三井寿とは、漫画『SLAM DUNK』の登場人物である。CV:置鮎龍太郎。
あの14番こそ栄光の元中学MVP!&元不良! 炎の男三井寿だ!!
ポジションはシューティングガード、ガードフォワード。背番号は14番。
あだ名は「ミッチー」。不良仲間からは「みっちゃん」とも呼ばれる。ロンゲの時は花道から「女男」と呼ばれていた。
中学の県大会決勝で安西から「あきらめたらそこで試合終了だよ」という言葉をかけられて以降、彼に心酔しており、これが湘北行きのキッカケとなった。
悪童として鳴らしていたのにも関わらずビックリするほど喧嘩が弱い。宮城や水戸など、相手が強かったというのもあるが作中喧嘩では全敗を喫している。
理想的なシュートフォームと広いシュートレンジを持つことから作中では主にスリーポイントシューターとして活躍するが、宮城が「3点だけじゃねーんだあの人は」と言うようにバスケセンス抜群で、ディフェンスもうまく、特にオフェンスチャージを取ってもらう技術は卓越している。また相手の特徴を見抜く観察眼も備えている。弱点はスタミナで、試合が後半になるとガクッと運動量が落ちてしまう。
作者曰く、当初はただの不良役で終わらせる予定だったが、体育館での喧嘩のシーンが思っていたよりも長引き、その間に三井に感情移入したため、急遽湘北メンバーに加えることになった。当初は水戸が入部する予定だったらしい。
名前の由来は福岡県の地酒「三井の寿」。背番号の「14」もこの酒のアルコール度数にちなんだもの。
主な来歴
中学時代は武石中に所属し、中心選手として同校を神奈川県大会優勝に導き大会MVPを受賞。後に木暮が「オレたちの学年でバスケットをしていて武石中の三井寿を知らない奴はいなかったよ」と漏らすなど、輝かしい未来を確実視されていた。
高校は様々な強豪校からのスカウトを蹴って安西のいる湘北に入学。この時点で高校レベルで即通用するシューターだと見なされていた。同期の赤木や木暮らととも日本一を目指すと豪語したが、部内での練習試合中に怪我を負い、完治する前に病院を抜け出して練習に参加するもこれによって怪我が悪化。密かにインターハイ予選を観戦しに会場を訪れるも、赤木が活躍しているのを目の当りにして挫折。静かに会場を後にし、それ以降、バスケ部に顔を出すことはなかった。
以後は二年間不良と化し[1]、自分が失っていたものを持っていた宮城に嫉妬しリンチにかけるも、彼から集中攻撃を受けともに入院。このときに前歯を数本失っている。
宮城と同時期に退院した後は仕返しとして不良仲間を引き連れ、公式戦出場停止と廃部をチラつかせてバスケ部を強襲するも、吹っ切れた桜木らによって返り討ちに遭い、その最中、木暮から過去を語られ、仲間である堀田からもバスケットへの未練があるのでは?と尋ねられるも反発。しかし、中学時代からの恩師・安西先生の出現によりその場で泣き崩れ「バスケがしたいです……」と吐露。三井の罪を水戸や堀田らが被ったことで髪を切り、インプラントを入れると共に意地もプライドも捨ててバスケ部に戻った。
その後は二年間のブランクからスタミナに不安を抱えながらも、「全国へ連れていくことが償い」と心に決め、持ち前のバスケセンスを生かし、3Pシュートという飛び道具を武器に湘北の貴重な得点源として活躍。インターハイ二回戦の絶対王者山王戦では桜木とともにキーマンとして躍動した。
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関連項目
脚注
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