下位互換とは、
- ソフトウェアなどで、同シリーズのグレードやバージョンが異なる製品において、下位とされる製品に上位とされる製品と互換性(要するに置き換えても問題なく機能するってこと)があること。例えば「ソフト98」にはA,B、Cという機能があって、低い性能があり、「ソフト04」にはA,B、C、Dという機能があって、中程度の機能があり、98にできることは04にもできるという場合、98は04の下位互換である。
- 転じて、バトル物や対戦ゲームのキャラクターや、広く人物や物などがほぼ同じ役割を持っていて、かつ性能が劣ること。最初っから役割が違うけど〇〇より××が優勢だよねって場合は下位互換とは言えない。
例えば「能力値の幅が1~100で、50が平均的能力」というゲームで
キャラクターA:体力100、攻撃力20、防御力100、素早さ50
キャラクターB:体力90、攻撃力10、防御力90、素早さ50
キャラクターC:体力60、攻撃力100、防御力60、素早さ100
といったキャラクターが用意されていたとしよう。
AもBも「攻撃力は低いが、有り余る体力と防御力で敵の攻撃を耐える」という同じ役どころのキャラクターとなるだろう。だがBはAに勝るところが特にない。この場合BはAの「下位互換」と呼べるかもしれない。
一方、Cは「体力や防御力は平均よりやや上程度だが、非常に素早く強力な攻撃を繰り出す」という強キャラクターであり能力値の合計値もAやBより高い。しかしAやBの体力はCよりも優れている点があるため、AやBは「Cの下位互換」は表現しがたい。
類義語
対義語
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- ページ番号: 5577994
- リビジョン番号: 2750394
- 編集内容についての説明/コメント:
記事作成乙です。作品を知らないとわからない喩えに感じたため、知らなくてもわかるより具体的なものへと改良してみました。