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ロードオブヴァーミリオンアリーナ（LORD of VERMILION ARENA）とは、スクウェアエニックスのオンライン対戦型トレーディングカードゲームである。略してLoVA。
プレイヤーキャラクター
主人公は、刻印を持つ戦士で、契約を交わした使い魔達と共に、他の刻印を持つ者達と力を競う『刻印戦争』を行っていく。性別及び種族を選択可能で、ステータスに差異は無い。
概要
- 2015年6月から正式サービス開始。主に伝記・伝説等をもとにカードが作られている。
- が、2016年6月30日を持ってサービス終了となった。
- プレイヤーは自身の分身となるキャラクターを成長させ、武器・防具の装備品により（微小ながら）強化する事ができる。
- 使い魔のカードを組み合わせてデッキを構築し、使い魔のレベルを上げて戦力を上げ戦闘を行う。
- 1人で楽しめる「ストーリーモード」、全国のプレイヤーと対戦する「対戦モード」がある。
- ゲームで使用するカードのイラストには、人気イラストレーター・天野喜孝氏やスクウェアエニックス作品などで有名なイラストレーターが参加している。
- 又、ヴァルキリープロファイルやファイナルファンタジーシリーズ、ロマンシング サ・ガ、スターオーシャン２などから登場キャラクターが使い魔としてゲスト参戦している。
使い魔の種族
以下の5つの種族がある。
- 人獣
フェンリルやヨルムンガンドといった、獣や獣人等の異形の姿を持つ種族や巴御前や風魔小太郎といった人型のユニットが多い。攻撃面に特化した種族であり、攻撃力が高くスキルも直接ダメージを与える、攻撃力や攻撃速度アップ等攻撃的なものを所有する者が多い。反面、防御力は低く、他の種族よりも魔法攻撃（ＰＯＷ補正スキル）に若干打たれ弱い傾向にある。物理攻撃による戦闘の強さにおいては全種族中トップクラスのアタッカーである。かつてはポポ、ルールーによりジャングラーで高速育成し超魔や各種大型を揃えたPTで奇襲する戦術が流行したが修正された。
- 神族
オーディン、ミカエル等の神や天使で構成された種族。ただしポセイドン等、神話上の神でも海に関するものは一部海種に分類されている。特殊技の種類が豊富であり、パッシブでは防御力の上昇、アクティブでは相手の移動、スキルへの束縛、ダメージを減少・無効・反射に関するスキルを持つ使い魔が多い。反面優秀な攻撃力上昇能力を持つ使い魔が少なく、それをダメージカット系、妨害系のスキルで補いチームの盾となって戦うことがメインの立ち回りとなる。
- 魔種
バハムート、アバドン、ミリア(サキュバス)、真紅といった、魔神、悪魔で構成された種族。全種族において魔法攻撃力が最も高く、魔法の種類も幅広い。防御力は低めに設定されているがそれを補う能力を持つ使い魔が多く全体的な戦闘能力は高い。性能の良い使い魔が多く追加されていることもあり、優秀な種族であるといえる。ただしスキルのクールタイムが長かったり、消費するＡＰが多く、ＡＰの管理が難しい種族でもある。
- 海種
ポセイドンやシヴァといった、大海や氷河に住まうキャラで構成された種族。HP回復に関するスキルが豊富で、扱いやすい種族である。自パーティの回復や他プレイヤーの補助などのスキルが多く。補助・維持能力が高い。キマ、マカラ、テティス等の存在で展開力が早い傾向にある。遠隔型は物理攻撃力は低く、前線でダメージを与えるのは苦手だが。アラハバキ、カイ、トンベリ、ラーミア、海坊主等ゲストキャラや一部大型使い魔の近接戦闘力は侮れない。
- 不死
ハデス、ニャルラトホテプといった、アンデッドやクトゥルフ神話などの神を中心として構成された種族。相手を引き寄せたり妨害したりデバフを与えたりするスキルが多いのも特徴。立ち回りが難しいがトリッキーな動きを好むプレイヤーに人気がある傾向である。また、使い魔を狩る（狩られる）ことでステータスが上昇するスキルがあるなど『死』という概念に対するスキル補正が多い種族でもある。ＲＯのエレメスが追加されたことでステルス暗殺がブームになりレイチェルと共に猛威を奮った。またホークアイによるジャングラーでの高速育成の株を人獣より奪った。
登場人物
ドゥクス・ティア (CV：渕上舞)
主人公に刻印を与え、刻印戦争に誘う存在。
ストーリー中は無口な主人公に代わって彼女が発言する。
このゲームのマスコットキャラクターであり、ロビー画面で本を読んでいたりベッドでゴロゴロしていたりする。
ラグナロクオンラインとコラボした際には、イベントNPCとしてラグナロクオンラインのゲーム内に登場した。
エルドリック (CV：中村悠一)
ヴァーミリオン世界の放浪騎士。
刻印の者ではないが、使い魔を召喚し使役する力を持つ。
死都アルカウスにて発生した亡者の群れを討伐している最中に主人公と出会い、共闘することになる。
リュクレース (CV：早見沙織)
ヴァーミリオン世界の刻印の者。
かつてアヴァリシア王国に滅ぼされたアルカウスの皇女であり、アルカウスに発生した亡者の群れを操っていたのも彼女である。
刻印の力で生き永らえており、アルカウスに留まり亡き父と兄の帰還を待ち続けている。
アルカウスを自らの領土と主張し、主人公達を排除しようとする。
ドゥクス・セレス(CV：日高里菜)という皮肉っぽい話し方をするドゥクスを伴っている。
ヒビキ・トキオ (CV：岡本信彦)
トワイライト世界の刻印の者。
燐光学園高等部2年生の男子生徒。
自分の持つ刻印の力を自分たちが暮らす世界を守るためだけに使いたいと思っている。
トワイライト世界にやってきた主人公を侵略者とみなして戦いを挑んでくる。
トキワ・マヒロ (CV：種田梨沙)
トワイライト世界の刻印の者。
燐光学園高等部2年生の女子生徒で、トキオの幼馴染み。
トキオと同じく自分の刻印の力を自分たちが暮らす世界を守るためだけに使いたいと思っているが、できることなら戦いはしたくないと思っている。
トキオが主人公に敗れた際に駆けつけてきて加勢する。
黒衣の者 (CV：沢城みゆき)
創世教団という組織に所属する謎の人物。
主人公がトワイライト世界にやってきた際にその情報をトキオ達に伝えた。
刻印の者に対して、肩入れしたり破滅に追い込んだりと刻印戦争の陰で暗躍しているらしい。
レベッカ (CV：松岡由貴)
ブレイズ世界の刻印の者。
刻印の者の使命や刻印戦争にはまるで興味がなく、様々な世界を渡り歩いている。
主人公とトキオ達の戦いの仲裁に入ったり、ジェレミーを気にかけていたりと姉御肌な人物。
レベッカのドゥクスであるドゥクス・ニニナ(CV：生田善子)は、彼女の奔放な性格に悩まされている。
ジェレミー・スターリング (CV：田村睦心)
ブレイズ世界の刻印の者。
帝国に家族を殺されており、自身が持つ刻印の力で皇帝に復讐したいと思っている。
機械いじりが得意で、メイド兼防衛用メカのマチルダ(CV：梅原麻美)を作製している。しかし、マチルダと面識のない主人公は敵と認識されて攻撃を受けてしまう。
ジェレミーのドゥクスであるドゥクス・マイア(CV：福島亜美)は、彼の保護者のような存在となっている。
ロード・オブ・ブレイズ (CV：土師孝也)
その名の通りブレイズ世界のロード。
マシーネンエンパイアという帝国の皇帝であり、圧政を敷いている暴君。
彼の配下である機械兵の軍勢と7人の刻印の者を倒した主人公達の前に現れ、戦うことになるのだが･･･。
クロウ (CV：安元洋貴)
ライズ世界の刻印の者。
刻印の力で勢力を拡大し、戦乱が続くライズ世界のほとんどを掌握している。
自分がロードになることで、ライズ世界から戦乱を無くして平和な世界にしたいと思っている。
アマツミカボシ(CV：山本和臣)を自身の使い魔とするために対峙しているところに主人公が現れ、クロウがライズ世界のロードになるまでの間、共闘することになる。
幾多の戦いによって刻印が傷付いており、彼のドゥクスであるドゥクス・ヒムカ(CV：飯田里穂)は病弱な体になってしまっている。
ヒナゲシ (CV：上坂すみれ)
クロウの右腕であるライズ世界の少女。
戦乱によって両親を亡くしており、幼い頃からクロウに育てられたため、クロウをとても慕っている。そのため、戦力として重宝されている主人公に嫉妬する場面も。
武人としての戦力も申し分なく、クロウの見立てによれば刻印がなければ自分より強いかもしれないとのこと。
久留麻遼一 (CV：子安武人)
トワイライト世界の刻印の者。
燐光学園の理事長であり、マヒロの叔父。
トワイライト世界にやってきた主人公とヒナゲシにテストと称し無抵抗の状態で攻撃を受け続け、それらを表情ひとつ変えずに受けきることで圧倒的な力の差を思い知らせる。
黒衣の者から妖刀・羅睺の保管を任されていたり、主人公のブレイズ世界での活躍を知っていたりするなど謎が多い人物。
焔華 (CV：加藤英美里)
燐光学園の学園アイドル。
久留麻をお父様と呼び慕っているが、久留麻はこの呼ばれ方に難色を示している。
ドゥクス・ティアの反応から察するに、ドゥクスのような存在であるようだ。
峰 (CV：丸山壮史)
トワイライトの刻印の者。
元はロード・オブ・ブレイズの配下のひとりで、彼の下でいい生活を送っていたのだが、主人公達に敗れたことがきっかけで全てを失ってしまったらしい。
主人公にリベンジするために妖刀・羅睺を手に入れ、通り魔殺人を繰り返しながら再戦の機会を窺っていた。
彼のドゥクスであるドゥクス・エイラ(CV：和田京子)に対して、日頃からお仕置きと称して暴力を振っていたようだ。
ジマ (CV：大羽武士)
ライズ世界の刻印の者。
剛我の部下であり、哭虎将軍の称号を持つ老武人。
剛我には心から忠誠を誓っていたようだ。
サカキ (CV：清水香里)
ライズ世界の武人ではあるが、ライズ世界の出身者ではない刻印の者。
剛我の部下であり、飛龍将軍の称号を持つ女武人。
剛我の下にいたのは創世教団の指示によるものだった。
剛我 (CV：黒田崇矢)
ライズ世界のロード。
100年ほど前、ライズ世界を制覇するまであとわずかという段階まで上り詰めたが、そのタイミングで忽然と姿を消してしまった。
炎天城にて主人公達が遭遇した時には骸と化していたが、突如として復活し戦いを挑んでくる。
羅睺
ライズ世界の真のロード。
刻印を持つ、魂が宿った妖刀。
他者を殺すことが生きがいで、かつて戦いをやめることを宣言した剛我を裏切って命を奪う。その後はトワイライト世界に放逐されていた。
復活した剛我が倒された際に本性を現し、ヒナゲシの身体を乗っ取ってクロウを背後から刺殺し、瀕死のドゥクス・ヒムカを斬殺した後、主人公に襲い掛かる。
関連動画
関連項目
外部リンク
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