かかったな フリオニール しね!!
くそっ!おうじょに ばけていたな!
概要
ファイナルファンタジー2における、ある迷場面を象徴する台詞(というか生唾を飲み込む音)である。
主人公であるフリオニールらは、パラメキア帝国に囚われていたヒルダ王女を大戦艦にて救出する。
しかしそれ以後はヒルダの様子がおかしくなり、誰にも会いたがらないという。
フリオニールらがディストの洞窟で飛竜の卵を命の泉へ沈めてから、
アルテア・反乱軍のアジトへ戻るとゴードンから一度会って話をしてほしいと頼まれる。
フリオニール達はヒルダの使っている部屋を訪ねるが、王女はフリオニールのみに話があるという。
仲間たちが室外へ退去すると、ヒルダはベッドへと向かい……
どうしたの? そばにきて・・・・
とフリオニールを招きよせる。更には
はやくきて じらさないで・・
と言葉をかける。どう考えても一緒に寝る(性的な意味で)お誘いである。
・・・・ゴクッ・・・・
童貞卒業の為にベッドに潜入するフリオニール。だがそれは帝国の巧妙な罠だった。
実はこのヒルダ王女、ラミアクィーンの化けた偽者だったのである。
- このイベント時には画面がピンク色になり、なぜがBGMが「白鳥の湖 情景」(ゲーム中では王女の誘惑)
- ラミアクィーンと判明した後のフリオニールの「くそっ!おうじょに ばけていたな!」という本気で悔しそうな台詞
- まるで覗き見していたかのようなタイミングで駆けつけてくる仲間たち
という、色々な意味で印象の強い迷場面となっている。
さらに酷いことに、このラミアクィーンは希少な防具「リボン」を持っているためにリボン目当てのプレイヤーからドロップするまでリセットして狩り続けられることもあり、その度に「・・・・ゴクッ・・・・」のやり取りを見ることになる。もうやめて!とっくにフリオニールのライフはゼロよ!
こうしてFF2プレイヤーの脳裏にこのイベントは刻み込まれ、同時にフリオニールは童貞ネタでいじられる運命を背負ったのであった。
なおGBA版以後の作品では前後の台詞が多少変更され、「くそっ!おうじょに ばけていたな!」も
「きさま! 王女じゃないな!」に変更されている。なぜ「くそっ!」を消したし……
ディシディアでは……
フリオニールの『いいじゃないか! タダだし』とか『……ゴクッ……』も、ぜひボイスを入れたかったんですけど、さすがに物語の雰囲気に合わないということで、いったんはボツになったんです。
ディシディア ファイナルファンタジー アルティマニア P679のスタッフインタビューより引用
残念ながらボイス付きではないが、召喚石シヴァAUTO入手時のイベントで「ゴ…ゴクリ……」となる。
また、デュオデシムではアイテム「シヴァの薄布」の説明文で『どこからともなく「ゴクッ…」と聞こえる』とネタにされている。
余談だが「いいじゃないか! ただ だし。」も再現されている。
…なんて言ってたら、アーケード版ディシディアにて、C.Lvを上げる事で入手できる「カスタムシンボルチャット」にて
「いいじゃないか! ただ だし。」共々ボイス化されたらしい。
味方とのコミュニケーションで腹筋を破壊しないように使用してみよう。
関連動画
関連静画
↑
はやくきて じらさないで・・
くそっ!おうじょに ばけていたな!
↓
関連商品
関連コミュニティ
関連項目
- 5
- 0pt