『一番の宝物』とは、テレビアニメ『Angel Beats!』の楽曲である。作詞・作曲:麻枝准。
概要
『Angel Beats!』第10話「Goodbye Days」、及び第13話(最終話)「Graduation」にて挿入歌として使用された楽曲(実際はED曲も兼ねている)。
前者はこの歌を歌っているユイ自身、後者は恐らく戦線メンバー皆の過去、現在、そしてこれからの未来への想いを綴った歌詞である。
作中では非常に感動的なシーンで使われており、数ある『Angel Beats!』関連の楽曲の中でも、特に涙を誘う一曲である。
なお、シングル曲としては発売予定はないが、第10話版はGirls Dead Monsterのアルバム『Keep The Beats!』に、第13話版はオリジナルサウンドトラックに収録されている。
なお作中では同じメロディーのBGMも度々使用されていおり、こちらの曲名は
「my most precious treasure 」(私の一番大事な宝物 → 一番の宝物)
一番の宝物(by ユイ)
全てが終わったはずの世界、そこで私は彼に出会えた。
何も出来ない、価値なんて無いと思ってた自分を「一番の宝物」と言ってくれる存在に。
・・・分かった、もう迷わない。生まれてきたこと、後悔したりしない。
楽しかった祭りの余韻にもう少し浸っていたい気もする、それでも前に進もう。
立ち上がれなくても、歩けなくても、新しい朝に向かってどこまでも行こう。
新しい朝は一人ぼっちかもしれない、それでもここで知ったことを忘れない。幸せを掴んで見せるよ。
・・・ふと、そんな過去があった気がした。でも、何があったかはもう思い出せない。
けど目を閉じてみれば、どこからか聞こえてくる、懐かしく思える誰かの笑い声。
誰の声かも分からない。けどそんな声が、今の私にとって「一番の宝物」
一番の宝物(by ALL)
不安で仕方がなかった自分に、あなたが勇気を送ってくれた。
でも、握っていてくれたこの手は、もう離さなきゃ。一人でも進んでいくために。
みんなと一緒にいたかった、出来る事ならみんな一緒がよかった。
辛くて死にたくなることもあるかもしれない、でもどこからか声が聞こえる。
「死んではいけない」と。生きていくことは立ち向かうことだと。
みんなが誰なのかはもう分からない、でもそんな声が「一番の宝物」
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