ワンドオブフォーチュンとは、オトメイトより発売されている女性向け恋愛アドベンチャーゲームである。通称「ワンド」。
概要
2009年6月25日にプレイステーション2用ソフトとして発売され、後述の「R」も含めると複数のハードに移植されている。
シリーズ作品として
ファンディスク「ワンドオブフォーチュン~未来へのプロローグ~」
続編「ワンドオブフォーチュン2~時空に沈む黙示録~」
2のファンディスク「ワンドオブフォーチュン2FD~君に捧げるエピローグ~」
が発売されており、これらも複数のハードに移植されている。
ハリーポッターのような世界観に近く、魔法学園が舞台になっている。
主人公にはステータスというものが存在しており、先生と勉強すると知力・魔力・技術が上昇し、好感度をあげたい場合は攻略キャラと話しをする上昇する。
また、本作は主人公の属性も重要で、攻略キャラと一緒に勉強して同属性を上げる必要がある。
ファンディスクからデフォルト名呼びが搭載されており、主人公の名前を「ルル」のままプレイすると、キャラクターから名前を呼ばれるようになる。
「2」は350年前のミルスクレアに飛ばされてしまう話である。ちなみに無印、FDともにトゥルーEDを迎えた設定のため、ルルの属性は全属性である。
「2FD」では最初からキャラクターセレクトが可能(選べないキャラもいるが)。
2016年3月17日に発売されたPS Vita用ソフト「ワンドオブフォーチュン R」は本編とFDを収録しており、システムやステータス上げ作業の改善、薄葉カゲロー氏描き下ろしのスチルが42枚(差分込70枚以上)、主人公の顔アイコン・デフォルト呼び・パートボイス(CV:堀江由衣)が収録されている。
2017年3月9日に「2」に新規要素を追加したPS Vita用ソフト「ワンドオブフォーチュン R2〜時空に沈む黙示録〜」が発売された。
2023年12月現在は「R」~「R2 FD」のNintendo Switch移植版が発売されている。
作画レベルの高さに定評があり、原画の薄葉カゲローは2人1組のイラストレーターで、彩色も担当している。
登場人物
- ルル(名前変更可・2以降は顔アイコンon/off可能)(Vita版パートボイスCV:堀江由衣)
本作の主人公。無属性。FDからは攻略キャラの属性、もしくは全属性。
媒介はおばあちゃんの杖、2ではコンパクトも使用する。
- ユリウス・フォルトナー(CV:櫻井孝宏)
魔法が大好きなオタク少年。勉強・研究に没頭すると食事睡眠を怠って周りに怒られることもしばしば。
風属性。媒介は杖。
- ノエル・ヴァルモール(CV:鈴木千尋)
ユリウスをライバル視している。マジックアイテムではやたらと偽物を引きやすい。
土属性。媒介はインセクトアンバー。
- ビラール・アサド・イスナーン・ファランバルド(CV:高橋広樹)
魔法を学ぶために異国「ファランバルド」から「魔法院ミルス・クレア」にやってきた第二王子。
水属性。媒介はゴブレット。
- ラギ・エル・ナギル(CV:柿原徹也)
硬派な半竜半人。女性に過剰接触すると小さなドラゴンに変身してしまう。
魔法は使えない。火属性。武器は剣(他の人に魔法をかけてもらって魔法剣にして使ったりも)。
- アルバロ・ガレイ(CV:鈴村健一)
どこかつかめない青年。面白いことが好き、退屈は嫌いな為、面倒事によく首を突っ込み引っ掻き回す。
光属性。媒介はタリスマン。
最後に、これからこいつを攻略したい方々に一つ忠告しておこう……「こいつは信じるな」 - エスト・リナウド(CV:入野自由)
人嫌いの少年。魔力の高さに定評のある天才少年。
闇属性。媒介は魔導書。
- アミィ・サロヴァーラ(CV:沖佳苗)
主人公ルルの親友であり、ルームメイト。占星術を専攻しており、実家は占星術の大家。
媒介は水晶球。友情エンド有り。
- エルバート・レヴィン(CV:織田圭佑)
ミルス・クレアの技術講師。
媒介は杖。若くして最高魔法士の資格を持つエリートでありながら、上がり症であり生徒相手にもオドオドしている。恋愛エンド有り。
- ソロ・モーン(CV:立花慎之介)
2から登場。過去で出会った古代種。基本的に無気力な青年。
そこらへんに倒れてることもしばしば。全属性。
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関連項目
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