七宮智音(しちみや さとね)とは、「中二病でも恋がしたい!」に登場するヒロインの一人である。
声 - 長妻樹里
概要
富樫勇太の中学時代の親友であり、中二病の発症原因となった存在。
当時の勇太にとって、唯一と言える中二病設定の理解者であったが、突如転校して姿を消した。
(『別れの言葉を口にしたときが別れ』というポリシーを持つ為、あえて何も言わずに転校した)
高校生となった今も現役の中二病で、自らを魔法魔王少女ソフィアリング・SP・サターン7世と名乗り、
勇太の事を中学時代からの呼び名である「勇者」と呼ぶ。
現実を受け入れられなかったり、中二病を黒歴史として忘れようとする他の中二病患者達とは異なり、
「自らの中二病を自覚しながらも貫き通す」という意志を持ち、勇太からは「中二病の究極体」と評される。
原作版、アニメ版ともに勇太と小鳥遊六花が交際を始めてから登場する人物であり、
形は異なるが、両者の関係に修羅場を齎すキャラクターでもある。特に原作版はその傾向が強い。
なお、身長は六花より少し高い程度だが、体型に関しては「わりとたわわ」であるらしい。
【原作版】
単行本第2巻からの登場だが、その名前と存在自体は第1巻の時点で語られていた。
中学時代に勇太と仲良くなり、互いの中二設定を語り合う仲だったが、突然転校して姿を消す。
転校先の学校では丹生谷森夏と知り合い、彼女の中二病を発症させていた。
その為、森夏は勇太の過去や七宮との関係を把握しており、勇太の中二病が再発したと判断した際には、
七宮の証言を元に再現した『闇ノート(最強)』を朗読し、彼を悶絶させた。
第2巻では、『仮面の少女事件』の噂を聞きつけて勇太達の通う高校へと侵入。
校内放送をジャックして『天使』を呼び出そうとし、教師達から逃げている最中に勇太と再会を遂げる。
同時に六花とも遭遇し、中二病VS中二病の壮絶な闘いを繰り広げた。
その後も毎日のように現われ、勇太や森夏との接触を試みて周囲を振り回していたが、
六花は、勇太が自身と『恋人の契約』を交わしているにも拘らず、七宮の世話を焼く事に嫉妬してしまう。
果たして勇太と六花の関係はどうなるのか、そして七宮は勇太にどのような感情を抱いているのか……?
【アニメ版】
初登場は劇場版のラストシーン。第二期『中二病でも恋がしたい!戀』の第3話から本格的に登場する。
かつて勇太の親友と呼べる存在だったが、中学2年生の時に突如転校し、彼の前から姿を消していた。
転校先の中学ではモリサマーと出会い、彼女と共に天使を呼び出す儀式を行ったりしている。
その後、勇太の住んでいるアパートの一つ上の部屋(かつて小鳥遊家が住んでいた部屋)に引っ越してきた。
第2話のラストで階下に住んでいた小鳥遊六花と邂逅。中二病患者同士惹かれるものがあったらしく、
第3話では六花に会う為に私立銀杏学園に侵入、校内放送を通して彼女を呼び出し、
魔法魔王少女VS邪王真眼の戦いを繰り広げた後、勇太と再会した。
人懐っこい性格で、勇太と必要以上に接近するため、しばしば六花の嫉妬の対象になる。
嫉妬する六花ちゃんマジ堕天使。だが、勇太と六花が恋愛関係である事を祝福しており、
六花から嫉妬された事を察すると即座に謝罪する気配りも見せる。
実は中学時代に勇太への恋愛感情を抱き始めていたのだが、
中二病と恋愛感情は相容れないものだという考えを持っていた為、あえて恋を捨てた経緯を持つ。
しかし、六花が中二病と恋愛感情の両立を成し遂げる姿を目撃した事で、
忘れかけていた勇太への想いが再燃し始めてしまう……
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関連項目
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