ヴァンプ将軍とは、天体戦士サンレッドに登場するキャラクターである。声優は山田ルイ53世(髭男爵)。
部下からは「ヴァンプ将軍」または「ヴァンプ様」、フロシャイムの他の幹部とサンレッドからは「ヴァンプ」、内田かよ子からは「ヴァンプさん」と呼ばれている。
概要
世界征服を企む悪の組織フロシャイムの将軍。川崎支部に属している。周囲に対しての気配りを忘れず、尚且つ礼儀正しい模範的且つ常識的な人物。
世間体をやたらに気にする小市民的な描写が多くあり、悪の組織の幹部には到底思えない。サンレッドからも悪の組織の幹部としてのあり方で突っ込みを受ける事も多い。
部下である戦闘員や怪人達への面倒見も良く、食事から健康面にまで及ぶ。戦闘員達曰く「理想の上司」らしく、本人も照れながらも喜んでいた。しかし、上司と言うよりも寧ろ"かあちゃん"に近いと思われる。
家事全般を得意とし、カリスマ主夫でもある、料理の腕前に関してはサンレッドも絶賛する程である。原作のおまけページでも「ヴァンプ将軍のさっと一品」のコーナーでレシピを公開しており、アニメ版では神作画とも呼ばれる特撮シーンで再現され、非常に好評である。
その反面機械の扱いや、組み立てなどは不得意な為、敵対するはずのサンレッドにそれらをやって貰う事がある。
日常生活では世間体もあり近所付き合いや町内会への参加も積極的に行っている。フロシャイムがまだ世界を征服してはいない為、確定申告もきっちり行っている。また、タイザ君が川崎支部の経理を担当する前は、自身で支部の経理を処理していた(現在もタイザ君がまとめた書類のチェックはしている)。
悪の組織の幹部らしからぬその人間性は敵対するサンレッドとは真逆と言える。常に兜をかぶっており、会話の際にはなぜか口が動かないままである。サンレッドの彼女のかよ子とは仲が良く、互いの携帯番号を交換したり、通販の共同購入までしている。その縁もあり、かよ子の会社の保険にも加入し部下にも勧めている。
現在のところ戦闘力については未知数だが、『不意打ちされて(勘違い)マジギレしたレッドにボコられた上に、背中をズリズリ踏まれまくった』にもかかわらず「大丈夫大丈夫、慣れてるから」で済ませてしまう(同戦闘では怪人が骨折している)。戦闘描写の有り無しに関わらず、レッド(+α)によって結構ひどい目に遭わされているのに負傷したり心が折れたりしていない辺り、いろんな意味で強固だと言えよう。また、一旦怒らせるとどんな怪人でも萎縮・反省してしまい、機嫌を直してもらうには大変な労(働)力を要する。
作中ではフロシャイム側からの視点で描かれている事から真の主人公と言って過言では無い。
関連動画
関連商品
関連項目
- 9
- 0pt