ヴァネッサとは、SNKの格闘ゲーム『THE KING OF FIGHTERS』シリーズの登場キャラクターである。
ドリームキャスト版『'99EVO』でエキストラストライカーとして先行登場。
『2000』でプレイヤーキャラクターとして初登場した。
概要
表の顔は旦那と子供を愛する家庭的な主婦だが、実は諜報機関に所属するエージェント。家族にはエージェントであることを秘密にしている。素早いフットワークと鋭いパンチで戦うボクシングスタイルのインファイター。
ルチャ・ドーラのラモンに横恋慕されており、上手くあしらいながら相棒として仕事を手伝わせている。セスは同じ組織に所属する同僚。
『2000』では「主人公チーム(K´、マキシマ、ラモン、ヴァネッサ)」の一員として登場。ラモンと共に招待選手であるK´とマキシマに接触してチームを組む。K´とマキシマはKOFの主催者はネスツだと考え警戒していたが、実際はネスツを脱走した二人を参考人として確保するため、ヴァネッサ達が所属する「リング機関」が仕組んだ罠だった。しかし、機関は同じくネスツを裏切ったゼロによって自らの野望のために掌握されており、大会と作戦を利用されることになる。
『2001』ではセス、ラモンに招待選手の八神庵を加えて「八神チーム」を結成。エンディングでは組織に「最重要人物」としてマークされていた庵を三人がかりで確保しようとするが、顛末は不明となっている。
『XI』ではラモン、ブルー・マリーと共に「エージェントチーム」を結成。マリーの亡き恋人であるブッチが国の養成機関で訓練を受けた時の教官であったことを明かした。
技の一部に『リアルバウト餓狼伝説2』のリック・ストラウドに似た物があるが、こちらの関連性は語られていない。
KOFに10代の女性キャラが多くなった状況を背景に生まれた、当時まだゲームヒロインとしては珍しかった三十路女(30歳)であり、アンソロジーコミックでは恰好のネタとなった。勿論その大人の魅力が深く刺さったプレイヤーも見られた。
担当声優
性能
近距離のラッシュ力が高いインファイター。ボクサーらしく通常技はキックボタンでもパンチ技が出るが、例外的にふっとばし攻撃はキックを使い、性能も悪くない。
性能を引き出すには移動技の「パンチャービジョン」やその場でウィービングをする構えの「パンチャーウィービング」からの派生技を使いこなす必要があり、操作の難易度が高いシリーズ屈指のテクニカルキャラである。
- 遠Cウィービング永久
『2000』に存在。遠距離立ち強パンチの1段目をパンチャーウィービングでキャンセルし、再び遠距離立ち強パンチを当てる。相手との距離が離れないので何度でも連続ヒットする。相手は死ぬ。
『XIV』のCLIMAX超必殺技である「インフィニティーパンチャー」はこれの再現。死にはしない。 - マシンガンループ
『2002』におけるヴァネッサの代名詞。MAX発動中に(近距離立ち強パンチ>ワンツーパンチャー(1段目)>マシンガンパンチャー(3段目)>弱パンチャービジョン)を連続で決める。相手は死ぬ。
リメイク版の『2002UM』ではマシンガンパンチャーの弱体化で不可能になった。 - ヘリオンループ
『XI』に存在。リーダー超必殺技の自己強化技「マックスパンチャー」の効果終了後、強フォビドゥンイーグル(通称ヘリオン)が無条件追撃判定になり、画面端で相手を浮かせた後にフォビドゥンイーグルの2段目が延々と入り続ける。相手は死ぬ。
即死や永久では無いが、『2002(UM)』でMAX発動中にヘリオンの1段目をキャンセルして複数回当てる連続技を指すこともある。こちらは『2002UM』でも可能。
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関連項目
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