上川町単語

カミカワチョウ

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上川町（以下、特記なき場合「かみかわちょう」と読む）とは、

この記事では1.について説明する。

概要

上川町（2021年 4月1日時点）
面積	約1,049.47km²
人口	3,502人
町の花	えぞつつじ
町の木	アカエゾマツ
隣接市町村	上川総合振興局旭川市、士別市上川郡：愛別町、当麻町、東川町、美瑛町オホーツク総合振興局北見市紋別郡：遠軽町、滝上町十勝総合振興局河東郡：上士幌町上川郡^[1]：新得町

大雪山系の麓に位置する町で、町域のほとんどは山林に覆われている。北海道一の大河：石狩川の源があり、町の名前もそのまんま石狩川の上流にあることから名付けられた。

主な産業は林業や、大雪山系に関連した観光など。その地理的条件から日本一紅葉の早い町のひとつとなっており、紅葉のシーズンには観光客で賑わう。ご当地グルメとして、日本一のラーメンを謳う上川ラーメンがある。

▲大雪森のガーデン

層雲峡: 石狩川沿いにある峡谷の景勝地。この付近に温泉街が形成されており、大雪山系登山の拠点としても利用される。冬には層雲峡氷瀑まつりという、氷の祭典が催される。ここにあるコンビニ（セイコーマート・セブンイレブン）は、景観に配慮して他地域とは異なる地味な外観になっている。
主な見どころは大函・小函などの断崖や、流星の滝・銀河の滝など。
黒岳: 大雪山系を構成する山のひとつで、標高1,984m。層雲峡からロープウェイが出ており、それを利用して登山するのが一般的。
大雪森のガーデン: 北海道ガーデン街道を構成する庭園のひとつ。大雪山を望む高原を様々な花が彩る。
北の森ガーデン: 上記の「大雪森のガーデン」と名前が似ているが別の場所である。国道39号沿いにある複合型観光施設で、クマ牧場やアイスパビリオンなどがあったが、コロナ禍による利用客減により、2021年 10月末で閉業した。

上川町内を走る北海道道849号日東東雲線の始点付近に設置された、路線の番号を表示する標識（ヘキサ）には、なぜか849ではなく5849と表示されている。これは2021年現在、ヘキサに表示された数字としては日本で2番目に大きいものであると思われ^[2]、一部の好事家の間では有名である。

上川駅には特急「オホーツク」「大雪」、特別快速「きたみ」を含めたすべての列車が停車する。

かつて上川駅より旭川方に東雲駅、遠軽・網走方に天幕駅・中越駅・上越駅があったが、東雲駅と天幕駅は廃止、中越駅と上越駅は信号場に格下げとなっている。これにより、2021年現在上川町内にある鉄道駅は上川駅ただ一つになってしまった。隣接する遠軽町でも、上白滝駅が廃止、奥白滝駅が信号場に格下げとなっており、その結果上川駅と隣駅（白滝駅）との間の駅間距離は約37.3kmと非常に長くなってしまっている^[3]。

帯広駅と十勝三股駅を結ぶ国鉄士幌線を上川駅まで延伸する計画もあったようだが、結局実現することなく路線自体が廃止されてしまった。

*新得町の属する上川郡は、上川町などの属する上川郡と同名だが別物である
*最も大きい数字が表示されているのは士別市を通る北海道道925号武徳下士別線にある、5925と表示されたヘキサであると思われる。ただし一般的なヘキサの体裁とは異なるため、道道849号に比べるとマイナーである
*これは2021年現在、JR 在来線最長の駅間距離である