ワイルド・スピード EURO MISSION(原題:Fast & Furious 6)とは、アメリカ合衆国のユニバーサル・ピクチャーズ製作・公開のカーアクション映画、『ワイルド・スピード』シリーズ第6作目である。
「仲間に背は向けない、たとえ向けられても。」
概要
ワイルド・スピード EURO MISSION |
|
基本情報 | |
---|---|
監督 | ジャスティン・リン |
脚本 | クリス・モーガン |
製作 | ヴィン・ディーゼル ニール・H・モリッツ クレイトン・タウンゼンド |
音楽 | ルーカス・ビダル |
配給 | ユニバーサル・ピクチャーズ(米国) 東宝東和(日本) |
公開 | 2013年5月24日(米国) 2013年7月6日(日本) |
上映時間 | 130分 |
映画テンプレート |
これまでアメリカ大陸を中心に舞台にしたワイスピシリーズでは、初の欧州進出となるシリーズ6作目。本作を皮切りに活動は全世界規模となり、敵側の行動規模も世界を脅かすレベルのものになっていく。
MEGA MAXのラストで生存が示唆されたレティがMAXの後どうなったのか、ミアとの間に子宝を授かり家庭を持ったブライアン、そして新たな恋人であるエレナとの関係を築いたドミニク…といったファミリーのその後や掘り下げが本作では描かれる。同時に新たな登場人物としてオーウェン、デッカードといったショウ家が襲来。後に続くワイスピストーリーも新展開を迎える。
時系列はこの後のエピソードがTOKYO DRIFT。本作では別視点から作中のシーンが描かれているので必見。
あらすじ
大金と自由を手に入れたドミニク・ファミリー。ブライアンはミアと結ばれ息子のジャックを授かった。ドムもブラジルで出会った新たな恋人、エレナと共に静かな暮らしを送る日々。
そんな平穏が続くある日、モスクワにて軍隊が襲撃され、何億ドルもの価値があるというチップが盗まれる。元英国特殊部隊のオーウェン・ショウ率いる国際犯罪組織が関わっていたことを知り、かねてより彼らを追跡していたホブスは、ドムの元へ協力を要請する。
協力を渋るドムだが、ホブスから受け取った写真を見て驚愕する。そこには死んだはずのファミリーの一員、レティが写っていたからだ。ドムは真相を確かめるべく、自らの前科を帳消しにすることを条件にホブスと組むことに。
海を越えて訪れた欧州はイギリスを拠点としたファミリー。程なくしてショウのアジトを突き止めたが、彼はアジトを爆破して逃走。そのカーチェイスのさなか、ドムは一台の車に遭遇する。レティらしき女性に名前を呼びかけるが、彼女は躊躇なく銃口を向けた。彼女に一体何があったのか…?
本作より登場する主要キャスト
- オーウェン・ショウ:ルーク・エヴァンズ/日本語吹き替えCV:東地宏樹
イギリス特殊空挺部隊(SAS)出身で国際犯罪組織のボス。ショウ家の次男。頭脳明晰で冷酷、ファミリー想いのドムとは正反対の性格を持つ。MAXで麻薬組織のボスを務めていたブラガの取引相手でもあり、生存していたレティを彼から引き取り組織に加えた。
特殊な改造車を操り、目的の為なら一般人を巻き込むことも厭わない。
ICE BREAKでは母のマグダーレンの命により兄のデッカードと共にサイファー一派の航空機に乗り込み、ドムの息子の奪還に馳せ参じた。SUPER COMBOのラストを見る限り、妹のハッティとも関係は良好のようである。
関連動画
関連項目
- 0
- 0pt