三河線単語

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ミカワセン

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名鉄三河線とは、名古屋鉄道（名鉄）の鉄道路線である。

概要

愛知県豊田市の猿投駅から愛知県碧南市の碧南駅まで、39.8kmを結ぶ。全線でmanacaが使用可能。

1914年に三河鉄道として開業。営業キロは名古屋本線に次いで名鉄で2番目に長い路線である。名古屋本線との交点である知立駅で運転系統が分断されており、知立以北を山線、以南を海線と通称されている。
一部の区間を除いて単線である。梅坪～豊田市間で豊田線を介して名古屋市営地下鉄鶴舞線と相互直通運転している。

開業時は全線が直通しており一体的に運転されていた。1950年代に現在のように知立駅でスイッチバックするように線形が変更され、名古屋方面から直通運転できるようになった（現在のダイヤでは直通運転は実施されていない）。
知立駅では現在連続立体交差事業による高架化工事が行われており、完成時には名古屋本線の上、３階部分にホームが移設され、名古屋方面に直通できる線路も敷設される予定である。直通運転の復活に期待しよう。

最盛期には西中金～吉良吉田間に及ぶ64.8kmの路線長を誇ったが、特に末端区間において利用者の低迷が続き、レールバス化等によるコスト削減の努力をしたが、2004年に西中金～猿投間・碧南～吉良吉田間が廃止となった。現在はワンマン運転化と駅集中管理システムによる人員削減による収支改善を図っている。

運用

前述の通り知立を境に運転系統が分離されている（知立で行先を変更して実質的に直通する列車もある）。山線・海線とも概ね毎時4本（15分間隔）。梅坪～豊田市間ではこれに加え豊田線直通の列車が加わる。
平日朝ラッシュ時にJR東海道線の運転支障による振替輸送が発生した場合は通常の輸送力では捌ききれないため、知立～刈谷市駅間で臨時列車が仕立てられる場合がある。

駅一覧

山線（猿投～知立）

駅番号	駅名	営業ｷﾛ (駅間)	■のりかえ(薄黄地は名鉄線) (水色地は他社との相互直通運転) ○周辺施設
MY11	猿投駅	0.0(--.-)
MY10	平戸橋駅	1.1(1.1)
MY09	越戸駅	2.2(1.1)
MY08	梅坪駅	4.2(2.0)	■豊田線(TT)（～名古屋市営地下鉄鶴舞線～犬山線(IY)）
MY07	豊田市駅	5.6(1.4)	■愛知環状鉄道線（新豊田駅）
MY06	上挙母駅	7.4(1.8)	■愛知環状鉄道線（新上挙母駅）
MY05	土橋駅	10.2(2.8)
MY04	竹村駅	12.8(2.6)
MY03	若林駅	15.1(2.3)
MY02	三河八橋駅	17.5(2.4)
MY01	三河知立駅	20.6(3.1)
NH19	知立駅	21.3(0.7)	■名古屋本線(NH)

海線（知立～碧南）

駅番号	駅名	営業ｷﾛ (駅間)	■のりかえ(薄黄地は名鉄線) ○周辺施設
NH19	知立駅	21.3(--.-)	■名古屋本線(NH)
MU01	重原駅	23.5(2.2)
MU02	刈谷駅	25.2(1.7)	■JR東海道線
MU03	刈谷市駅	26.8(1.6)
MU04	小垣江駅	29.4(2.6)
MU05	吉浜駅	31.4(2.0)
MU06	三河高浜駅	33.3(1.9)
MU07	高浜港駅	34.3(1.0)
MU08	北新川駅	36.1(1.8)
MU09	新川町駅	37.1(1.0)
MU10	碧南中央駅	38.2(1.1)
MU11	碧南駅	39.8(1.6)

2004年廃線区間

山線

駅番号	駅名	営業ｷﾛ (駅間)
―	西中金駅	0.0(--.-)
―	三河広瀬駅	2.8(2.8)
―	枝下駅	4.1(1.3)
―	三河御船駅	7.1(3.0)
MY11	猿投駅	8.6(1.5)

海線

駅番号	駅名	営業ｷﾛ (駅間)	備考
MU11	碧南駅	48.4(--.-)
―	玉津浦駅	49.1(0.7)
―	棚尾駅	50.0(0.9)
―	三河旭駅	50.7(0.7)
―	中畑駅	52.2(1.5)
―	三河平坂駅	53.2(1.0)
―	三河楠駅	54.3(1.1)
―	寺津駅	56.3(2.0)
―	西一色駅	58.6(2.3)
―	三河一色駅	60.1(1.5)
―	松木島駅	62.1(2.0)
GN13	吉良吉田駅	64.8(2.7)	西尾線・蒲郡線