上々軍団とは、日本のお笑いコンビ兼アンジュルムの隠れメンバーである。2003年4月結成。
ケーアッププロモーション→アップフロントエージェンシー(K-UP事業部)→ジェイピィールーム→(新)アップフロントエージェンシー→アップフロントクリエイト所属。
アップフロントグループのお笑い部門は2013年6月に廃止され、タイムマシーン3号など多くの芸人が他事務所へ移籍する中、彼らだけはハロー!プロジェクトのファンクラブイベントでの司会の腕を買われたのか、そのままアップフロントに残留し続けている。
ハロプロメンバーの誕生日イベントやファンクラブイベントなどの司会として、ハロヲタからはやたら知名度がある。
2018年7月にはメンバー自らが作詞した(作・編曲は中島卓偉)楽曲『仲間』で歌手デビューも果たしている。
概要
二人とも神奈川県川崎市出身。二人の母校である神奈川県立住吉高等学校のサッカー部内で岡見をリーダーに結成されたコント集団が元になり、最終的に残った岡見と鈴木によるコンビになった。アメリカザリガニと結成経緯がよく似ている。同期にはお侍ちゃんがいる。
M-1グランプリ決勝にも出場したタイムマシーン3号とともにアップフロントお笑い部門の看板として活動した。実際に『爆笑オンエアバトル』ではタイムマシーン3号、ますだおかだと共に歴代最高の545KBを叩き出した実績がある。…が、以降の出演では一度も500KBを超えたことがなく、その後もパーフェクトを達成した芸人が排出されなかったため、歴代最後のパーフェクト達成芸人となった。オフエアを経験したパーフェクト達成者ってことは黙ってあげて…。
同じ事務所のハロー!プロジェクトのアイドルイベントやネット配信番組での、適度な距離感を保ちつつアイドルの良さを引き出す司会ぶりが評価され、最近はアップフロント以外の事務所に所属するアイドルのイベントでも司会を任されるようになっている。
2016年春からtvkの名物番組「saku saku」レギュラーになる。saku saku自体は翌年3月に番組は終了してしまったが、tvkとの関係は継続され、2018年4月から始まった「ミュートマ2」にレギュラー出演。毎年7月の高校野球神奈川大会開催期間中にtvkで放送されている「高校野球ニュース」という番組でも、2018年(第100回全国高等学校野球選手権記念神奈川大会)のエンディングテーマ曲に、彼らの楽曲『仲間』が採用されるなど、tvk視聴者からの知名度も獲得している。
メンバー
さわやか五郎
上々軍団のボケ担当。本名・旧芸名は岡見時秀(2011年までは両名義を併用していた)。略して「さわごろ」と呼ばれることもある。
泉谷しげる似のいかつい顔が特徴。短髪か角刈り、あるいはソフトモヒカンにしていることが多い。鼻と唇の間に棒を刺して弾き語りネタをやるなど、とてもさわやかとは言えない暑苦しい芸風。
だがギターが弾けて作詞作曲も出来る他、歌が無駄にうまくて喋りも達者という点はまさにさわやか。ヨイショがうまい。
℃-uteの岡井千聖とのコンビ「おかっぴぃ」としてオリジナル楽曲を発表したり、静岡ローカルの情報番組「コピンクス」ではJuice=Juiceの宮本佳林、つばきファクトリーの小野田紗栞と共演したりと幅広い活動を行っている。
ハロプロ関連のイベントに司会として参加することが多いが、登場する度にハロヲタたちからは愛のある熱いブーイングが飛び交うのがお約束になっている。特にアンジュルムについてはスマイレージ時代から共演が多く、2018年頃にはすっかりメンバーの一人といってもいいぐらいに馴染んでいる。
その甲斐があってか、2016年9月にはなんと自身のバースデーイベントが開催された(しかも3回公演)。
鈴木啓太
上々軍団のツッコミ担当。ハロヲタが「啓太」と書くときは大体この人。同姓同名の有名サッカー選手がいる。
こっちはあまり有名じゃない方の鈴木啓太
ダルビッシュ有に若干似ており、イケメンと言って差し支えない顔立ち(だが腹回りはややだらしない)。
ソツの無いイベント回しに定評があり、ハロプロのバースデイイベントのほとんどの司会を担当している。
またイベント後にアップされるブログは、ハロプロメンバーの魅力を的確に表現してくれたり、ハロプロ愛に溢れたポエムが載っていたりと内容が濃く、評判が高い。
ただし、バースデーイベントの司会は主に生田衣梨奈と佐藤優樹という並のお笑いタレントでは捌ききれない問題児を押し付けられている。特に佐藤優樹に至っては強制的にライブパートに参加させられたことがあるほど、イベントでは数々の被害ネタが襲いかかる。
こちらもさわやか五郎に続き、2017年にバースデーイベントが開催された。
余談
- 2007年に出演したNHKの「爆笑オンエアバトル」にて、番組史上3組しかいない545KBの満点を達成。
しかし、この1回だけがずば抜けて高かったのみで、あとは1度も500KBを越えたことは無い。 - 「さわやか五郎」という芸名の名付け親は、東京ダイナマイトのハチミツ二郎。
外部リンク
関連コミュニティ
関連項目
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