ロード・ウォリアーとは、
- アニメ「遊☆戯☆王ファイブディーズ」に登場するカード。本項で解説。
- アメリカのプロレスラー、ロード・ウォリアー・アニマルとロード・ウォリアー・ホークのコンビ、「ザ・ロード・ウォリアーズ」。
1983年に結成。その後、幾度かの解散、再結成があったが、ホークの死により現在は事実上の解散状態。
名前は映画『マッドマックス2』の副題に由来する。
概要
集いし希望が新たな地平へいざなう。光差す道となれ!
シンクロ召喚!駆け抜けろ、ロード・ウォリアー!
不動遊星が使用するレベル8のシンクロモンスター。「ロード・シンクロン」と非チューナー2体以上を素材に指定する光属性・戦士族で、1ターンに1度、デッキからレベル2以下の戦士族または機械族モンスター1体を特殊召喚できる効果を持つ。
初登場はダークシグナー編、VSルドガー・ゴドウィン戦(1回目)。
「ロード・シンクロン」、「ボルト・ヘッジホッグ」、「チューニング・サポーター」を素材にシンクロ召喚された。
「地底のアラクネー」を攻撃したものの、アラクネーの効果により破壊できず、さらにルドガーの「スパイダー・ウェブ」で表示形式を変更され、次ターンの攻撃を封じられてしまう。しかし、その後このカードの効果で「ワンショット・ブースター」を特殊召喚、「ワンショット・ブースター」の効果でアラクネーの破壊に成功した。
次の遊星のターンに効果で「スピード・ウォリアー」を特殊召喚した後、「アドバンスドロー」のコストとしてリリースされた。
その後しばらく本編で登場できなかったが、バトルロイヤルモードでのディアブロ(ゴースト)との対決で再登場。
「クイック・シンクロン」、「ボルト・ヘッジホッグ」、「リード・バタフライ」をシンクロ素材としてシンクロ召喚した。
効果で特殊召喚した「スピード・ウォリアー」とともにダイレクトアタックを決め、大ダメージを与えたが、ディアブロのデッキが光属性メタのA・O・Jであるにもかかわらず光属性のこのカードをシンクロ召喚するという失策を犯してしまったため、「A・O・J トラクター」の効果の発動を許し、さらに「A・O・J コズミック・クローザー」を3体も特殊召喚されてしまい、ミゾグチが連続攻撃を受ける羽目となった。
次の回では何の描写もなくフィールドから消えており、おそらく前話の遊星のセリフ通り、「A・ボム」の効果で破壊されたのだと思われる。
効果を使用する際は、背中のマントのようなパーツから光を放ち、その光の道(ロード)からモンスターが現れる。
カード名のロードは、「ロード・シンクロン」の見た目や効果使用時の演出から道を表すroadと、鎧やマントなどの高貴なイメージから君主を表すlordの2つの意味を持っていると思われる。Vジャンプでも「プライド高き、王の戦士」と紹介された。ただし、英語名は「Road Warrior」である。
本編での出番は2回だけだが、変更後の2期OP映像でアラクネーを倒していたり、10周年記念のアバンでは締めに登場したりと、本編以外の場所でいい扱いを受けている。遊戯、十代のアバンタイトルで締めを飾ったのはそれぞれ「ブラック・マジシャン・ガール」と「カードエクスクルーダー」なので、遊星のデッキのヒロインはこのカードではないかと言われることも(そもそも、初期の遊星のデッキにはまともに女性型モンスターがいなかったのだが)。
OCG版
「スターターデッキ 2009」(2009年3月14日発売)でOCGに登場。
シンクロ・効果モンスター
※「アドバンスド・トーナメントパック2015 Vol.1」収録のカード(AT09-JP001)による
星8/光属性/戦士族/ATK 3000/DEF 1500
「ロード・シンクロン」+チューナー以外のモンスター2体以上
(1):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
デッキからレベル2以下の戦士族・機械族モンスター1体を特殊召喚する。
レベル4の「ロード・シンクロン」と、非チューナー2体を要求する。必ず2体以上でなければならないなど、少々シンクロ召喚しにくい。「クイック・シンクロン」を使う場合、トークンや「ボルト・ヘッジホッグ」を利用すればそれなりに楽に素材がそろう。
効果は地味だが、「ドッペル・ウォリアー」や「TG ストライカー」など、優秀な効果を持つモンスターを呼び出し、さらなるシンクロ召喚の布石とすることができる。「デビル・フランケン」を呼び出せば、さらに強力な融合モンスターへつなぐこともできる。
このカードを使用するなら、デッキにこの効果の対象となる優良なカードを多めに採用したい。
しかし、「クイック・シンクロン」を用いる場合、同じ素材から「ジャンク・デストロイヤー」、「フルール・ド・シュヴァリエ」をシンクロ召喚できることは頭に置いておきたい。「ジャンク・デストロイヤー」には種別を問わない破壊効果があり、劣勢でも役立つが、こちらは直接相手に損害を与えることはできない。
攻撃力は「クイック・シンクロン」で出せるレベル8シンクロ3種の中でこのカードが最も高い。また、ウォリアーと名のついたシンクロモンスターなので、「ラッシュ・ウォリアー」などのサポートにも対応するのはほかの2枚にない利点。
「レベル・スティーラー」が禁止カードとなったため、「クイック・シンクロン」+適当なレベル3モンスターの組み合わせに「レベル・スティーラー」を入れてこのカードをシンクロ召喚することはできなくなった。
その他の作品において
ゲーム「タッグフォーススペシャル」では、ARC-Vの権現坂に召喚時のセリフが存在する。アニメ5D'sの遊星の口上から「新たな地平」を「新たな不動のデュエル」に差し替えたもの。
しかし、彼自身はデッキに投入していない(彼の【超重武者】デッキでは出せるはずもない)ので、ボイステストを使うかプレイヤーがデッキを編集して使わせないと実際には聞けない。
関連動画
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関連項目
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