクリムゾンフレアやオーヴァドライブといった全く別の術法(合成術)に変化する。
陣形について
陣形は名前のついた特定の配列の中からセレクトするのではなく、パーティメンバーキャラの左右の並び順、および前列・中列・後列のどこに配置するかを個別に選ぶ。
陣形において、特定の位置関係にいる3人以上のキャラクターが特定の順番で技を繰り出す時、「陣」と呼ばれる特別な連携(陣形技)が発動する事がある。
敵モンスターについて
他のロマサガシリーズ同様シンボルエンカウント方式を採用。敵レベルは戦闘回数により上昇し、逃走時には変化しない。但し今作では逃走にはLP消費が必要なので多用できない。また、戦闘突入時他の敵シンボルが近くにいた場合CHAINが発生し、それぞれの敵パーティと連戦になってしまう。
敵の種族ごとに「どのようにして外敵を探しているのか」が決められている。人間・獣・獣人・爬虫類・有翼・アンデッドは視覚で、植物・水棲生物・昆虫・魔族は聴覚で探している。視覚に頼っている敵はステルスで姿を隠し、音に頼っている敵は忍び足で足音を消すと発見されなくなる。不定形の敵シンボルは移動こそゆっくりだが敵を探している方法が嗅覚であり(アルティマニア参照)、どちらを使っても隠れる事が出来ない。但し、その分プレイヤーを感知する範囲は狭くなっている。
ラスボス・サルーインよりも強いボスが何体か存在するが、そのサルーインもある手順を踏めばそれらを凌駕する驚異的な強さに化ける(詳細はサルーインの記事を参照)。
あるイベントをこなすことでSFC版では戦うことが出来なかったシェラハと戦闘できるが、対策無しでは鬼のように強い。
ディステニィストーンについて
ストーリー上のキーアイテムとして、「ディステニィストーン」と呼ばれる宝石が合計で10個登場する。詳細はディステニィストーンの項を参照。
リマスター版追加要素
バトルキャラクター追加
新たに5人のキャラがバトルキャラクターとして追加される。詳細は後述。
新規イベント
アルドラに関するイベント「オレはこれからどうしたらいいんだ?」が追加される。内容は河津神書下ろし。1000年前にサルーイン封印を果たした銀の戦士ミルザの旅の軌跡を彼女の視点で追っていく。
プレイ速度変更
進行度関連
イベント進行度を可視化可能になったほか、進行度の累積速度を5段階調整可能になった。ただし最速・最遅は真サルーインを倒さないと解禁されない。
ニューゲーム+
サガシリーズリマスターではおなじみの要素。1度ゲームをクリアすると選択可能になる。
選択したプレイデータの要素を任意で選択して引き継げる。引き継ぎ可能な要素は以下の16種類。
- 所持金
- アイテム
- マップアビリティ
- 習得した術法
- HP
- その他の能力値
- イベントクリア回数
- ショップ及び調合レベル
- 術合成リスト
- 獲得ジュエル
- スキルレベル
- 習得した技
- モンスターランク
- BP
- 地図
- チュートリアルフラグ
- プレイ時間
- 認定クラス
ライブラリー
タイトル画面から選択可能。サウンド、イラストギャラリー、スタッフロールを鑑賞できる。
高難易度のボス戦
従来よりも強力なボス敵が13体登場。
ディステニィストーンを全部ささげたサルーイン(通称真サルーイン)を撃破した次の周以降で挑戦可能になる。うち三体は三柱神の強化版(通称真デス・真シェラハ・極サルーイン)で、真サルーインをも超える強さになる。
解禁された周回ではバトルキャラクターの育成限界が引き上げられるので、それを生かして対抗する事になる。
術法
従来では赤魔導士しか使用できなかった闇術、邪術を購入可能になった。闇術はシェリルから、邪術はイベント「ソウルドレイン」に登場する神官から購入可能だが、その為にはそれぞれある条件を満たす必要がある。
倉庫
ギユウ軍やショップで利用できるアイテム保管庫。最大で1000個までアイテムを預けることができる。
セーブ・ロード
クイックセーブはマップ上で行うように変更され、メニュー画面でのセーブは宿屋同様個別のファイルが作成される通常のセーブになった。また、ソフトリセット版が難しいスマホ版を考慮してロードをメニューからも行えるようになっている。
逃走
消費LPが1で固定される。また、LP消費無しで逃走可能な新アイテム「煙玉袋」が追加される。このアイテムは薬箱同様にEPのチャージが可能。
追加アイテム(一部抜粋)
アイテム名 | カテゴリー | 攻撃性能 | 備考 |
---|---|---|---|
アルドラの杖 | 杖 | 36 | 炎に強い |
カルベ・ディエム | 小型剣 | 44 | 闇の術具 知力・魅力上昇 |
デスサイズ | 不定 | 60 | モードにより形状が変化する |
既存アイテムについて
青の剣や月下美人といったレアアイテムの入手難易度が緩和。また、内部データにしか存在せず改造意外に入手手段のなかったクロスクレイモアが正式に入手可能になった。
その他の新要素
おもな登場人物
バトルキャラクター(主人公)
アルベルト
人種:南方系 性別:男性 年齢:17歳 誕生日:水竜月14日 身長:174cm 体重:62㎏ 出身:ローザリア・イスマス |
声優:浦田優
ローザリア領イスマスの城主ルドルフの長男。
城の跡取りとして厳格に育てられ、王国の騎士になる事を夢見て鍛錬に励んでいる正義感の強い青年。ローザリア・バファルの国境に面した地域の出身という事もありローザリアを支える者として強い使命感を抱いている。
礼儀正しく正義感に溢れるが、温室育ちゆえに少々世間知らずな一面もある。18歳の成人の議を間近に迎える中、イスマス城が魔物の大群によって攻め落とされ、命からがら脱出。しかし自らを翻弄する運命にも負けず、己の道を突き進んでいく。
羽。ストーリー的にもシステム的にもかわいそうなキャラ。最初から光術を覚えているまさに主人公。
フリーシナリオ移行までに要するイベントが全主人公中最多クラスで、序盤の強制戦闘の多さから「開拓村の誘拐事件」に挑戦するのが難しい。また、騎士団領関連イベントではセリフ変化が多いのも特徴。
アイシャ
人種:タラール族 性別:女性 年齢:16歳 誕生日:闇狼月3日 身長:148cm 体重:37㎏ 出身:ドライランド・ガレサステップ |
声優:小林由美子
ガレサステップの遊牧民タラール族の族長ニザムの孫娘。
物心ついた時にはすでに両親を亡くしていたが、祖父ニザムをはじめとする温和で優しいタラール族の仲間達の元、明るく好奇心旺盛な少女に育った。
年頃の女子ながら乗馬を好む活発ぶりから、同年代の仲間達からは男みたいだとからかわれることもあるが、本人は特に気にしていない。
ある日の事、遊牧民達を傘下に加えるべくガレサステップを訪れていたローザリア皇太子ナイトハルトに助けられたことを機に、内心で募らせていた「広い世界に飛び出したい」という願望の赴くまま外界へと歩み出していく。
クロワッサン、裸エプロン。愛以外の能力は低いが序盤に余裕がある為イベントをこなしやすい。
最初のバトルで負けるとイクゾーが登場。その後は… 「見ちゃダメ!」
グレイ
人種:東方系 性別:男性 年齢:26歳 誕生日:飛竜月4日 身長:187cm 体重:76㎏ 出身:リガウ島 |
声優:千葉一伸
財宝を求めて気の向くままに世界各地を探検する名うての冒険家。
強靭な肉体と精神、卓越した県議を早生持ち、己の力を頼りに道を切り開き続けている。常に独自の価値観と倫理観に従って行動し、金や権力、果ては一般的な善悪等にも自分の意志を揺らがせることはないという。
元バファル帝国兵らしいが、その出自には謎が多い。また、自信をグレイと名乗ってはいるがもともとは髪と目の色からそう呼ばれていたに過ぎないらしく、偽名という噂もある。
リガウ島での財宝探しの最中さびれた古刀を拾ったところ、刀が自身にのみ聞こえる声で語り掛けてきた。古刀を鍛えていく過程で謎の声が語る話は、リガウ島の歴史にまつわるものであった…。
毛玉、メカクレ。全能力が均等に上がりやすい。ちなみに古刀で闘うときはちゃんと鞘から抜いている。専用ムービーにかなりの労力を要する。これも鬼神刀のせいか…
クローディア
人種:東方系 性別:女性 年齢:22歳 誕生日:光鳳月1日 身長:164cm 体重:46㎏ 出身:バファル帝国・メルビル |
声優:皆口裕子
バファル大陸東部に広がる迷いの森の番人。
赤ん坊の頃森にすむ魔女オウルに引き取られ彼女の元で育った。自然と平和を愛し、森の動物たちからも慕われる温和な女性で、どこか高貴な雰囲気を纏っている。
物心ついた頃から人気の少なく文明世界とは縁遠い森で育ってきた為か、動物達との仲は良いものの人間との接し方に慣れていない。
森で出くわしたバファル帝国兵のジャンとの出会いを機に、帝国の内部抗争に否応無く巻き込まれていく。オウルに引き取られた時から身に着けていたサンゴの指輪に彼女の出自に纏わる秘密が隠されているらしい。
脳筋、黒スパッツ。見た目に反して知力が絶望的でHPや腕力が上がりやすい前衛キャラ。回復BPが全キャラトップの長期戦向きで、ミンサガ最強との呼び声も高い。動物を引き連れているため、序盤の戦闘は比較的難度が低い。
ジャミル
人種:西方系 性別:男性 年齢:22歳 誕生日:風虎月7日 身長:171cm 体重:57㎏ 出身:クジャラート・南エスタミル |
声優:吉野裕行
治安の悪さで知られる南エスタミルで生まれ育った盗賊。
私腹を肥やす下衆達から盗みを働いて生計を立てており、幼馴染のファラとその母親にも稼ぎを分け与えている。エスタミルの裏社会で幅を利かせる盗賊ギルドには与さず、弟分のダウドと共に二人で活動している。
親の顔も知らない孤児として生まれ育ち日々の生活だけで精一杯だが、それを感じさせない楽天家である。ディステニィストーンを手に入れることを夢見ている。
エルフ耳。初期BPが高く全体攻撃が使いやすい。盗賊なだけあって器用さと素早さが伸びやすい。初期装備が優秀なためしばしば追い剥ぎの対象になる。レイピア君などと呼ばれることも。
シフ
人種:南方系 性別:女性 年齢:33歳 誕生日:気狼月19日 身長:185cm 体重:64㎏ 出身:ドライランド・ガトの村 |
声優:土井美加
マルディアス南端の雪原バルハラントに居住する狩猟民族であるバルハル族の女戦士。
共に戦士である両親からその精神を受け継ぎ、バルハル族戦士として村を魔物達から守る使命に殉じてきた。村の中でも一、二を争う勇者として仲間達から慕われており、族長ガトからの信頼も篤い。
生まれてからバルハラントを離れたことはなかったが、漂着した難破船からアルベルトを救助した事を機に外界へと旅立つことになる。
ツフ角。見た目通り腕力や体力が伸びる。初見は見た目で敬遠されがちだが、主人公にしてみたらその勇ましい言動に惚れるプレイヤーも多いとか。終盤では彼女でしか入手できないアイテムも登場する。
ホーク
人種:東方系 性別:男性 年齢:36歳 誕生日:海狼月15日 身長:188cm 体重:97㎏ 出身:ワロン島 |
声優:石塚運昇
サンゴ海のパイレーツコーストを拠点とする海賊。
海賊船レイディラックの船長であり、己の腕と運で苦難を切り開いてきた剛胆な海の漢。無益な殺生をしないことをポリシーとしており、海賊たちの間では何目も置かれている。
海賊の派閥を率いる有力者ブッチャーとは一切相容れぬ犬猿の仲であり、一触即発の状態にある。ある日そのブッチャーによって「海賊達を敵対関係にあるバファル帝国に売った裏切者」という冤罪を着せられ、サンゴ海を追放された挙句にレイディラック号をも失ってしまう。
しかし愛船を失い陸に上がってもなお海の漢としての信念を曲げることなく、打倒ブッチャーの意志を胸に抱き再起を図る。
ジャック・スパロウ。ジャミル同様器用さと素早さに長けるが、魅力が上がりにくい。古文書イベントで追い剥ぎに遭う例が後を絶たない。また、初期から自身の名を冠した技を二つ修得している。
ホーク編では序盤、敵に狙われるため、移動スキルが要求される。
バーバラ
人種:東方系 性別:女性 年齢:30歳 誕生日:火竜月10日 身長:168cm 体重:53㎏ 出身:バファル帝国 |
声優:篠原恵美
ニューロード各地を旅して回る旅芸人一座の踊り子。
踊り子にふさわしい容姿とスタイルの持ち主で、出会ったばかりの者にも気さくに接し、相談事にも親身になって聞き入るしっかり者である。踊りには一切の妥協を許さぬプロフェッショナルで、その商売柄もあり処世術や武芸の心得も身に着けており自分には厳しい。
ニューロードの終着点であるウエストエンドで吟遊詩人に頼まれて踊りを披露したところ、そのお礼としてアメジストの首飾りを受け取る。実はこのアメジストには重大な秘密が隠されており、それを手にする事は世界の危機に立ち向かう運命を背負うことを意味していた…。
三十路。BP性能が高い。初期状態でアメジストを持っている為、フロンティア地方の地図も目当てに誰しも一度は仲間にするだろう。最初からフリーシナリオで、ニューロードではエンカウントを無効化する馬車を所持している。
バトルキャラクター(主人公以外)
- 吟遊詩人
「わたしが語る物語を聞いていきませんか?」「新たな戦いが今、幕を開ける!(ジャカジャーン)」
声優:仮屋昌伸
マルディアス各地を放浪する詩人で、各地を回り様々な伝説を人々に語り聞かせている。
限られた者にしか語り継がれていない逸話や書物にも記録されておらず地元民すら知らぬような歴史・卑怯等、非常に豊富な知識を有している。世界各地で流通しているベストセラーの旅行ガイドブック「マルディアストラベラーズガイド」はその知識を基に彼が編纂したもの。
世界各地のパブに出没する上に何百年も前から同じ姿の者が目撃されたという噂もあり、実際のところ人間なのかどうかも怪しい存在である。
SFCにおけるハオラーンに該当するキャラクター。パブに立ち寄る度にパーティから出入りする人。帽子とツインネックのギターがトレードマーク。固有武器で味方全体にバフをかけることができる為やや後衛向け。 - ディアナ
「我こそはローザリアの薔薇騎士にてイスマス侯ルドルフが娘ディアナ。いざ、参る!」
声優:ゆきのさつき
ルドルフの長女。
アルベルトの姉で、彼を立派な騎士に鍛え上げるべく剣の稽古をつけており、魔物退治にも積極的に連れ出している脳筋女剣士。芯の強い女性で、貴族子女を中心としたローザリアバラ騎士隊に所属している。
ナイトハルトの求婚を受けた日の夜、イスマス城が魔物の襲撃に遭い弟と離れ離れになってしまう。
便利な固有武器を持っている。基本、アルベルト編では初期でしか仲間に出来ないと思われがちだが、特殊な方法を用いれば仲間に出来る。但しリマスター版では修正され不可能になった。 - カール・アウグスト・ナイトハルト
「ああいう勇気は匹夫の勇、本当の勇気とは別のものだ。」
声優:加藤雅也
ローザリア王国の皇太子。
病床に伏せる父に代わり国政を取り仕切っている。文武共に優秀で、黒い甲冑を身にまとうその姿から「ブラックプリンス」「カヤキスレビタ(黒い悪魔)」などの異名を持つ。スカーブ山を登山してタイニィフェザーの羽を持ち帰った逸話は有名。
マルディアス全土統一の野心を持ち、計画の障害には強硬的で容赦がない。
ローザリアノオウジョ(本人談)。仲間にするにはディスティニィストーンを渡す必要があるが、初期装備が優秀かつ能力もある程度育っているため頼りになる。デス様に魂を捧げても死なないお方。影武者どんだけ雇ってんだ… - ガラハド
「ああ。念願かなって、やっと手に入れたよ。これで神々にさらなる奉仕が出来る。」
声優:松本大
髪神に忠誠を誓った聖戦士。信心深く曲がったことを嫌い、冷静で寛容な人物だが、己の信じる正義に反すると判断した相手とは決して相容れようとしない一面もある。アルツールで売られている貴重な大剣「アイスソード」の入手を夢見ている。
アイスソードイベントは健在だが、禿げ上がった事への八つ当たりなのか殺してでもうばいとろうとすると開幕吹雪で襲い掛かってくる。SFC版のノリで奪い取ろうとしたプレイヤーは「な なにをする ガラハドー!」と言いたくなること請け合い。原作よりも武人肌で硬派な一面が目立ち、仲間が倒れると「私を狙ってみろ!」と言う男前。LP、体力が高くタンクとしての立ち廻りがふさわしい。 - ミリアム
「あたいはミリアム。術を使わせたらちょっとしたもんよ。」
声優:後藤邑子
エスタミル出身の術師。好奇心が強く勝気な性格。術士としての才は確かだが、腕を過信してトラブルを招いていしまうことも。
貴重な魔法使いキャラ。初期装備の靴下を長年保持する変態プレイヤーも多いとか。SFC版同様、ガラハドと共にグレイ編の初期メンバー。 - ゲラ=ハ
「ゲッコ族には人間を嫌う者が多いのですが、私は人間の友達がたくさん欲しいのです。是非、一緒に行かせてください。」
声優:岡野浩介
トカゲの獣人「ゲッコ族」の戦士で、ホークが船長を務めるレイディラック号の総舵手。ゲッコ族の中でも人間に友好的なタイプで、礼儀正しい人物。
やたら声がかっこいい"ときゃげ"。LPが少し高いくらいで能力は平凡。ゲッコ族絡みのイベントでは彼がパーティにいることで、族長との口利きを引き受けてくれる。ホーク編では船の操舵手を務めていた。 - ダウド
「…本当はエスタミルから出たくないんだ。一緒に行きたくないんだ…」
声優:飯田利信
南エスタミル出身で孤児として生まれ育った青年。剽軽なムードメーカーで、ジャミルの相棒で彼とともに盗賊として活動している。戦いも盗みも不得手で、これまで兄貴分のジャミルについてきた自分に最近疑問を抱き始めている。
性格も強さもヘタレなジャミルの相棒。LPは高いがスキルとクラスなし、初期基本値は1桁という絶望的な弱さが売り。ジャミル編では彼を外すかどうかで、とあるイベントの展開が大きく変わることになる。他主人公で仲間に誘うことができるが、上述の通りエスタミルを出たがらないため結局加入はできない。
リマスター版では普通に誘えるようになったうえ、NEW GAME+の導入によって元々の長所であるBP回復量とLPが周回プレイにおける評価の基準となった事で大きく躍進した。愛が伸びやすい為ディフレクト役として優秀。 - ファラ
「きっとジャミルが助けに来てくれるよ。あいつならきっとね。」
声優:ゆきのさつき
ジャミルの幼馴染。南エスタミルの片隅で母親と二人暮らししている。根は純情で密かにジャミルに好意を抱いている。身なりこそ貧しいが顔立ちがよい為、奴隷商人に目をつけられている。
中の人が同じ脳筋のお姉さんとは違い器用で素早く回復役にも使えるという、ただの町娘らしからぬ性能が魅力。SFC版とは違いジャミル編では仲間に加えることができない。 - エルマン
「エルマンと申します。この特徴的な顔、すぐに覚えられますよ。」
声優:阪口大助
バーバラが所属する旅芸人一座の会計係。交渉に長け仲間たちのマネジメントや雑務を一手に請け負うしっかり者。交渉術に長ける反面戦闘は不得手で争いの場ではバーバラに頼りがち。
眼鏡と口ひげのおっさんから一転、糸目の出っ歯になった。戦闘が苦手という設定どおり初期能力値は低いが、戦闘以外の初期スキルが豊富でLPも高い。技を閃いた時のみ開眼するシーンは必見。 - シルベン
クローディアを幼少期から支え続けてきた雌の狼。銀色の美しい毛並みが特徴。物静かで思慮深く神秘的な雰囲気を纏っており、単なる獣には留まらぬ何かを感じさせる。
ロマサガ1同様あるイベントを最後に永久離脱する。装備や技の制限が多い為、彼女の離脱後がある意味クローディア編の本番である。 - ブラウ
迷いの森で暮らす雄のツキノワグマ。クローディアのお目付け役兼親友で、荒っぽい性格だが彼女には優しく接する。
こちらもあるイベントを最後に永久離脱となる。 - パトリック
「だから、これは陰謀と言っておろう!私は金など奪ってはおらん。」
声優:岡野浩介
バファル帝国財務大臣。文官ながら武術の心得もある。国と皇帝に絶対の忠誠を誓っているが、突如金横領の容疑をかけられてしまい…。
知力が豊富なので術者としての器量が高い。見た目や言動はやや地味なおっさんだが、ラスボス戦で発する祖国への忠義あふれる口上は必聴。 - ジャン
「いやー、人生終わりかと思ったよ。ありがとう、助かったよ。僕はバファル帝国親衛隊のジャン。君は?」
声優:佐々木健
バファル帝国親衛隊に所属する騎士で、グレイとは旧知の仲。大雑把なうっかり屋だが、行動力と剣の腕前は確か。
騎士らしく前衛向けの能力を豊富に揃えている。 余談だが、中の人演じるアンリミテッド:サガの主人公もうっかり者の騎士だったりする。 - 海賊シルバー
「あたしが親分、あんたは子分。それでもいいなら、仲間になってやるよ。」
声優:高橋美佳子
嘗て海を荒らしまわったという伝説の大海賊。バファル帝国からディステニィストーンの一つであるオパールを奪取して以降消息不明となった。
通称おやびん。LPと胸囲が低い代わりに初期能力は高い。詳細は当該ページ参照。 - ラファエル
「コンスタンツの件では、お世話になりました。」
声優:保志総一朗
騎士団領オイゲンシュタット領主ハインリヒに仕える騎士見習い。コンスタンツと恋仲で、人目を忍び関係を深めている。
。ヘソ出し。バカップルの片割れ。騎士として恥ずかしくないのか。騎士団領イベントでは特に出番が多く、彼の騎士として出世する過程を窺える。 - テオドール
「わたし一人でも行くぞ!騎士としての誇りにかけて!」
声優:山本満男
騎士団領ミルザブール領主にして「騎士団の剣」と称される武人。勇猛な戦士だが、反面融通が利かない一面も。娘コンスタンツの成長を優しく見守っている。
特定イベント内でしか普段は仲間に出来ないが、ディアナ同様特殊な方法で連れまわしができる。イベントでも存在感あるお方。 - 竜騎士
ミンサガの追加キャラクター。騎士団の祖であるオイゲン公と親交を結び、騎士の称号を得たドラゴン。竜の庭と呼ばれる地にてミルザの遺品である武神の鎧を守っている。
λ「ドゥーキシ…ドノォ?」 LPが低い上ほとんどの武器防具が装備できないが便利な固有技と常時リヴァイヴァ、いくつかの状態異常に耐性がある。 - フリーレ
「100年もたてば、世界はすっかり変わってしまう。どうするかなんて、これから考える。」
声優:幸田夏穂
ミンサガの追加キャラクター。若返ったフラーマの姉。
バルハラントの凍結湖にある城の深部にて邪のディステニィストーン「オブシダンソード」を守護する氷の術士。
魔導士だけど脳筋。PS2版では仲間に出来るチャンスは一度きりで、空き枠が必ず必要なうえ外すと再度仲間にする事はできないレアキャラだがリマスター版では再加入が可能。ただしフラーマとは二者択一。バイゼルハイムに残った妹はほっといてもいいんですかね…? - ダーク
「俺はこれから、アサシン最高奥義、仮死復活の技に挑戦する。」
声優:藤原啓治
ミンサガの追加キャラクター。
前の周回で特殊条件を満たさないと仲間に出来ない、記憶喪失の元アサシン。
鍛え方次第でどんな記憶を取り戻すかが決まる。 - 赤魔導士
「私の事は、そうですね、赤魔道士とでも呼んでください。」
声優:いずみ尚
SFC版における「あかまほうつかい」に相当するキャラクター。凍り付いた城にある財宝を探しに来たらしく、城を訪れた主人公に協力を申し出る。一般には流通していない闇・邪の術法を会得している。
PS2版では味方キャラの中で唯一闇術・邪術を使用することが可能。その正体は……?バレバレとかいっちゃダメ
以下5名はリマスター版でのみバトルキャラクターとなる。本来の登場シナリオにて加入のタイミングが発生するとの事。
- モニカ
「わたし、嘘つきって大嫌いなの。そういう人にはこれよ。」
声優:後藤邑子
ムォニカ帝国親衛隊の連絡員。ローバーンに潜伏し、謀反の疑いがある領主コルネリオの動きを調査している。確固たる主義主張の持ち主で、不正を決して許さない。訓練生時代からの中であるジャンとはお互いに同僚以上の感情を抱いている。
二度目はない。 - フラーマ
「騎士ではないけれど、発言してもよろしいかしら。」
声優:幸田夏穂
バイゼルハイムに住む高名な術士で、騎士団の術法顧問。ディステニィストーン「火のルビー」の管理をエロールから仰せつかっている。
本来ならば騎士の肩書を持つ者しか発言を認められていない騎士団会議においてもその立場から名誉儀会員として参加している。SFC版より若返っているというのは禁句だ。
リマスター版ではルビー入手後仲間にする事が出来るがフリーレがパーティにいない事が条件の上、巨人の里を解禁しないと火術を購入できなくなってしまうので注意。 - シェリル
「私に構うとあなたが不幸になるから、やめて。」
声優:皆川純子
世界各地を放浪する謎多き女。
自分にかかわった者が不幸になると考えており、自分から他人にかかわろうとせず距離を置いている。ダイアモンドの指輪を身に付けているが、その理由は彼女自身も覚えていないらしい。今作では彼女に纏わる新規イベントが存在するが、クリアするには幾度かの周回を重ねる必要がある(リマスター版では1周目からでもクリア可能)。
仲間に出来るタイミングは全キャラ中屈指の遅さだが、かなりの強キャラなので戦力に組み込む価値は十分ある。ただしダイヤモンドが固定装備であり、ラストダンジョンで献上しない限り装備制限が解除されない(=サルーイン戦限定)点は注意。 - マリーン
「すみません、これくらいの大きさのニンフの像を探しているんですけど、何か心当たりはありませんか?」
声優:西原久美子
海沿いの街に訪れた主人公の後を付け、様々な依頼を持ち込んでくる人物。人間の少女の姿をしているが、海神ウコムを身近な存在の様に認識しているなど謎多き存在。><
詳細はマリーン(ミンサガ)の記事を参照。 - アルドラ
「ミルザは世界を救った。名前だけじゃなく、心まで残していったんだ。やっぱりミルザはすごいよ。」
声優:村中知
ある神と深いかかわりを持つ魔導士。
詳細はこちらを参照。※重大なネタバレを含むので注意
その他のキャラクター
- カール三世
「頼んだぞ、ナイトハルト。」
ローザリア国王でナイトハルトの父。嘗ては国力増強に燃える野心家であったが、数年前から病に臥せっており、ナイトハルトに国政を一任している。嘗ての自分を思わせる息子の活躍には頼もしさを覚えつつも複雑な心境の模様。 - ルドルフ
「ばか者!お前は殿下に誓いを立てたではないか!ディアナと共に行け!」
アルベルトとディアナの父。イスマスの城主であり、ローザリア・バファル間の国境警備責任者。
理知的で厳格だが、子供達には甘い所も。城の東部にある洞窟にある奇妙な紋章の調査を20年近くにわたり続けている。 - マリア
「なんて素晴らしい日なんでしょう。おめでとう、ディアナ。」
アルベルトとディアナの母。夫を立てるタイプで、気高く慈愛に満ちた人柄で民からも敬愛されている。戦いの際は得意の光術を駆使してルドルフを支える。 - ウェイ=クビン
「…それ以来そいつらは老いも死にもせず生き続けておる。心地よく眠ったままな。」
声優:内田文吾
イナーシーに存在する魔の島に塔を構え、不老不死の実験に明け暮れる怪しげな魔導士。
神をも超越する存在になる事を目論んでおり、己の目的の為には倫理や人道の逸脱にも一切躊躇することのない狂人。ディステニィストーン「魔のエメラルド」を所有している。 - フェル六世
「ミルザはその命を捧げたが、そなたは生きて戻ってくるのだぞ。その時、今までの全ての労苦に報いよう。」
バファル帝国の皇帝。平和を愛する穏やかな人柄で臣民の尊敬を集めているが、政治には疎く帝国の運営はほぼ家臣に一任している。20年以上前に跡継ぎである娘が生後すぐに行方不明となっており、その安否を気遣っている。 - オウル
「そうか。そうじゃの。お前も外の世界を見ておいた方が良いかもな。」
声優:津田匠子
迷いの森にひっそりと暮らす老婆で、クローディアの育ての親。人々からは「森の魔女」の異名で呼ばれる。
ある理由でクローディアを引き取り、以来その特殊な出自から彼女を人目につかせぬよう育ててきた。内心ではクローディアが厄介毎に巻き込まれないかと心配している。 - ネビル
「ローバーン公は抜け目の無い方だ。十分用心するように。」
バファル帝国親衛隊長兼法務大臣。
冷静沈着で洞察力に優れ、皇帝や部下から厚い信頼を寄せられている。現在はコルネリオの不穏な動向を察知し、部下達に身辺調査を行わせている。 - コルネリオ
「兵士達と剣の稽古に熱中しすぎてな。ネビルよ、お前も稽古をした方がよいぞ。剣の切っ先が鈍ったのではないか?」
声優:加藤雅也
ローバーンの領主で、フェル六世の妹であるマチルダの夫。一般にはローバーン公と呼ばれている。皇帝の義弟という肩書や国境の用地を守る立場からフェルに重用されており、軍事の大部分を担っている。その実態は狡猾な策士であり、密かに妻と共謀して帝国の実権掌握を目論んでいる。その裏ではよくないものと契約を結んでいるとかいないとか…。 - ウハンジ
「それは、もう過ぎたことだ。政治というのは常に次の事を考えていなければいけないんだよ。」
ロマサガ1におけるアフマドに相当する人物。数多の政争の末にクジャラートの最高権力者である「リー」の地位に就いた老獪な男、首都エスタミル北部に大きな宮殿を構えている。好色家であり、何処かに世界各地から連れてきた美女達のハーレムを作っているとの噂がある。 - トゥマン
「我らが守護神、偉大なるクジャラートの守護神よ。我らの祈りに応えたまえ。我らが捧げ物を受けたまえ!」
声優:黒田崇矢
ロマサガ1におけるハルーンに相当する人物。クジャラートの古都タルミッタの太守で、保守派筆頭。クジャル族の伝統に強い拘りを持ち、ウハンジからリーの座を奪い取るべく水竜の力を借りようと画策している。 - コンスタンツ
「ミルザは、その使命を果たした時、命を失いました。私はあなた様にそうなって欲しくはありません。」
声優:皆川純子
シシャドノテオドールの一人娘。控えめだが真の強い女性で、騎士の身内としての覚悟と誇りを常に忘れない。恋人のラファエルとは彼がミルザブール城を訪問して以来の仲。
ロマサガと比べてスカートが凄いことになっている。 - ハインリヒ
「勝負が見えていても、やらぬわけにはいかんのだ。」
オイゲンシュタットの領主。テオドールとは親友関係にあり、彼と共に「騎士団の盾」と並び称される。 冷静かつ論理的な性格で、騎士団会議議長を務める。優れた剣士だが、最近は病に伏せりがちである。 - ガト
「もともと、竜の眼はお前の一族の物だ。お前の祖先が竜の庭から持ち帰ったのだ。」
声優:篠原大作
バルハル族の村の長老。幅広い知識と豊富な経験の持ち主で、長年にわたり指導者として村を支えている。
シフが村から旅立つ際、村のお守りである宝玉「竜の眼」を預け、その真の力を取り戻すよう頼んだ。近年の悩みは温暖化の影響で周辺に魔物が発生してきたことで、洞窟に屯する魔物を狩って回るバルハルマラソンを事あるごとに開催している。 - ニザム
「カヤキス レビタよ、よくいらっしゃった。孫を救ってくれた恩人として歓迎しましょう。」
声優:篠原大作
タラール族の賊将族長でアイシャの祖父。幼くして両親を失った孫に親代わりとして深い愛情を注いでいる。一族の掟に従いガレサステップにある太陽の祭壇の守護をしており、タラール族をローザリアの保護下に加えようとしているナイトハルトの要求を拒否し続けている。 - ジェフティメス
「あなたが、その使命を全うすることを祈ります。」
カクラム砂漠地下に暮らす古代人の末裔である地底人の長。地上人を嫌っているが、ニーサが認めた者に対しては丁重に接する。
今作ではロマサガと違い彼の質問に対し間違った選択肢を選んでも答え直しができるので、大地の剣を入手できなくなるという事態は解消されている。 - サラキーン
「神々は去り、取り残された我々は必死に生き延びた。もう、神々の勝手な戦いに巻き込まれたくないのだ。」
まだ創世神マルダーがマルディアスにいた遥か昔に古代神が生み出した巨人族の長。
本来は温厚な紳士肌の人物だが、嘗ての大戦で神々に戦力として駆り出された同胞たちが数多く犠牲になったことに心を痛め、現在は神々への不信感から俗世と距離を置いている。 - ブッチャー
「よく来たな。再会を祝して、タイマンで勝負してやるぜ。おお、おめえらは手え出すなよ。」
声優:吉野貴宏
パイレーツコーストを根城とする海賊達の中でも一際悪名を集めている海賊。
襲撃した船舶の乗員を皆殺しにする残虐な男で、裏では人身売買の噂も立っている。海賊の一大派閥を半ば強引に作っており、彼等を率いて帝国首都メルビルを攻め落とすための計画を企てている。その為反りの合わないホークを計画の障害になると考え失脚させようと目論んでいる。 - ルーイ
「護衛を引き受けてくれないか。俺を狙っている奴らがいるみたいなんだ。」
ノースポイントに暮らす母ちゃんの次男。主人公に曰く付きの荷物を届ける為の護衛を依頼してくる。 - 四天王
1000年前の神々の戦いでサルーインが自身の僕として生み出したフレイムタイラント(声優:黒田崇矢)、水竜(声優:江川央生)、タイニィフェザー(声優:あおい洋一郎)、アディリス(声優:津田匠子)の事。
誇り高い彼等は自分たちの事を使い捨ての道具としか見做していないサルーインには与せず、エロール陣営に力を貸した。現在はそれぞれの場所に縄張りを作って暮らしており、積極的に人とかかわろうとはしないが、例外的に水竜は昔クジャル族とつながりを持っていたという。
各種用語
初見では理解不能なミンサガ用語。全部理解できるあなたは狂人へ近づいていると言っても過言ではない。
☆楽しい狂人の世界☆
狂人剣入手にはレベル5のお宝の地図というアイテムをを手に入れる必要があります。
1、画面上には表示されない戦闘ポイントという数値を2304ぴったりにします。
→この時のみレベル5地図の入手が可能です。
一度でも戦闘に勝利するともう戦闘ポイントはループしてランダムの値になります。
→特定のイベント発生から333回戦闘する(最初の一回のみ有効)
または1戦闘ごとに「カギ開け」で確認します。0~256回やる必要があります。
2、2304ポイントの状態で一定以上の強さの敵を倒してレベル5地図を入手します
→お宝の地図は敵がアイテムを落とさなかった時に1%の確率で落とします。
(ちなみに最も適した敵でも2~3割の確率でアイテムを落とします)
地図がレベル5である確率は10%、さらにそれが狂人剣を入手可能である確率が30%です。以上より単純計算での当たり地図入手確率は
(0,7~0,8)×0,01×0,1×0,3×100=0,021~0,024% です。
- 狂人
プレイヤーに対する褒め言葉。フレイムタイラントの「やはり狂人であったか」より。 - 合成サイコ
全体攻撃サイコブラストをベースに合成術を作ること。低コスト化、魅了効果など豊富なアレンジがある。 - ごろつき狩り
お宝の地図ドロップ条件が「現在の進行度に見合った敵」「通常ドロップが無い場合にドロップ」だったばっかりに1ターン瞬殺できるごろつきを序盤に狩ってお宝の地図を手に入れること。 - しもべ狩り
ヴァンパイアイベント中ヤシ開拓村に現れるヴァンパイアしもべ(仮にも村人)を倒しステータスを上げる行為。
ジュエルビーストから開拓村を守りたい場合などによく狩られる。 - セルフ盾
セルフバーニング使用後に片手武器を使っていると盾発動率がほぼ100%になる現象。ただし過信は禁物。 - ソコニナー
ウェイ=クビンの愛称。由来は彼のセリフより - バルハルマラソン
ジュエル欲しさに「バルハルモンスター」イベントを何周もする苦行。真の敵は進行度と眠気。 - グレイマラソン
グレイ編の初期所有アイテムに宝の地図がある事を利用して、リマスター版で主人公にグレイを選択→NEWGAME+のループにより地図を稼ぐ方法。 - やるよ
ツフを仲間に入れるときのセリフ。女性主人公の場合は二度目以降に言う。 - λ
殿下を表すAA。 - 乱数
狂人は乱数すら操ることができる。タイトル画面からロードするまでの時間で敵キャラ、ドロップアイテム、財宝の中身などを厳選する。○小節○拍などと表現される。 - リサイクル
使い捨てのお宝の地図、アイテム交渉を巧みに使い再利用すること。仕組みを理解するのは難しいがやる価値のある行為。 - 竜人障壁
特定のキャラがクラス「竜人」で特定の隊列にいる場合味方全体が硬くなるバグ技。PS2版限定。 - ><
腹黒人魚マリーンの事。理由はこんな感じの声だから。 - 母ちゃん
もしかして → 船越のガケ、火サスのガケ - 俺たちゃ海賊
( ゚∀゚)o彡゜俺たちゃ海賊♪俺たちゃ海賊♪俺たちゃ海賊♪俺たちゃ海賊♪ - アムルアムト
最終試練最強を誇るぬこ。すっごい回避するよ!
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