概要
「好き」って 暴力的な言葉だ
出典:第十話「言葉で閉じ込めて」
生徒会にて生徒会長を務めている。 文武両道、人柄が良く誰にでも好かれ、一年生の頃から生徒会長よりも有名だった。
初めから優秀だったわけではなく、幼い頃は怖がりで友達も少なかった。七海澪という姉がいたが、燈子が小学生の頃に、交通事故で亡くしている。誰からも愛されていた姉が亡くなったという事実を許すことができず、彼女は自身がお姉ちゃんの代わりになると決意し、努力を重ねた結果、今の地位にたどり着いた。
自身へたくさんの好意が向けられるようになった一方、弱い自分も完璧な自分も肯定することができず、「好き」という気持ちに息苦しさを感じていた。そんな時、小糸侑に出会い、「特別って気持ちが分からない」と告げられる。「好きを知らない」彼女が世界で一番優しく見えた燈子は、侑のことを好きになる。
侑が自身を好きになりたいと思っていることには、あろうことか全く気づいていない。好きにならないと言った後も、侑が燈子への思いで揺れ動いている中、彼女が侑を好き勝手に振り回す様子は、無自覚と言えど、非常に残酷であることは間違いないだろう。
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