ヴィンデル・マウザーとは、スーパーロボット大戦シリーズのオリジナルキャラクターである。CVは梅津秀行。
概要
スーパーロボット大戦シリーズに登場する人物。初出はスーパーロボット大戦A。そして同作のラスボスでもある。
地球連邦軍特殊任務実行部隊「シャドウミラー」の総司令官。階級は大佐。アクセル・アルマーの上官にあたる。
戦闘時の専用BGMは「CHAOS」。
並行世界(ヴィンデルたちの本来いた世界)が平和により徐々に腐敗していく中、その腐敗を阻止するべく戦争が日常的に続く世界を作ろうとクーデターを起こすが、ゲシュペンストMKⅢを中心とする連邦軍部隊に鎮圧されてしまい、こちら側の世界(スパロボAorOG)へやってきた。もっとも作品中の会話から、最後は本来の世界へ帰還するつもりではあったようだ。
初登場のスパロボAではラスボスにしては脆弱すぎる機体能力から「楽勝で1ターンキルできるラスボス」「顔見せに初登場するシナリオで(最終面でもないのに)撃墜可能なラスボス」などという事があり歴代スパロボシリーズでも最弱の部類に入るラスボスとして名を馳せたが、リメイク版のAP、及びOGシリーズではかなり強化されており、シャドウミラーの総大将に相応しい戦闘能力でプレイヤーの前に立ち塞がる。
OGシリーズではギリアム・イェーガーをある理由で執拗に追いかけている。
ファンからの主な愛称はワカメ(独特の髪型、もといソバージュの効いたヘアスタイルより)。また彼の乗る機動兵器・ツヴァイザーゲインは戦闘アニメで分身する演出が多いため、増えるワカメとも呼ばれたりする。ちなみにゲーム中では「ツガイバーゲン」「ツーカイアゲイン」などという言い間違い・読み間違いもされており、先述の内容と合わせてネタ機体扱いされる機会も少なくないようである。良くも悪くも。
登場作品
スーパーロボット大戦A
初登場作品。ラスボスとしての登場。
ラスボスだけに主人公キャラほぼ全員分会話が用意されているが、ステージの構造やHPが6万台でしかないといった要因から1ターンでほぼ確実に撃破が可能という有様で、全員分の会話を楽しむ余裕は無いだろう(逆の意味で)。何しろ装甲値がドン・ザウサーやキュベレイにも劣るというのはいかがなものか。
リメイク版ではかなり強化を施され、HPは260,000まで上昇した(初登場時でも10万くらいはある)。そしてマップ兵器も搭載され、2回行動が可能という事もありリメイク前とは完全に別物となっている。とはいえ、MAP兵器はOG版と違いEN消費型でしかもEN回復の機能が無いという弱点があるので、ガス欠にしてしまえば倒し易くなる。
最後は主人公達に敗れた結果次元転移を行おうとして、乗機ツヴァイザーゲインを次元転移弾として利用され爆死。
スーパーロボット大戦OG2
ストーリーとしては、上記のAとほぼ同様の流れで戦う。
こちらの場合はHPが320,000まで強化され、マップ兵器も弾数制になった。でもMAP兵器で自分や味方機を巻き込む事があるというドジッ子な一面もある。何にしても、Aの頃のような弱さはもはや無く、大ボス然とした仕上がりになっているのだが他の敵勢力のボス達と見比べると何故か大した事がないように映る不思議。
(何しろシャドウミラーとの決戦後のシナリオ(最終面)ではアインストレジセイアが大量発生・・・)
PS2版では上記の内容に加え、思考ルーチンが改善されMAP兵器で自分や周囲を巻き込む事が無くなった。さらにヴィンデルが技能「気力限界突破」を所有しているのでヴィンデルと交戦する頃には大抵気力が170まで上昇している事により一層1ターンキルが困難になっている。
最後はこちらでも同様に次元転移を行おうとしたが、ギリアムとラミアにそれを阻止された結果因果地平の彼方へと飛ばされかけ、結局ラミアにトドメを刺される。
なお、今作をアニメ化したジ・インスペクターにおいても黒幕の一人としてゲーム同様暗躍。ダイレクトモーションリンク採用機であるツヴァイザーゲインの搭乗者、そして戦闘集団シャドウミラーの首領に恥じない筋肉質っぷりを披露したが、尺の都合で戦闘面では特に目立った活躍もないまま虎龍王に一瞬で倒され、ある意味原作再現であると話題になった。
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関連項目
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