三冠馬単語

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三冠馬とは、競馬において特定の3競走に勝ったのことである。
3競走の定義、地域、競走条件等で多々分類されているが、一般的には日本中央競馬(JRA)のサラブレッド系3歳(2000年までは「4歳」と呼称)限定の「クラシック競走」におけるものをす。

目次

中央競馬クラシック三冠

そもそも日本には「クラシック競走」とされる3歳(旧4歳)限定の大レースが存在しておらず、日本各地で行われていた帝室御賞典などが大レースとして扱われていた。その後不況からの産の衰退を食い止める的で昭和7年(1932年)に本場イギリスの高額賞レースでもあったダービーステークスを範に取った東京優駿大競走が設立、それに続く形で他のクラシックレースモデルにした阪神優駿牝馬京都農林省賞典四歳呼馬中山四歳牝馬特別横濱農林省賞典四歳呼馬が設立され、昭和14年(1939年)に五大クラシックが成立し、現在に至っている。下の表の施行場所などの情報はいずれも現在の物である。

レース 施行距離 創設年 相当する本レース
東京優駿 東京
2400m
昭和7年
(1932年)
ダービーステークス
1マイル4ハロン6ヤード
(約2420m)
優駿牝馬
(限定)
東京
2400m
昭和13年
(1938年)
オークスステークス
1マイル4ハロン6ヤード
(約2420m)
菊花賞 京都
3000m
昭和13年
(1938年)
セントレジャーステークス
1マイル6ハロン115ヤード
(約2921m)
桜花賞
(限定)
阪神
1600m
昭和14年
(1939年)
1000ギニーステークス
1マイル
(約1609m)
皐月賞
中山
2000m
昭和14年
(1939年)
2000ギニーステークス
1マイル
(約1609m)

クラシック牡馬三冠

日本中央競馬サラブレッド系3歳限定「クラシック競走」である、

の3レースす。これらの競走に出走できるのはサラブレッド系3歳(旧:4歳)だけなので、競走馬にとって挑戦するチャンスは一生に一度しかない。ただし2000年までは「日本国内の生産」のみ出走でき、外国産馬(日本以外ので生まれてから日本に輸入された)の出走はできない、などの制限事項があった。またクラシック競走は「繁殖の選定のための競走」という前提があるため、騸馬(去勢した)の出走は現在不可能である。

2022年現在、8頭が三冠を達成している。このうち、シンボリルドルフディープインパクトコントレイル三冠を達成するまで、すなわち菊花賞を勝つまで敗であったので、敗(不敗)の三冠馬」と称されることがある。

セントライトの時代は、まだ現在のようなレース体系が確立しておらず、セントライトが達成した三冠レース名も現在とは違って「横農林省賞典四歳呼」「東京優駿競走」「京都農林省賞典四歳呼馬であった。(但し当時から「三冠」として、これらを三冠とする概念は存在していた。)

成年 達成時戦績 生涯成績
昭和16年
(1941年)
セントライト 12戦9勝
 (小西喜蔵)
12戦9勝
昭和39年
(1964年)
シンザン 11戦8勝
 (栗田勝)
19戦15勝
 (天皇賞(秋) 有馬記念)
昭和58年
(1983年)
ミスターシービー 9戦7勝
 (吉永正人)
15戦8勝
 (天皇賞(秋))
昭和59年
(1984年)
シンボリルドルフ 8戦8勝
 (岡部幸雄)
16戦13勝(うち海外1戦0勝)
 (天皇賞(春) ジャパンカップ 有馬記念2回)
平成6年
(1994年)
ナリタブライアン 13戦9勝
 (南井克巳)
21戦12勝
 (有馬記念 朝日杯3歳ステークス)
平成17年
(2005年)
ディープインパクト 7戦7勝
 (武豊)
14戦12勝(うち海外1戦0勝)
 (天皇賞(春) ジャパンカップ 有馬記念 宝塚記念)
平成23年
(2011年)
オルフェーヴル 10戦6勝
 (池添謙一)
21戦12勝(うち海外4戦2勝)
 (有馬記念2回 宝塚記念)
令和2年
(2020年)
コントレイル 7戦7勝
 (福永祐一)
11戦8勝
 (ホープフルステークス ジャパンカップ)

クラシック牝馬三冠

日本中央競馬サラブレッド系3歳限定「クラシック競走」である、

の3レースす。これらの競走に出走できるのはサラブレッド系3歳(旧:4歳)だけなので、競走馬にとって挑戦するチャンスは一生に一度しかない。さらに3レースの内桜花賞優駿牝馬限定戦のため、達成できるのは3歳(旧4歳)のみである。

2022年現在日本初の二冠牝馬であるスウヰイスー1952年菊花賞で2着になったのを最高位にし達成できたは存在せず、さらに1970年ビクトリアカップが創設されて後述の牝馬三冠路線が確立してからは、二冠牝馬菊花賞に一度も出走していない。ここでは達成が現れるまで暫定的にあと一歩まで迫った二冠牝馬紹介する。

年度 残る一冠
着順
(優勝)
備考
昭和18年
(1943年)
クリフジ 中山四歳牝馬特別
デビュー
(ミスセフト)
東京優駿競走1着(変則三冠馬)。
昭和22年
(1947年)
ブラウニー 優駿牝馬
不出走
(トキツカゼ)
菊花賞優勝した最後の
東京優駿競走3着。
昭和27年
(1952年)
スウヰイスー 菊花賞
2着
(セントオー)
日本初の二冠牝馬
菊花賞の着差は1/2身。
昭和29年
(1954年)
ヤマイ 菊花賞
3着
(ダイナナホウシユウ)
クリフジ
昭和32年
(1957年)
ミスオンワード 菊花賞
10着
(ラプソデー)
敗の二冠牝馬
昭和39年
(1964年)
カネケヤキ 菊花賞
5着
(シンザン)
双方の二冠馬による対戦。
勝利したシンザンが史上2頭のクラシック三冠に。

変則三冠

皐月賞ダービー菊花賞桜花賞オークスの五大クラシック競走のうち、桜花賞オークス限定競走のため、は前者3レースにしか出走できないが、は全5レースに出走可であり、理屈の上ではが「五冠」を達成することも可である。しかし、桜花賞皐月賞オークスダービーはそれぞれ1週後の連闘となるため、実行に移したはいない。

しかし現在のようなレース体系がとられていなかった時代、例えばオークス(当時は「阪神優駿牝馬」)は5月下旬ではなく10月上旬に開催されていたため、今とは異なる変則的な三冠に挑むこともできた。1943年クリフジが、その一の例である。

成年 生涯成績
昭和18年
(1943年)
クリフジ 11戦11勝 (前田長吉)
 東京優駿競走 / 阪神優駿牝馬 / 京都農商省賞典四歳呼馬

中央競馬牝馬三冠

日本中央競馬サラブレッド系3歳の限定競走である

の3レースの事をす。これらの競走に出走できるのはサラブレッド系3歳(旧4歳)だけなので、挑戦するチャンスは一生に一度しかない。

桜花賞優駿牝馬(オークス)は、皐月賞ダービー菊花賞と並ぶ「クラシック競走」であるが、秋華賞(旧:エリザベス女王杯ビクトリアカップ)は日本独自の3歳限定競走なので、「クラシック競走」には含まない(モデルとなったレースはある)。

当初は1970年に創設されたビクトリアカップ三冠だったが、エリザベス2世の訪日を記念して1976年エリザベス女王杯が新設されることとなり、ビクトリアカップ止された。なお、ビクトリアカップ時代は三冠達成はいなかった。

1996年エリザベス女王杯が4歳(現3歳)5歳(現4歳)以上の混合競走に編されたため、その年から秋華賞が新設されて三冠となった。

2023年現在、7頭が牝馬三冠を達成している。

成年 達成時戦績 生涯成績
昭和61年
(1986年)
メジロラモーヌ 11戦9勝
 (河内洋)
12戦9勝
平成15年
(2003年)
スティルインラブ 7戦5勝
 (幸英明)
16戦5勝
平成22年
(2010年)
アパパネ 9戦6勝
 (蛯名正義)
19戦7勝(うち海外1戦0勝)
 (ヴィクトリアマイル 阪神ジュベナイルフィリーズ)
平成24年
(2012年)
ジェンティルドンナ 8戦6勝
 (岩田康誠)
19戦10勝(うち海外2戦1勝)
 (ジャパンカップ2回 ドバイシーマクラシック 有馬記念)
平成30年
(2018年)
アーモンドアイ 6戦5勝
 (C.ルメール)
15戦11勝(うち海外1戦1勝)
 (ジャパンカップ2回 ドバイターフ 天皇賞(秋)2回 ヴィクトリアマイル)
令和2年
(2020年)
デアリングタクト 5戦5勝
 (松山弘平)
12戦5勝
令和5年
(2023年)
リバティアイランド 6戦5勝
 (川田将雅)
※現役
(阪神ジュベナイルフィリーズ)

JRA秋古馬三冠・春古馬三冠

他の三冠との大きな違いは「複数回チャンスがある」という点である。しかしクラシック三冠は"世代最強"を決める競走であるのに対し、古三冠は"現役最強"を決める競走であり、クラシック三冠の数倍のと戦い、その頂点に立つ必要があるため、複数回チャンスがあるからと言って達成が容易であるわけではない。事実2022年現在秋古馬三冠を達成した競走馬は2頭しかおらず(年を跨いでの秋古馬三冠達成でもキタサンブラック一頭しかいない)、春古馬三冠に至っては定義づけがされる前も含め対競走をすべて同一年に勝利したはただの1頭もいないという事実がそれを然と物語っている。

秋古馬三冠

秋古馬三冠古馬王道路線である

の3競走のことをす、この3競走をJRA秋古馬三冠と正式に呼称してはいないが、競馬関係のマスコミ等の間では2000年から同一年に3競走を制覇した競走馬馬主にはJRAから褒賞(内は2億円、外国産馬は1億円)が贈られることから、クラシック三冠と区別するために使用されることがある。

成年 達成時戦績 生涯戦績
平成12年
(2000年)
テイエムオペラオー 19戦12勝
 (和田竜二)
26戦14勝
(皐月賞天皇賞(春)連覇、宝塚記念)
平成16年
  (2004年) 
ゼンノロブロイ 15戦7勝
 (O.ペリエ)
20戦7勝

春古馬三冠

春古馬三冠大阪杯GIとなった2017年定義された新たな三冠で、古馬王道路線である

の3競走をす。こちらもJRAが正式に呼称している三冠ではないが、秋古馬三冠同様、同一年に3競走を制覇した競走馬馬主に褒賞(秋古馬三冠の褒賞と同額)が送られることから競馬関係のマスコミ等で使用されることがある。前述のとおり春古馬三冠定義付けがされる前も含めて達成した競走馬は存在しない。ただし春古馬三冠定義される以前は、天皇賞(春)の前戦は阪神大賞典日経賞の方が一般的だったことも理由にある。

その他のJRAにおける、または関わる三冠

JRA三冠組みとして呼ばれたものを挙げる。いずれもレースの施行条件変更や制度の変化に伴い消滅している。

春の短距離三冠

スプリンターズステークス(GIII)」「京王杯スプリングカップ(GII)」「安田記念(GI)」の3競走。 1981年京王杯スプリングカップ距離短縮(1800m→1400m)と1984年グレード制導入によって誕生し、1990年からスプリンターズステークス12月に移動されたことにより消滅した。

成年 達成時戦績 生涯戦績
昭和59年
(1984年)
ハッピープログレス 24戦10勝
 (田原成貴)
27戦11勝

地方交流三冠

帝王賞」「ブリーダーズゴールドカップ」「オールカマー」の3競走。1991年に設定された当時は数少ない中央・地方定交流競走であり、3競走全てに勝利したにはボーナス1億円が贈られることになっていたが、オールカマーのみ地方では少数の芝であることや、中央でのダート競走が盛んでなかったこともあり達成いまま1995年の交流元年を迎え、自然消滅。

達成なし。

ダート交流三冠

1996年中山競馬場で第1回が行われたユニコーンステークス(GIII)、同じく大井で新設されたスーパーダートダービー1986年から盛岡で開催されていたダービーグランプリの3競走で三冠が形成され、1997年ダートの統一格付の導入により、スーパーダートダービーは(GII)に、ダービーグランプリは(GI)に格付され翌1998年も同じ格付で行われたが、大井スーパーダートダービーGII格付け不満を感じたなどにより、交流レースから離脱、代わりに1999年7月ジャパンダートダービーを新設した等が理由でわずか3年でこの三冠は消滅となった。ちなみに三冠を達成したらボーナス2000万円が贈られるよう予定だった。
なお2024年から南関東競馬三冠がJRA所属にも開放されることから、形が違うものの似た形のダート三冠が出来ることになる。

達成なし。

小倉三冠

小倉競馬場にて開催される古重賞の「小倉大賞典」「北九州記念」「小倉記念」の3競走。呼称のみでボーナス等は出ず、複数年かけての達成でも呼ばれる。メイショウカイドウによる単年での達成の翌年である2006年から、北九州記念1800mから1200mに距離短縮となったため消滅した。

各競走勝利 終戦績・備考
小倉大賞典 北九州記念 小倉記念
アトラス 1968年
(武邦彦)
1967年
(武邦彦)
1969年
(武邦彦)
53戦13勝、小倉19戦7勝
小倉重賞全制覇[5]
ロッコーイチ 1975年
(河内洋)
1974年
(武邦彦)
1975年
(武邦彦)
52戦9勝、内小倉12戦4勝
ミヤジマレン 1978年
(武田悟)
1976年
(武田悟)
1976年
(武田悟)
25戦9勝、内小倉9戦4勝
メイショウカイドウ 2005年
(武豊)
2005年
(武豊)
2004年
(藤田伸二)
2005年
(武豊)
43戦11勝、内16戦8勝
小倉記念連覇、一単年でも達成

南関東競馬三冠(3歳ダート三冠)

浦和競馬船橋競馬大井競馬川崎競馬からなる南関東競馬の1つ、大井競馬場で開催される

の3歳限定戦3競走のことをす。

ただし、2001年までは

2002年から2023年までは

の3競走が三冠競走とされており、東京王冠賞からに移動したり、各レース距離短縮を行ったりしたこともあったが、2001年東京王冠賞止までこれが続いた。三冠馬も2023年まで、この3競走が三冠競走であった期間にしか出ていなかった。また、羽田盃東京ダービー南関東所属限定競走である為、当然ながら中央や他の地方競馬所属では南関東三冠は得られない。
2024年よりダートグレード競走における三冠レースを中心とした2・3歳競走の体系整備にともない、羽田盃東京ダービーJpnIに定、ジャパンダートダービーの開催時期を10月上旬に変更し「ジャパンダートクラシック」に称することで、3歳ダート三冠として催行されることになる。これにより中央や他の地方所属にも日本3歳ダート三冠になれる可性が出てくる。その一方で、出走条件は3歳のみから3歳と明記されているため、騸馬は出走不可になる。

なお上記記載、ダート交流三冠1998年まで存在していたが、再びJRA所属が出走できるダート三冠レースとなる。

成年 達成時戦績 達成時所属 生涯戦績
昭和42年
(1967年)
ヒカルタカイ 17戦11勝
 ()
大井競馬
 (須田茂)
31戦15勝(うち中央11戦3勝)
(天皇賞(春) 宝塚記念)
昭和50年
(1975年)
ゴールデンリボー 11戦6勝
 (赤間)
大井競馬
 (竹内美喜男)
13戦6勝(うち中央3戦0勝)
昭和53年
(1978年)
ハツシバオー 13戦10勝
 (宮正行)
大井競馬
 (大山末治)
17戦11勝(うち中央1戦0勝)
昭和58年
(1983年)
サンオーイ 12戦8勝
 (高橋三郎)
大井競馬
 (元次)
29戦13勝(うち中央7戦1勝)
(札幌日経賞)
昭和61年
(1986年)
ハナキオ 12戦9勝
 (千亜)
大井競馬
 (武己)
13戦9勝
平成元年
(1989年)
ロジータ 12戦8勝
 (野崎)
川崎競馬
 (福島三郎)
15戦10勝(うち中央2戦0勝)
平成13年
(2001年)
トーシンブリザード 7戦7勝
 (石崎之)
船橋競馬
 (佐藤賢二)
30戦9勝(うち中央3戦0勝)
令和5年
(2023年)
ミックファイア 6戦6勝
 (御神本訓史)
大井競馬
 (渡邉和雄)
※現役

南関東牝馬三冠

同じく南関東競馬のうち、

の3歳限定戦3競走のことをす。桜花賞JRAの同名の競走と混同しないように「浦和桜花賞」とも呼ばれる。すべて大井競馬場で開催される三冠と異なり、浦和競馬場大井競馬場川崎競馬場と3つの競馬場で開催され、2000年からは牡馬三冠に先駆けて関東オークスダートグレードが始まりGIIIに格付けされて中央が出走してくるようになったため、中央の強を跳ね返す実められる。

成年 達成時戦績 達成時所属 生涯成績
平成18年
(2006年)
チャームアスリープ 12戦5勝
 (内田博幸)
船橋競馬
 (佐藤賢二)
21戦5勝(うち中央1戦0勝)

南関東アラブ三冠

同じく南関東競馬のうち、大井競馬場で開催される

アラブ系3歳限定戦3競走のことをす。

南関東所属のアングロアラブしか出走資格三冠体系ではあったものの、当時他の地方競馬アラブ三冠競走の整備が遅れていたこともあり、「アラブ三冠馬」の称号を得るため他の地方競馬所属が短期移籍して挑戦することも多かった。アラブ競走馬の減少により1993年千鳥賞、アラブ王冠賞止されたため消滅。その後1996年南関東からアラブ系競走が止され、残るアラブダービーもこの時に止となった。

成年 達成時戦績 達成時所属 生涯戦績
昭和35年
(1960年)
タカラガワ ?戦?勝
 (荒山徳一)
大井競馬
 (倉内種太郎)
?戦?勝
昭和44年
(1969年)
セカンドホーリ ?戦?勝
 (田畑勝男)
大井競馬
 (田村三郎)
?戦?勝
昭和50年
(1975年)
ホクトライデン 11戦10勝
 (桑島)
船橋競馬
 (好助)
17戦12勝
昭和53年
(1978年)
ガバナースカレー 16戦8勝
 (田部和)
船橋競馬
 (木村万吉)
21戦9勝
昭和57年
(1982年)
ケイワイホマレ ?戦?勝
 (宮正行)
大井競馬
 (小筆)
17戦10勝
昭和60年
(1985年)
ゴールデンビクター 12戦8勝
 (佐々木見)
大井競馬
 (小筆)
17戦13勝
昭和61年
(1986年)
タイヨウペガサス 10戦8勝
 (的場文男)
船橋競馬
 (赤間)
31戦12勝
昭和63年
(1988年)
オタルホーマー 22戦8勝
 (佐々木見)
大井競馬
 (物井)
26戦8勝
平成5年
(1993年)
チノミネフジ 12戦11勝
 (田秀治)
船橋競馬
 ()
19戦17勝(うち中央1戦0勝)

その他の地方競馬における三冠

南関東競馬以外にも各催ごとに三冠組みが存在する。なお、牝馬三冠が存在するのは岩手南関東のみ。地方競馬1月12月ではなく4月3月を1年とするため年度と表現する。

ホッカイドウ競馬三冠

北斗」「北海優駿」「王冠」の3競走。1980年度に制定され、トヨクラダイオー(1981年)、モミイレブン(1999年)、ミヤマエンデバー(2001年)、クラキンコ(2010年)、リンゾウチャネル(2019年)、ラッキードリーム(2021年)、ベルピット(2023年)の7頭が達成している。

成年 達成
1981年 トヨクラダイオー
1999年 モミイレブン
2001年 ミヤマエンデバー
2010年 クラキンコ
2019年 リンゾウチャネル
2021年 ラッキードリーム
2023年 ベルピット

岩手3歳三冠

2007年度に制定された当初は「久利」「岩手ダービー ダイヤモンドカップ」「不来方賞」で、初年度にセイントセーリングが達成。2010年度に久利賞が外れ「ダービーグランプリ」が対レースとなり、初年度にロックハンドスターが達成。その後2019年度にダービーグランプリが外れ「東北優駿(岩手ダービー)」が対レースとなっている。

成年 達成 内訳
2007年 セイントセーリング 久利賞、岩手ダービー不来方賞
2010年 ロックハンドスター 岩手ダービー不来方賞ダービーグランプリ

岩手牝馬三冠

留守日高」「ひまわり賞(オークス)」「OROオータティア」の3競走。

達成なし。

岩手2歳三冠

若駒賞」「南部駒賞」「金杯」の3競走。達成2008年度のワタリシンセイキ、2010年度のベストマイヒーロー

成年 達成
2008年 ワタリシンセイキ
2010年 ベストマイヒーロー

岩手古馬三冠

シアンモア記念」「みちのく大賞典」「桐花賞」の3競走。2008年成立。2008年のみシアンモア記念の代わりに「北上大賞典」が入っていた。

達成なし。

上山競馬三冠

上山競馬場で行われた「さつき」「こまくさ賞(上山ダービー)」「すみれ賞」の3競走。競走名は幾度かの変遷がある。達成が現れないまま2003年上山競馬場止されたため消滅。

達成なし。

北関東競馬三冠

北関東地区の宇都宮競馬場足利競馬場高崎競馬場の所属による三冠競走。「北関東皐月賞」「北関東ダービー」「北関東菊花賞」の3競走からなる。2000年に成立し、達成宇都宮所属のフジエスミリオーネが2004年に達成。高崎競馬場の閉場により2004年末で消滅。

成年 達成
2004年 フジエスミリオーネ

栃木三冠

北関東競馬三冠が成立する2000年まで栃木県宇都宮競馬場足利競馬場で行われていた三冠競走。「しもつけ皐月賞」「栃木ダービー」「しもつけ菊花賞」の3競走からなる。達成サラノオー(1981年)、カネユタカオー(1991年)、ベラミロード(1999年)の3頭。

成年 達成
1981年 サラノオー
1991年 カネユタカオー
1999年 ベラミロード

金沢競馬三冠

1993年度成立当初は「日本新聞」「サラブレッドチャレンジカップ」「サラブレッド大賞典」の3競走だったが、2004年度を最後にサラブレッドチャレンジカップ止されたことから2005年度から「MRO」が追加された。旧体系では1996年度にプライムキング、現体系では2008年度にノーブルシーズが達成。なお、2017年度からは「石川ダービー」も含め実質四冠となっている。

成年 達成 内訳
1996年 ライムキング 日本新聞杯、サラブレッドチャレンジカップサラブレッド大賞典
2008年 ノーブルシーズ 日本新聞杯、MRO賞、サラブレッド大賞典

東海競馬三冠

東海地区の名古屋競馬場笠松競馬場の所属による三冠競走。「駿蹄賞」「東海ダービー」「岐阜」の3競走からなる。駿蹄賞は1990年度までは「中日スポーツ杯・」という名称だった。これまでイズミダツパー(1980年)、ゴールドレツト(1982年)、サブナチェリー(1993年)、ドリームズライン(2017年)、タニノタビト(2022年)の5頭が達成。

成年 達成 内訳
1980年 イズミダツパー 中日スポーツ杯・東海ダービー岐阜
1982年 ゴールドレツト 中日スポーツ杯・東海ダービー岐阜
1993年 サブナチェリー 駿蹄賞、東海ダービー岐阜
2017年 ドリームズライン 駿蹄賞、東海ダービー岐阜
2022年 ニノタビト 駿蹄賞、東海ダービー岐阜

名古屋競馬三冠

東海競馬三冠のうち笠松競馬場で開催されている岐阜賞を「」に入れ替えて名古屋競馬だけの三冠競走体系としたもの。これまでにエスムクイーン(2019年)、トミケンシャイリ(2021年)の2頭が達成。

成年 達成 内訳
2019年 エスムクイーン 駿蹄賞、東海ダービー
2021年 ミケンシャイリ 駿蹄賞、東海ダービー

兵庫アラブ三冠

兵庫県にある2つの競馬場である園田競馬場姫路競馬場アングロアラブ限定三冠競走。「」「楠賞全日本アラブ優駿」「六甲盃」の3競走。1985年から1995年の10年間は中央競馬アラブ系3歳も出走可であった。達成アサマロツト(1970年)、ケイエスヨシゼン(1996年)の2頭。2001年止。その後菊賞はサラ系競走へ転換されている。

成年 達成
1970年 アサマロツト
1996年 イエスヨシゼン

兵庫三冠

兵庫県にある2つの競馬場である園田競馬場姫路競馬場三冠競走。「」「兵庫チャンピオンシップ」「兵庫ダービー」の3競走。成立当初の2000年度に限り兵庫チャンピオンシップではなく「六甲盃」が対レースだったが、2001年度より古にも開放されたため現体系となった。2001年度にロードバクシンが達成。

成年 達成 内訳
2000年 なし 賞、六甲盃、兵庫ダービー
2001年 ロードバクシン 賞、兵庫チャンピオンシップ兵庫ダービー

福山競馬三冠

福山ダービー」「鞆の」「アラブ王」の3競走。達成テルスイツ(1980年)、ウインホープ(1981年)、マグニカチドキ(1983年)、サワトヨキング(1984年)、ローゼンホーマ(1986年)、ハイセンプー(1991年)、ユノワサイド(2001年)の7頭。福山競馬は長らくアングロアラブのみの競馬場として運営されていたため、達成は全てアングロアラブである。その後アラブ競走馬の減少によりアラブ王冠を「福山王冠」に名の上サラブレッド系の三冠競走へ転換されたが、サラ系では達成が出ないまま2013年福山競馬場止されたため消滅した。

成年 達成
1980年 テルスイツ
1981年 ウインホープ
1983年 マグニカチドキ
1984年 サワトヨキング
1986年 ローゼンホーマ
1991年 ハイセンプー
2001年 ノワサイド

高知競馬三冠

黒潮皐月賞」「高知優駿(黒潮ダービー)」「高知菊花賞」の3競走。達成1998年度のカイヨウジパング2000年度のオオギリセイコー2009年度のグランシング2023年度のユメノホノオ

成年 達成
1998年 カイヨウジパング
2000年 オオギリセイコー
2009年 グランシング
2023年 ユメノホノオ

佐賀競馬三冠(九州三冠)

もともと2001年度から「荒尾ダービー」「九州ダービー」「ロータスクラウン」の3競走が九州三冠として成立していたのだが、2011年度を最後に荒尾競馬止されたことから2012年度より荒尾ダービーの代わりに「飛燕」が追加され佐賀三冠が成立した。2018年度に飛燕賞の代わりに「佐賀皐月賞」が追加された。九州三冠2002年度のカシノオウサマが達成。佐賀三冠は旧体系では2012年度のエスワンプリンス、現体系では2019年度のスーパージンガ、2021年度のトゥルスウィーが達成。

成年 達成 内訳
2002年 シノオウサマ 荒尾ダービー九州ダービー賞、ロータスクラウン
2012年 エスワンプリンス 飛燕賞、九州ダービー賞、ロータスクラウン
2019年 スーパージン 佐賀皐月賞九州ダービー賞、ロータスクラウン
2021年 トゥルスウィー 佐賀皐月賞九州ダービー賞、ロータスクラウン

ばんえい競馬三冠

ばんえい大賞典」「ばんえい菊花賞」「ばんえいダービー」の3競走。これまでハクユウ(1975年)、マルトダンサー(1980年)、ウンカイ(1997年)、ヨコハマボーイ(2001年)、メムロボブサップ(2019年)の5頭が達成。

成年 達成
1975年 ハクユウ
1980年 ルトダンサー
1997年 ウンカイ
2001年 ヨコハマボーイ
2019年 メムロボブサップ
  • メムロボブサップは4歳三冠も達成。3歳と4歳での三冠達成は史上初。

ばんえい競馬牝馬三冠

ユリ」「ばんえいプリンセス」「ばんえいオークス」の3競走。2008年ニシキエースが達成したが、2010年にばんえいプリンセス賞が重賞から特別競走に格下げ(その後2018年度に準重賞に格上げ)されたために止となった。

成年 達成
2008年 ニシキエース

ばんえい2歳3冠

ナナカマド賞」「ヤングチャンピオンシップ」「レネー記念」の3競走。イレネー記念は3月の開催となるため「明け3歳」による競走となる。達成2014年度のセンゴクエース1頭。

成年 達成
2014年 センゴクエース

ばんえい4歳三冠

日本ではばんえい競馬のみに存在する4歳限定の三冠競走。「」「銀河」「天馬」の3競走。天馬賞は1月開催の為「明け5歳」による競走となる。達成2013年度のホクショウユウキ2016年度のセンゴクエース2021年度のメムロボブサップの3頭。

成年 達成
2013年 ホクショウユウキ
2016年 センゴクエース
2021年 メムロボブサップ

イギリス競馬クラシック競走三冠

そもそも「クラシック競走」とは、近代サラブレッド競馬発祥の地・イギリスにおいて古くから開催されていた Classic (古典的・格式のある)なレースのことである。日本クラシック競走も、これを模範としてレースが作られた。

レース 施行距離 創設年 相当する日本レース
セントレジャーステークス 1マイル6ハロン115ヤード
(約2921m)
1776年 菊花賞
(3000m)
オークスステークス
(限定)
1マイル4ハロン6ヤード
(約2420m)
1779年 優駿牝馬
(2400m)
ダービーステークス 1マイル4ハロン6ヤード
(約2420m)
1780年 東京優駿
(2400m)
2000ギニーステークス 1マイル
(約1609m)
1809年 皐月賞
(2000m)
1000ギニーステークス
(限定)
1マイル
(約1609m)
1814年 桜花賞
(1600m)

上記のように、イギリスには日本秋華賞(旧:エリザベス女王杯)に相当するレースが存在しないため、イギリスにおける「牝馬三冠」とは「1000ギニーオークスセントレジャー」のこととなる。

2020年現在、牡馬三冠は15頭、牝馬三冠は9頭いる。また、1840年にクルシフィックス1000ギニー2000ギニーオークスの「変則三冠」を達成している。

イギリスにおいて現在、【三冠】の価値は急速に低下してしまっている。バーラム三冠(1935年)から1970年まで、2000ギニーダービーの二冠を制したが5頭いたが、第二次世界大戦勃発のセントレジャーが中止になった1939年ブルーピーターや故障引退した1949年の*ニンバス1957年のクレペロはともかく、1967年ロイヤルパレス1968年サーアイヴァーは立て続けにセントレジャーを回避することになり、段々とセントレジャーの地位が低下してしまった。
1970年敗で三冠を達成したニジンスキー三冠直後に凱旋門賞で2着に敗れると、この原因がセントレジャー出走による疲労だという憶測が広まり、「三冠忌避」の流れは加速した。そして1987年ダービーセントレジャーを制したリファレンスポイントを最後に、2000ギニー優勝ダービー優勝セントレジャー出走自体が途絶えてしまっていた。
しかし全く価値になったわけではなく、1994年に2歳GIのレーシングポストトロフィーを圧勝したセルティックスウィング三冠挑戦を宣言した(同2000ギニーで2着に敗れている)ほか、2012年敗で二冠を達成したキャメロットニジンスキー以来42年ぶりとなる三冠達成へ挑戦したが、直線の猛追及ばず惜しくも2着に敗れる結果となった。

イギリス三冠馬

成年 成年
1853年 ウェストオーストラリアン 1900年 ダイヤモンドジュビリー
1865年 グラディアトゥール 1903年 ロックサンド
1866年 ロードリヨン 1915年 ポマーン
1886年 オーモンド 1917年 ゲイクルセイダー
1891年 コモン 1918年 ゲインズバラ
1893年 アイシングラス 1935年 バーラム
1897年 ガルティーモア 1970年 ニジンスキー
1899年 フライングフォックス

イギリス牝馬三冠馬

成年 成年
1868年 フォルモサ 1904年 プリティーポリー
1871年 ハンナ 1942年 サンチャリオット
1874年 アポロジー 1955年 メルド
1892年 ラフレッシュ 1985年 オーソーシャープ
1902年 セプター

変則三冠馬

成年 戦績
1840年 クルシフィックス 1000ギニー / 2000ギニー / オークス

BHBサマートリプルクラウン(廃止)

コロネーションカップオークスダービープリンスオブウェールズステークスのいずれか1競走とエクリプスステークスキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスで構成されていた三冠で、2003年に創設された。さらにインターナショナルステークス勝利すればBHBグランドスラムとなる。
トリプルクラウン100万ポンド、グランドスラム500ポンドのボーナスが支払われるということで創設されたのはいいものの、経費節減のためにわずか2年で止され、達成はいなかった。

達成なし。

ヨーロッパ長距離三冠(カップ三冠)

近代競馬発祥の地イギリスにおいて特に高い格式と伝統を誇る3競走。中でもゴールドカップ英国王室が催、ドンカスターカップ現在も続いている競走としては世界で最も古いレースである。過去には英国三冠馬を始め多くの名が出走したが、世界的な長距離軽視の潮もあり衰退していた。しかし近年ではグッドウッドカップ2017年G1昇格を果たすなど、賞の高さもあって欧州の長距離を専門とするステイヤーが一堂に会する競走として復権しつつある。

の3レースす。3レースとも古混合競走で、1冠ゴールドカップが芝19ハロン210ヤード(約4014m)、二冠グッドウッドカップが芝2マイル(約3219m)、三冠ドンカスターカップが芝17ハロン197ヤード(約3600m)で開催される。このうちゴールドカップフランスのカドラン賞(4000m)をわずかに上回り世界最長距離レースとなっている。

成年
1879年 アイソノミー
1949年 アリシド
1953年 スエ
1979年 モス
1980年 モス
1986年 ロングボート
1995年 ダブルトリガー
2019年 トラディバリウス

ヨーロッパ三大レース(欧州三冠)

三冠という定義づけはされていないものの、ヨーロッパの代表的な3レースをまとめて呼称したもので、イギリスフランスレースで構成されている。なおこれを欧州三冠と呼ぶのは日本だけである。

の3レースす。ダービーはもちろん3歳限定戦だが、後者2レースは古も出走可レースである。しかし、達成したはいずれも3歳で全レース勝利している。

成年
1971年 ミルリーフ
1995年 ラムタラ

英愛オークス三冠(オークスハットトリック)

オークスステークス」「アイリッシュオークス」「ヨークシャーオークス」の3競走の総称。イギリスアイルランドレースで構成されている。

ヨークシャーオークスのみ1991年から古も出走可になっており、2009年のサリスカ2010年スノーフェアリーは2冠達成後にヨークシャーオークスで古の2着に敗れている。

成年 成年
1978年 フェアサリニア 2021年 スノーフォール
1988年 ディミニュエンド
1992年 ユーザーフレンドリー
1999年 アレクサンドローヴァ
2017年 エネイブル

アメリカ合衆国競馬三冠競走(トリプルクラウン)

米国競馬ヨーロッパ日本と違って芝ではなくダート競走が体であり、レース体系も大きく異なる。三冠5月から6月にかけてのわずか5週間に施行される、

の3レースす。いずれの競走もセン馬全て出走可だが、三冠達成はいずれもである。

1978年アファームド以降、ケンタッキーダービープリークネスステークスを制したが13頭出たが、全て三冠ベルモントステークスで敗れたか、故障による不出走という結果に終わった。そのためもはや現れないではとも言われていたが、2015年アメリカンファラオが37年ぶりに達成した。更にその3年後にジャスティファイが達成している。

なお、日本の文献では「アメリカクラシック三冠」という記述が散見されるが、アメリカ競馬においてはclassicsという言葉に日本英国競馬のような定義づけはされていないため、一般名詞として「最高峰のレース」といった意味でしか使われない。したがってトリプルクラウンしてクラシック三冠と呼ぶのは適切ではない。

成年 成年
1919 サーバートン 1948年 サイテーション
1930年 ギャラントフォックス 1973年 セクレタリアト
1935年 オマハ 1977年 シアトルスルー
1937年 ウォーアドミラル 1978年 アファームド
1941年 ワーラウェイ 2015年 アメリカンファラオ
1943年 カウントフリート 2018年 ジャスティファイ
1946年 アソールト

ニューヨーク牝馬三冠(トリプルティアラ)

の3つの3歳限定競走のことをし、これをすべての競走がニューヨーク州の競馬場で行われる(エイコーンステークスベルモントパーク競馬場、残り2競走はサラトガ競馬場)ことからニューヨーク牝馬三冠、またはトリプルティアラと呼称している。限定の三冠であるためか、アメリカ三冠とは違い過酷なローテーションにはなっていない。

なお、三冠の体系は過去に何度か変化している。2002年まではエイコーンステークスマザーグースステークス(現在GII)、CCAオークスの3競走を三冠競走としており、2020年時点での達成は全てこの体系で達成している。その後、2003年から三冠競走からエイコーンステークスが除かれ、アラバマステークスが新たに三冠競走に加えられるも、この体系の三冠競走は2006年までというわずかな期間で終了し元の体系に戻される。そして2010年マザーグースステークス三冠競走から除外し、2003年に一度三冠競走となったアラバマステークスを再び三冠競走に設定して、今の三冠の体系となった。

成年 成年
1968年 ダークミラージュ 1989年 オープンマインド
1969年 シュヴィー 1993年 スカイビューティ
1974年 クリスエヴァート
1975年 ラフィアン
1979年 ダヴォナデイル
1985年 モムズコマンド

ニューヨーク芝三冠(ターフトリニティ)

アメリカ競馬を開催するいくつかの団体のうち、ニューヨーク牝馬三冠催するニューヨーク競馬協会が2019年に創設した三冠競走。ベルモントパーク競馬場及びサラトガ競馬場で開催される。各レース距離トリプルクラウンと共通だが、レース間隔は7月から9月まで1月毎になっていて、較的余裕が取られている。

の3レースす。このうちベルモントダービー以外の2競走は芝三冠の為に新設されている。開催はベルモントダービー、ジョッキークラブダービーベルモントパーク競馬場サラトガダービーサラトガ競馬場。賞は各レース共通で100万ドル三冠達成時のボーナス現在は特に決められていない。

ニューヨーク芝牝馬三冠(ターフティアラ)

ニューヨーク芝三冠と同じ2019年に整備された。芝三冠と同じく距離トリプルティアラに準じている。

の3レースす。開催競馬場、開催時期、ベルモントオークス以外の2レースが新設されたのもターフトリニティと共通するが、各レースの賞は75万ドルとなっている。

その他の国の三冠レースの概念

アイルランド

一応アイリッシュ2000ギニー、アイリッシュダービーアイリッシュセントレジャーは存在するが、すぐお隣本家三冠レースが存在するため、アイリッシュ2000ギニーやアイリッシュダービーに有が出走することはあるものの三冠レースとは認識されていない。そもそもアイリッシュセントレジャー日本イギリスと異なり古にも開放されているので、長距離レースとしての側面が強い。

路線としてアイリッシュ1000ギニー、アイリッシュオークスも存在するが、こちらも同様である。

フランス

かつてはプール・デッセ・デ・プーラン(フランス2000ギニー)、ジョッケクルブ賞(フランスダービー)、ロワイヤルオーク賞(フランスセントレジャー)が三冠扱いとなっていた。
しかし、2000ギニーはともかく他の2レースはというと

達成1899年のパースと19世紀にまで遡る必要がある。
なお、ジョッケクルブ賞2005年に2400mから2100mに距離を短縮しており、それに伴いロワイヤルオーク賞の代わりにパリ大賞典を三冠とした路線が確立した。この三冠の達成はまだいない。この三冠路線成立以前も含めれば、以前のフランス三冠を達成したパースのみが達成している。

路線としてはプール・デッセ・デ・プーリッシュ(フランス1000ギニー)、ディアヌ賞(フランスオークス)、ヴェルメイユ賞が存在する。ヴェルメイユ賞クラシック競走ではない限定競走で、日本ビクトリアカップ(後のエリザベス女王杯秋華賞)のもととなった競走である。こちらは現在三冠路線として認識されており、最近では2008年ザルカヴァが達成している。

ドイツ

一応メールミュルヘンスレネン(ドイツ2000ギニー・GII)、ドイチェスダービー(GI)、ドイチェスセントレジャー(GII)という三冠路線は存在するが、3歳に実績を残した競走馬イギリスフランスの大レースに向けて調整されるため、ドイツ内での三冠レースという概念はほとんど存在しない。過去ケーニヒスシュトゥールのみが達成している。

旧ソ連

2歳王者決定戦の「М・И・カリーニン記念」、ソビエトダービーに当たる「ボリショイ・フシエソユツニー賞」、古チャンピオンを決める「ソビエト社会主義共和賞」という特殊な三冠レース体系が取られていた。な達成アニリンがいる。

アルゼンチン

様々な三冠体系が存在するが最も代表的なものは「ポージャ・デ・ポトロス」「ジョッキークラブ大賞」「ナシオナル大賞」の3競走で、1917年のポタフォゴ、1966年フォルリが有名。四冠として「カルロスペレグリーニ大賞」がある。

また、1999年のサンイシドロ三冠馬(ドス・ミルギネアス大賞、ジョッキークラブ大賞、カルロスペレグリーニ大賞)のアシデロホーリックスの芝2400m世界レコード更新したとしても有名。

ブラジル

パート1ブラジルではリオ地区やサンパウロ地区などで競馬が行われており、様々な三冠体系が存在する。

一例としてリオ地区では「ヒオ・ヂ・ジャネイロ州大賞」「F.エドゥアルド・ヂ・パウラマシャド大賞」「クルゼイロ・ド・スウ大賞(ブラジルダービー)」の3レースが牡馬三冠、「エンヒキ・ポソロ大賞」「ディアナ大賞」「Z.G.ペイショート・ヂ・カストロ大賞」の3レース牝馬三冠となっており、前者は12頭、後者は5頭が達成している。

2021年にはブラジルで繋養されて余生を送っているアグネスゴールド産駒ジャネールモネイリオ牝馬三冠に挑戦し見事に牝馬三冠となった。前年シーズン2020年、マイスキーボニータはリオ牝馬3冠戦を1着、1着、2着だったので同じ産駒辱をらすこととなった。

チリ

催者ごとに体系が存在するが、ナショナル三冠のように複数の催者に跨がった体系もある。

ナショナル三冠

エル・エンサージョ・メガ(芝2400m)、チリセントレジャー(ダート2200m)、エルダービー(芝2400m)の3競走。三冠競走に芝とダートレースが混合している。3競走はそれぞれ催者が異なり、3競走の全てに出走しようとする自体が稀。

ダート三冠

「ドス・ミルギネアス)/ミルギネアス()」「グランクリテリウム」「クラシコセントレジャー」の3競走。では2000年リドパレスが、では2017年にワウキャットが達成している。

ウルグアイ

「ポージャ・デ・ポトリージョス大賞」「ジョッキークラブ大賞」「ナシオナル大賞」の3競走。1913年のリカウルテを始め1頭を含む22頭の達成がいる。94年のパルジファルからはしばらく三冠馬が現れない期間が続いたが、2005年インヴァソール2014年にサーフィーヴァーが達成した。四冠として「ホセペドロ・ラミレス大賞」ある。

カナダ

例年は6~8月に行われ、6月クイーンプレート(AW10ハロン2000m)、7月プリンスオブウェールズステークス(ダート9.5ハロン≒1900m) 、8月ブリーダーズステークス(芝12ハロン≒2400m)の3レースで構成されている。オールウェザー、ダート、芝と全競走で馬場が異なるという極めてしい競走体系になっている。

2020年新型コロナウイルスで3レースとも延期になる中、カナダを拠点にしている日本人福元大輔騎手マイティハート(Mighty Heart)で二冠を勝利2003年ワンド以来17年ぶりの三冠に挑んだが、ブリーダーズステークスでは7着であった。

プエルトリコ

「コパ・ゴベルナドール」「デルビー・プエルトリケーニョ」「コパ・サンファン」の3競走。1945年のカマレロを初めとして14頭が達成している。1945年の達成カマレロデビューから敗の56連勝を記録し、キンツェムの54連勝記録更新した民的英雄

南アフリカ

「ケープ・アーガス・ギニー」「サウス・アフリカン・クラシック」「サウス・アフリカン・ダービー」の3競走。1999年に成立。ホースチェスナット(1999年)、ルイスキング(2014年)、アバシリ(2016年)、マルムース(2021年)が達成。

オーストラリア

シドニー三冠(トリプルクラウン)

ランドウィックギニー」「ローズヒルギニー」「オーストラリアダービー」の3競走。1935年から2005年までは「カンベリーギニー」が1冠だったが同レース止にともない2006年から現体系になった。達成では1996年に達成したオクタゴナルが有名。

春古馬三冠(スプリンググランドスラム)

「コーフィールドカップ」「コックスプレート」「メルボルンカップ」の3競走を同一年に勝利することで達成となる。 1954年に3競走に勝利したニュージーランド産駒のライジングファストが一の達成とされる。年をまたいで3競走に勝利したにはマイトアンパワー(97コーフィールドカップ、97メルボルンカップ、98コックスプレート)がいるが達成とはみなされていない。

香港

クラシック三冠は3歳ではなく4歳限定で、香港クラシックマイル(芝1600m)、香港クラシックカップ(芝1800m)、香港ダービー(芝2000m)で構成される。いずれも香港所属のみが出走可
達成したのはラッパードラゴン(2017年)、ゴールデンシックスティ(2020年)の2頭のみ。

これとは別に古も対とした三冠レースが2つある。香港トリプルクラウンシリーズ香港スチュワーズカップ(芝1600m)、香港ゴールドカップ(芝2000m)、香港チャンピオンズ&チャターカップ(芝2400m)、チャンピオンプリントシリーズはセンテナリースプリンカップ(芝1200m)、チェアマンズスプリントプライズ(芝1200m)、クイーンズシルヴァージュビリーカップ(芝1400m)で構成される。

関連動画

 

関連コミュニティ

関連項目

脚注

  1. *セントライト達成時の1941年時点ではこれらに該当する年間表制度が存在しなかったため。
    一方で、コントレイルの達成時の2020年は直接対決勝利したアーモンドアイが優先され、続いて現役中だった翌2021年でも同様にコントレイルとの直接対決を制した3歳エフフォーリアが選出されている。
  2. *他に出走したクラシックレース東京優駿競走は2着で惜しくも変則三冠は逃した。
  3. *デアリングタクトの前に敗で牝馬二冠を達成したミスオンワード優駿牝馬が8戦3冠菊花賞優駿牝馬から連闘で出走した東京優駿を含めて12戦である
  4. *阪神大賞典ダイナカーペンターと同着
  5. *当時は小倉3歳S小倉障害S(現在小倉2歳S小倉サマージャンプの前身)がいずれも重賞ではオープン特別のため。なお、小倉3歳Sについては勝利している。
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三冠馬

784 ななしのよっしん
2023/11/18(土) 12:46:54 ID: vZrMk9/M9+
イクイノックスワンチャンやりそう
現時点でG1連勝数がオペと並んでるんだっけ?
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785 ななしのよっしん
2023/11/18(土) 13:39:25 ID: 7XPTCByDh+
>>784
>現時点でG1連勝数がオペと並んでるんだっけ?
まだ並んでない
JCを勝ったらオペに並ぶ
秋古馬三冠やったらオペえになる
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786 ななしのよっしん
2023/11/21(火) 16:28:12 ID: rMZCaROL/D
仮にJC勝っても流石にあの体質であんなレコードバンバン出す走りしてたら有馬は余程の事がないと回避だろうしなぁ。
ちなみにまだばんえい3歳3冠補のマルホンリョウユウ、同4歳3冠キングフェスタが控えている。
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787 ななしのよっしん
2023/11/21(火) 16:34:46 ID: Rj206cXqVa
去年勝ってるしな。JCラストランじゃね
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788 ななしのよっしん
2023/12/31(日) 12:32:00 ID: rMZCaROL/D
マルホンリョウユウがばんえいダービー敗北三冠失敗。
今年度ならキングフェスタもあるが、今年の三冠ラッシュはこれで終わり。
来年も3冠がたくさん生まれると良いな
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789 ななしのよっしん
2023/12/31(日) 12:42:54 ID: uV7IYdaidY
レガレイラ、順調に育てば変則三冠(皐月賞ダービーorオークス秋華賞)ありそう
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790 ななしのよっしん
2024/01/03(水) 23:48:46 ID: rMZCaROL/D
キングフェスタばんえい4歳三冠達成!
不調を取り沙汰されてたが蓋を開けてみれば楽勝だった
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791 ななしのよっしん
2024/01/13(土) 08:35:51 ID: hhF7GPNUA4
フランス三冠体系については1940年代頃からジョッケクルブ賞パリ大賞典・凱旋門賞の3競走が三冠って認識もあるそうで
認識が人によってバラバラなのがフランス三冠馬が出にくい理由なのかもね
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792 ななしのよっしん
2024/01/16(火) 17:58:34 ID: 7XPTCByDh+
南関はオリオンサンクスが変則3冠と呼ばれてたことは触れといて欲しいなあ
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793 ななしのよっしん
2024/01/24(水) 23:49:20 ID: rMZCaROL/D
それよりキングフェスタのばんえい4歳三冠を記事に書きたい
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