一条聖也とは、漫画「カイジ」の登場人物である。アニメ版の声優は浪川大輔。実写映画版の役者は伊勢谷友介。
なお、原作の時点では苗字だけで名前は明かされなかったものの、実写映画版で聖也という名前に決定し、アニメ版でもカイジが破った名刺に「一条 聖也」と書かれていたところを見ると、聖也という名前はほぼ公式と見て間違いない模様。
概要
帝愛グループが運営する、会員制裏カジノの支配人。明言はされていないが、人喰いパチンコ「沼」を製造(設計?)に携わっていた模様。
学力は高かったが、何らかの事情で大学進学を断念。その後、帝愛グループへと入社した。下積みから徐々に地位を上げていった努力の人であり、トイレ掃除や兵藤会長のイス役(!?)などをこなして幹部候補生となった。入社7年目で、ついに裏カジノの支配人に成り上がった。兵藤会長への忠誠心は全く無いが、帝愛No.2の黒崎には忠誠を誓っている。ちなみに兵藤会長も一条を嫌っており、「奴の面が嫌いだった…!反吐が出たっ………!」とこぼしている。
紳士的な態度を崩さないが本性は他人を見下している。サディストの嗜好もあるようで、カイジをリンチした後、爪と指の間に針を入れて爪を真っ赤に染める、通称「血のマニキュア」なる拷問をした。
年配が多いこの漫画の中で歳がカイジに近いことと、決着後のカイジとのやりとりなどを指し示し、カイジのライバル候補としてよく挙げられる人物でもある。
カイジに傾斜を利用した沼攻略用の策に勘付いたあとに、その策を逆手にとるなど、随所でみせる悪知恵や機転には光るものがあるが、番外編では露骨なヨイショで利根川を混乱させるコミカル(?)な一面も見受けられる。
映画版では友人に裏切られて借金を背負い、一度地下送りになっていた。その後、ブレイブメンロードを渡り切って地上へと脱出し、何の因果か帝愛グループへ入社。原作どおり裏カジノの支配人となっていた。このような過去から、仲間を信じられない性格となっている。
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