概要
刀身の左右に各3本の枝刃を段違いに造り出した特異な形をした鉄製の剣。刀身には銘文が刻まれている。とても実用に耐えるような形状ではなく、儀式用の祭具として製造されたと考えられる。実際に明治までは毎年行う神剣渡御祭で刀として奉るために実物を使用していた。現在は代わりを使用している。
奈良県天理市の石上神宮の神庫に伝世した古代の遺品であり、「六叉鉾」(ろくさのほこ)として伝えられていた。しかし、現在は刀身に記された銘文により現在の名前を使うようになっている。銘文から製造は西暦369年と考えられている。この銘文は日本の古代史上の絶対年代を明確にする最古の史料でもある。
作品での登場
国宝というのと特異な形もあり、キーアイテムだったり特殊効果がついた最強クラスの武器として登場する。
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関連項目
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