基本データ
- 面積……471.55km²
- 総人口……86,171人 (推計人口、2024年3月1日)
- 人口密度……183人/km²
- 隣接自治体……尾道市、竹原市、東広島市、世羅町、今治市
- 市の木……クスノキ
- 市の花……サツキ
概要
備後都市圏の中心都市のひとつで、瀬戸内海に面し、江戸時代には三原城の城下町として発展した歴史を持つ。
現在は瀬戸内海沿岸部に多数の工場が建ち並ぶ、広島県中部の商業や工業の中心地としてなっている。
山陽新幹線・山陽本線・呉線・三原港・広島空港・山陽自動車道などの主要交通が整う、広島県における交通の要衝。
三原駅は、戦国武将・小早川隆景[1]が築いた三原城の上に置かれている。1975年の山陽新幹線の開業と三原駅高架化により、石垣を保護するため、線路が城の上を跨ぐ形となっているのだ。天守台跡の上を新幹線が通過していく様は奇天烈。
広島空港は、国内線では東京や北海道札幌市などとの間に定期便が就航し、国際線では中国や韓国などの主要都市と結ばれている、広島の玄関口。
主な特産品はたこ・たこ加工品・桃・メロン・梨・広島菜・マツタケ・はとむぎ茶・錦鯉・三万石名城焼・日本酒「究極の大吟醸」・八天堂のくりーむパン。
代表的な郷土料理は、沖で獲れるタコを使った炊き込みご飯「たこめし」や「タコ天」。また、ご当地B級グルメに「三原タコ丼」がある。
「やっさだるマン」という、「三原神明市」に登場する日本一の大だるまをイメージしたマスコットキャラクターがいる。2018年には、ご当地映画『やっさだるマン』が公開された。ただし、三原空港のマスコットキャラクター「ソラミィ」のほうがやや人気が高い。
主な名所・祭事
三原城跡
満潮時には海に浮かんで見えることから「浮城」の異名を取った。
八天堂 港町創業店
三原駅から徒歩5分の距離にある、昭和8年(1933年)創業[2]のパン屋。
ドイツパンの名店で修行した三代目が店を引き継ぐと、開店前から行列ができるほどの人気店となった。
山根旅館
筆影山
展望台があり、瀬戸内海に点在する島々を眺めることができる、三原市で一番見晴らしの良い場所。
三原やっさ祭り
「やっさ、やっさ」という、掛け声に合わせて数千人が町を踊り歩く。
三原城の完成を祝って人々が思い思いの歌を口ずさみながら踊ったのが起源。
関連動画
関連静画
関連リンク
関連項目
脚注
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