概要
| 三浦皇成 みうら こうせい |
|
| 基本情報 | |
|---|---|
| 国籍 | 日本 |
| 性別 | 男性 |
| 出身地 | 東京都 |
| 生年月日 | 1989年12月19日 |
| 身長 | 167.0cm |
| 騎手情報 | |
| 所属団体 | 日本中央競馬会(JRA) |
| 所属厩舎 | 美浦・河野通文厩舎 (2008.3-2009.10) →美浦・フリー (2009.10-2012.2) →美浦・鹿戸雄一厩舎 (2012.3-) |
| 初免許年 | 2008年(18年目) |
| 免許区分 | 平地 |
| 重賞勝利 | 29勝/GI級4勝/中央GI1勝 |
| 通算成績 | 中央12514戦1121勝 地方181戦18勝 (2025/10/01現在) |
| 表彰・記録 | |
| 騎手テンプレート | |
2008年に美浦・河野通文厩舎所属として騎手デビュー。同年に中央デビューした騎手として内田博幸がいる。
同年8月10日には函館2歳ステークスで重賞初騎乗初勝利。その後も破竹の勢いで勝利を重ね、10月にはスプリンターズステークスでG1初騎乗、新人騎手年間最多騎乗回数、新人年間最多勝記録など数々の記録を打ち立てた。
結果としてデビュー年の成績は709戦91勝。それまでの1位だった武豊の554戦64勝を更新したこの記録は、未だ破られていない。
2009年、通算100勝や海外初騎乗初勝利を経験する中、フリーに転向。
2010年1月11日、中山4Rに騎乗した際、三浦の騎乗するノボプロジェクトが斜行。その影響で9頭が落馬するという中央競馬では最多の落馬事故を起こし、4日間の騎乗停止処分を受ける。
2014年12月17日、ディアドムスで全日本2歳優駿を制覇。初のG1級勝利を果たす。
2019年にはデビュー以来のキャリアハイである102勝を達成。
2022年11月3日、ダンシングプリンスでJBCスプリントを制覇。8年ぶり2度目となるG1級勝利となった。
2023年6月24日、東京5Rをヴェロキラプトルで勝利。JRA通算1000勝を達成。
2024年6月5日、ラムジェットで東京ダービーを制覇。3度目のJpnⅠ勝利を果たす。
2025年9月28日、スプリンターズステークスをウインカーネリアンで制覇。JRA・GⅠ、127回目の挑戦で悲願の初勝利をあげた。
人物
騎乗スタイル
スタート技術や仕掛けどころに定評がある。どちらかというと芝レースよりダートレースの戦績が良い傾向にある。
デビュー以来年間2桁勝利をキープしており、重賞未勝利だった年も2012年だけ。トータルで見れば間違いなく「腕のいい騎手」と評してよい人物だが、「とにかくG1を勝てない人」というイメージのために過小評価されがちだった(後述)。
苦節
デビュー年の目覚ましい活躍の一方、テレビ番組内で「武豊さんの馬に乗れば僕も9回乗って9回武豊さんより先着する自信はあります」と発言したことが物議を醸した(本人は「騎手としては、全部勝つくらいの気持ちじゃないとダメ」ということを答えたつもりだったらしい)。こうした舌禍に加えて、競馬業界とは関わりのない家庭出身だったことや、度重なる落馬事故の影響もあって、新人時代に期待された程の活躍は見せられなかった。
河野調教師は「うちの厩舎にいては厳しさを知らないままになる。独り立ちした方が彼のためになるはずだ」としてフリー転向を促したという。ちなみに河野師はデビュー1年目の三浦と交際したほしのの配慮の無さに苦言を呈し、三浦を厳しく叱責したが、別件で「三浦の調教ミスがあった」と発表した調教師に対しては「三浦は指示通りに調教した」と反論するなど、三浦を厳しくも優しく鍛えていた。
2010年1月11日にはJRA史上最大数となる9頭落馬事故の加害馬(の騎手)となってしまったり、2011年には古巣の河野厩舎が解散を余儀なくされたり[1]、2016年には肋骨・骨盤を折った上に内蔵まで損傷する重傷を負い丸1年の休養を余儀なくされたり[2]しながらも、精力的かつ継続的に騎乗。結果として2021年8月22日、史上最速(13年5ヶ月22日)かつ最年少(31歳8ヶ月4日)で10000回騎乗を達成し、2023年6月24日には史上42人目、現役22人目となるJRA通算1000勝を達成した。
先述の通り、2024年までは「とにかくG1を勝てない人」というイメージばかりが先行する人物だった。「あれほど成績は良いのになぜか中央G1は勝てない」という現象は、彼がGⅠで善戦・惜敗[3]するたびに競馬ファンの間で不思議がられる話題だった。彼が期待馬に乗ると「天才外国人騎手コーセー・ミューラー緊急来日」と言われ、敗北すると「ミューラーは帰国済」と手のひらを返されるのもお決まりのネタだった。
ちなみに「グレード制導入以降に中央でデビューし、かつ中央での通算勝利数が1000勝を達成した時点で中央G1未勝利」だった騎手は三浦ただ一人。GⅠ初勝利までのGⅠ騎乗回数「127」も、2025年時点でぶっちぎりのトップである(2位は藤岡佑介の86)。
初めてGⅠに挑んだスプリンターズSでの騎乗馬・プレミアムボックスの死から6日後に開催された2025年度スプリンターズS。ここで、およそ4年間にわたって主戦を務めてきた「自厩舎所属」の「蹄葉炎から復帰した8歳馬」ウインカーネリアンと、「不利な大外16番枠」から発走してから「GⅠ級127勝の武豊」に競り勝つというドラマチックなGⅠ初制覇を成し遂げた際には、観客席からは割れんばかりの歓声と「コーセー・コール」が巻き起こった。
主な騎乗馬
- トーセンジョーダン(2010年アルゼンチン共和国杯)
- ディアドムス(2014年全日本2歳優駿、北海道2歳優駿)
- ダノンスマッシュ(2020年セントウルステークス)
- ダンシングプリンス(2021年カペラステークス、2022年JBCスプリント)
- ギルデッドミラー(2022年武蔵野ステークス)
- ラムジェット(2024年東京ダービー、ユニコーンS)
- ウインカーネリアン(2025年スプリンターズステークス、2022年関屋記念、2023年東京新聞杯)
関連動画
関連リンク
関連項目
脚注
- *河野師が暴力団関係者とは知らずに某人物と交流しており、その責を問われ免許取り消し処分を受けたため。河野師は反論したが処分は覆らなかった。
- *2016年8月14日札幌7Rにおける騎乗馬故障からの落馬によるもの。後に2020年1月5日の中山7Rで落馬負傷した際、この時の手術で埋め込んだボルトを除去している(写真
)。 - *2025年までは2014年NHKマイルCのタガノブルグ2着・2014年安田記念のグランプリボス2着がGⅠ最高成績であった。
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