不買運動とは、ある企業の製品や国、地域で生産されたものを買わないようにする運動のことである。ボイコットの一種。例;「韓国製の不買運動をする」「A社の製品の不買運動をする」
概要
運動の対象となる企業が生産している製品や、対象となる国や地域で生産製造されたものを買わないようにし、また場合によってはSNSなどで周囲に呼び掛けること。
理由としてはその企業が法律やコンプライアンスに違反するようなことを行っていたからだとか、中国香港韓国などの国、地域の企業と取引をしている乃至はそういった国、地域で作られた原料が使われている、何か消費者やファンから不評であるような仕様変更をしたから、Vtuberなど一部の人たちからは煙たがられる物とコラボしたから、など様々である。
例えば、2012年に亀田製菓が韓国の企業である農心と業務提携をした際に、農心は発癌性物質や農薬の混入など安全性に問題がある企業であるのに業務提携をしたとして亀田製菓に対して不買運動が起きたり、2024年にはインド出身のCEOが移民など様々なバックグラウンドを持つ人材を受け入れるべきだと発言したことが反発を招き、不買が呼びかけられるなどといったことがあった。
買い支え
逆に、積極的にその企業や国産の農産物などを買って、企業や農家を応援しようという運動もある。例えば、2024年にトヨタは日本を代表する企業であり、本社を東京に安易に移転したりせず地元経済や雇用に積極的に貢献する優良企業であるのに、世界のEV化の流れや国土交通省によるいじめなどでトヨタ潰しが行われているので積極的に買い支えよう!と呼びかけられたことがあった。
なお、買い支えという言葉自体は政治的なものではなく所謂「推し活」としてグッズを買うなどして推しの引退を防ぐなどという場面でも用いられる。(例えば、推しのVtuberが引退することを防ぐためにメンバーシップに入ったりグッズを買うなど)また、経済的な意味では、金融市場で相場が下落しそうなときに人為的に買いの注文を入れることで値下がりを防ぐことも買い支えという。
不買運動の効果
実はよほど大きなムーブメントにならない限り効果はいまひとつということが多いようだ。というのも、不買運動に参加するような人は消費者の数%に過ぎず、利益が減ったといっても誤差の範囲程度にしかダメージが与えられないケースの方が多いのだ。
関連動画
関連項目
- アイマス2不買運動
- ボイコット
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