ヴィンコ・グロボカール(1934~)とは、クラシック音楽のうち現代音楽に属する作曲家で、ポストモダン作曲家のうち集団即興演奏の音楽と呼称される動きを伴った音楽を作る人物である。また、トロンボーン奏者でもある。
概要
スロヴェニア系フランス人でルネ・レイポヴィッツやルチアーノ・ベリオの師事を受ける。その後はケルンの「新音楽コース」でトロンボーンと作曲法の教鞭をとる。
1975年よりIRCAMで活動しているように、サルバトーレ・シャリーノやヘルムート・ラッヘンマンといった同世代の作曲家と同じく前衛的な作曲家であるが、彼らよりもマウリシオ・カーゲル、ディーター・シュネーベルといった作曲家に近い身体性を重んじた作曲法が特徴である。
その破天荒な型破りの作曲は「集団即興演奏の音楽」とも呼ばれ、ポストモダンの作曲家の中でも独自の境地を切り開いている。
またトロンボーン奏者としては自作自演の他、多数の現代音楽の作曲家の初演を行っている。
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さすがになかった。
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関連項目
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- クラシック音楽
- 現代音楽
- ヘルムート・ラッヘンマン
- マウリシオ・カーゲル
- ディーター・シュネーベル
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