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ローズキングダム
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ローズキングダムとは、2007年生まれの日本の競走馬である。

馬名はバラの王国という意味。やらないか♂ 

通算成績25戦6勝[6-2-3-14]

主な勝ち鞍
2歳(2009年):朝日杯フューチュリティステークス(GI)、東京スポーツ杯2歳ステークス(GIII)
3歳(2010年):ジャパンカップ(GI)[1]、神戸新聞杯(GII)
4歳(2011年):京都大賞典(GII)

曖昧さ回避 この記事では実在の競走馬について記述しています。
この馬を元にした『ウマ娘 プリティーダービー』に登場するウマ娘については
「ローズキングダム(ウマ娘)」を参照して下さい。

薔薇一族概論

彼を語る前には、まず彼の曾祖母であるローザネイから始まる血統を語らなければならないであろう。
このローザネイ、父Lyphardリファールの輸入牝馬なのだが、まあ比較的産駒が走る系統で、持ち込みのロゼカラー、日本での産駒ロサード、ヴィータローザ、ロゼカラーの子であるローズバド、ローゼンクロイツもGIやクラシック戦線で活躍し、重賞を多数勝った。
…のだが、肝心のGIでは2着が最高でGIには届いていなかった。
当時、GIに届いていなかった社台の名門ということでスカーレット一族やファンシミン系と比べる向きもあったのだが、スカーレット一族は2004年ダイワメジャーが皐月賞を勝ちGI制覇達成。その後メジャーも次々GIを獲った上、さらにダイワスカーレットやヴァーミリアンらもGI荒稼ぎ。すっかり勝負強い名門になってしまったのだ。
残ったファンシミン系も2005年にラインクラフトとアドマイヤマックスがGIを勝ち、GI馬の系統となった。
詳しくはローザネイの記事を参照。

ちょっと残念な血統仲間がGI勝っちゃってNDK?状態になった中、彼は生まれたのである。

薔薇一族の王子様

父:キングカメハメハ、母:ローズバド、母の父:サンデーサイレンスという血統。ぴかぴかの良血馬である。
サンデーレーシングに卸され、200万×40口の総額8000万で募集されることになった。作曲家の平尾昌晃氏も一口購入したとか。

母や一族が世話になっているGIに届かない原因である可能性が微レ存橋口厩舎に入厩し、2009年の10月にデビューすることとなった。
ここでは超良血で評判馬、のちに立ちふさがることになるヴィクトワールピサが出走しており、貧相な体つきで調教もイマイチだった彼は二番人気になったが、巧みな競馬で内を突き先頭に躍り出ると、最速の上がりでヴィクトワールピサをねじ伏せデビュー戦を勝利で飾る。
続く東スポ杯2歳ステークス(GIII)も前につけ抜け出しトーセンファントムの豪脚を完封し重賞勝利。次走はラジオNIKKEI杯2歳ステークスの予定であったが、同厩のデイリー杯を獲ったリディルが骨折離脱し朝日杯出走が出来なくなったので、その代打として朝日杯フューチュリティステークス(GI)へ。
すでに使い方がアレな感じがするが、レースでは中団につけて直線真ん中を割って抜けだすと粘るエイシンアポロンを切って捨て1着で駆け抜けた。
一族の悲願、GI制覇をたったの三戦で達成してみせた。とは言え2歳GIは軽視される傾向があるので今度はクラシック以降での勝利が期待される存在となった。

王子様、挫折する

クラシックに向け、スプリングステークス(GII)から復帰。圧倒的一番人気に推されるが前が詰まったりして上手く立ち回れず、上がり最速で突っ込むが3着に敗れてしまう。
上がり最速だったとはいえ、荒れ気味で力の要る馬場が合わなかったということもあったかもしれない。この馬、小柄な馬体なためか非力さを見せる局面がここから増えてきてしまうのである。
皐月賞(GI)ではまだ二番人気であったが、最内を切り裂いて突き抜けたヴィクトワールピサを尻目に真ん中を突き抜けようとしたが伸びきれず4着に敗れた。
この後はダービー(GI)へ向かうことになったのだが、直前で挫石を発症し出走が危ぶまれる事態に陥った。幸運にも直前で骨折したダノンシャンティとは違い、なんとか事なきを得て出走となった。
レースは超スローでの切れ味勝負となり、キレが身上の彼には持って来いの展開となったが、よりこの展開が大好きなエイシンフラッシュの切れ味に敗れ2着となった。
母のローズバドもオークスで2着に敗れており、血であるとしか言いようが無い感じである。せっかく良い条件なのにコロッと負ける辺りもそれである。 

薔薇王国建国

失意の春を越え、正念場の秋を迎えた。初戦は2400mの神戸新聞杯(GII)。ここではエイシンフラッシュとの再戦となったが、今度は見事にねじ伏せ重賞勝利。自信を持って菊花賞(GI)へ向かった。ここでは皐月賞馬ヴィクトワールピサが凱旋門賞挑戦で不在、エイシンフラッシュは直前に筋肉痛を起こしリタイアとなり断然の一番人気…とはならず、距離不安を言われて2.6倍で落ち着いた。
レースでは後方待機からキレのある末脚で迫るが、ビッグウィークが早め先頭で押し切るのを止められず2着。とにかく何かが足りないようである。
次走にはジャパンカップ(GI)を選択。秋の内容が評価され四番人気と評価された。そして迎えたレース。前々で脚を溜めて直線真ん中を割って抜けだす朝日杯のような競馬を見せたが
外から派手に斜行してきたブエナビスタと、内から真ん中によれてきたヴィクトワールピサに挟み込まれ完全に止まる甚大な不利を受けてしまう。
しかしそれでも立て直し、根性を見せ前を行くヴィクトワールピサをかわし、ブエナビスタにこそ及ばなかったが2位を確保。これが、彼に良い運命を運ぶことになった。
斜行したブエナビスタ、お咎め無しとはならず降着。2位入線のローズキングダムに繰り上がりという形でジャパンカップ勝利が転がり込んだのである。
しかし、彼が諦めてズルズル後退したり、3着でいいやと諦めていたらGIの舞台でスターのブエナビスタが降着して
被害馬どころかローズキングダムに不利を与えた可能性もあるヴィクトワールピサに1着が転がり込んだとはあんまり考えにくい。
そう考えれば、彼が不利を受けながらも闘志むき出しで頑張ったことが此の勝利につながったとも言えなくはない。
ブエナの斜行はちょっとひどすぎだったので問答無用だった気もするが。

そんなこんなで古馬相手でもGIを勝ったのだが、やっぱり周りから言われたため捲土重来、ちゃんとブエナに勝つことを目標に有馬記念に出走…するはずだったのだが疝痛で回避。
ここから歯車が狂ったか、古馬になった後は京都大賞典を勝ったくらいで、GIでは勝負圏外というレースが続いている。
安田記念で久々にマイル戦に挑戦するも後ろに位置しすぎたか、それとも気持ちが切れていたか伸びあぐね13着。

ついにはローカルGIIIの新潟大賞典にトップハンデを背負い出走して沈没。かつてダンツフレームが天皇賞から中一週で出てきた時も物議を醸したものだが、彼は一伸びで撫で斬り圧勝し貫禄を示していた。しかしローズキングダムはほんの一瞬鋭く伸びるようなフシもなく沈没していった。晩年は気持ちがぷっつり切れていたようであった。

その後の王子様

その後引退を表明したが中々種牡馬入りが決定せず、6月に入ってようやく種牡馬入りの話がまとまり日高のブリーダーズスタリオンステーションで種牡馬入りする運びとなった。なお、ブラジルから種牡馬入りオファーがあったようだがそれは蹴っ飛ばしたらしい。

しかし、種牡馬入り後も初年度は150頭近く牝馬を集めるも実際の生産頭数は64頭と少なく、受胎率の悪さがネックとなった。血統面でも父キングカメハメハという時点で当時から有力であったルーラーシップとバッティングしていた事、その上母父サンデーサイレンスは付ける相手も選ぶことや、同じような血統の種牡馬もトゥザグローリー=トゥザワールドきょうだいやベルシャザール、更にはドゥラメンテという強力なライバルも現れた事、加えて産駒は地方で頑張るものの中央では中々活躍馬も出ないことで、2018年の種付け頭数は7頭(内生産頭数は2頭)と急激に種付け頭数は減っていってしまった。その後、種牡馬を引退してから6年近く経った2024年になってサペラヴィ(阪神ジャンプS)が産駒の中央重賞初勝利を挙げている。

2018年10月、頭を強く打ったことにより麻痺が残り種牡馬を引退したことが発表され、その後治療を受けた後にヴェルサイユリゾートファームで老後を送ることとなった。2019年9月、同じ牧場で繋養されていたタイキシャトルとともに何者かにたてがみを切られる事件が起こった。この事件以降競走馬牧場が観光客に対して解放しなくなることが相次ぐなど、悲しい事件となった。

それでも時折わがままな面を見せながらも、薔薇一族の悲願を達成した王子様は元気に過ごしている。偶に一緒にいるタニノギムレットの柵蹴り癖にびっくりしたりするけど。頑張れ王子様。なお最近は彼に感化されたかごく稀に柵を蹴っているそう。exitそんなところ感化されなくていいから…

血統表

キングカメハメハ
2001 鹿毛
Kingmambo
1990 鹿毛
Mr. Prospector Raise a Native
Gold Digger
Miesque Nureyev
Pasadoble
*マンファス
1991 黒鹿毛
*ラストタイクーン *トライマイベスト
Mill Princess
Pilot Bird Blakeney
The Dancer
ローズバド
1998 青毛
FNo.1-w
*サンデーサイレンス
1986 青鹿毛
Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
ロゼカラー
1993 鹿毛
Shirley Heights Mill Reef
Hardiemma
*ローザネイ Lyphard
Riviere Doree

クロス:Northern Dancer 5×5×5(9.38%)、Mill Reef 5×4(9.38%)

ローズキングダム以来となるローザネイ一族の重賞馬・GI馬となったスタニングローズ(2022年秋華賞・2024年エリザベス女王杯など)は、ローズキングダムの姪にあたる。

主な産駒

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関連項目

脚注

  1. *2着入線繰り上がり優勝
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ローズキングダム

43 ななしのよっしん
2026/03/21(土) 16:18:18 ID: k254dE+wai
ふれあえないグリーディング…
ttps://x.com/Versailles_Farm/status/2025715988621353160
ゴジラもといラニはともかく、なぜローズもそんなに…。
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44 ななしのよっしん
2026/05/21(木) 07:43:31 ID: Ho62kXgu2j
いよいよ隣の親父に仕込まれたイケない遊びを本格的に覚えてしまったかもしれねえ(今シーズン2号HR
https://x.com/Versailles_Farm/status/2057216771518603499exit
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45 ななしのよっしん
2026/05/21(木) 07:48:53 ID: LVdMrBooaq
素知らぬ顔のご本人?でじわる
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46 ななしのよっしん
2026/05/21(木) 08:33:18 ID: OSem8TEASt
朝からずいぶん綺麗に蹴破ったなぁ…
https://x.com/versailles_farm/status/2057216771518603499exit
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47 ななしのよっしん
2026/05/21(木) 10:07:00 ID: cZwmcpM5Kj
悪ガキだな?
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48 ななしのよっしん
2026/05/22(金) 18:47:35 ID: k254dE+wai
もはやギムとローズの間を遮る柵をはずし、2頭二つの放牧地を一つの大きめ放牧地にした方が…(柵の数が減るのも含め)は、その後どうなるか分からんから駄目かなあ…。
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49 ななしのよっしん
2026/05/23(土) 00:29:03 ID: y4aqtpEKaN
仲が良いとはいえその2頭を同じ放牧地に入れるのは流石に危ない…、絶対怪我させ合う
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50 ななしのよっしん
2026/05/24(日) 08:41:12 ID: LVdMrBooaq
むしろ柵だけの被害で済んでる分今の方がマシという説ありけり
気軽に蹴りぶっ放す動物を一カ所には集めたくないだろう
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51 ななしのよっしん
2026/06/18(木) 15:59:18 ID: Ho62kXgu2j
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52 ななしのよっしん
2026/06/20(土) 20:41:21 ID: ymWlF7nd5d
>>49 昔ヴェルサイユファームにいた頃かいつ頃の時期か忘れたけどドットさんだかタイキシャトルだかも誰かとぶつかったハプニングあって以降は隔離するようになったみたいな話もあった記憶…
覚えて欲しくないことをお互いに勉強し合う仲(白目)
親父は晩年になっても元気に破壊してある意味ベテランだから蹴り慣れてるけど、ローズは初心者だから心配だな…
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