三日月宗近とは…
本稿では1を取り扱う。
概要
平安時代の刀工・三条宗近の作で、日本刀の中でも最も古いもののひとつとされている。刀長は2尺6寸4分(約80cm)、反り九分(約2.7cm)。細身で反りが高く、踏ん張りの強い優美な太刀である。佩裏に「三条」の二字が銘として刻まれている。号の由来は刀身に三日月形の打除けが数多くみられることから。天下五剣の中で最も美しいと言われている。以下は東京国立博物館広報室によるtweet。※ そこからリンクが張られているブログ記事には近接写真も掲載されている。
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https://twitter.com/TNM_PR/status/888322789727514624
その美しさゆえに実戦向きではなく、一度も戦に持ち出されていないのではという説もあるが、足利義輝はこの刀で松永久秀&三好三人衆に立ち向かったという説もあり、真相はいまだ研究中。
足利将軍家秘蔵の刀であったが、足利義輝が討たれた後は三好政康が豊臣秀吉に献上、高台院が所蔵することになる。高台院の死後、遺品として徳川秀忠に贈られ、以来徳川将軍家の所蔵となっていた。太平洋戦争が終結してからは個人所有となったが、1992年に東京国立博物館に寄贈されて、現在に至る。たびたび展示の機会があり、現在は年1回程度の頻度で東京国立博物館にて公開されている。
関連動画
関連項目
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概要に東京国立博物館のtweet挿入、展示状況更新・段落統合等。関連動画の項作成。関連項目に太刀、三日月宗近(刀剣乱舞)追加