与作(よさく)とは。
- 日本人の名前で、男性に名付けられる。浄瑠璃や歌舞伎の題材とされた「丹波与作」などが有名。
- 楽曲の名称。演歌歌手・北島三郎が1978年に発売したバージョンがよく知られる。
- 国道439号線の俗称。日本三大酷道の一つに数えられる。
- 漫画「キン肉マン」の登場人物、アニメにおいては原作以上の活躍をした。
- 漫画「トリコ」の登場人物。凄腕の再生屋で通称「血まみれの与作」。
- ニコニコ動画の実況プレイヤー。→与作(実況プレイヤー)
- ニコニコ大百科のお絵カキコ絵師。→与作(絵師)
本記事では上記の2.について記載する。
概要
「与作」とは七澤公典が作詞・作曲した楽曲、またその楽曲の歌詞に登場する人物の名前である。
NHKの音楽テレビ番組「あなたのメロディー」で発表された。この番組は視聴者からの楽曲の投稿を募り、優秀作はプロによる編曲を加えて番組内でプロ歌手によって歌われるという視聴者参加型番組であった。番組内では作曲家・歌手の弦哲也が編曲・歌唱し、年間グランプリを獲得。
編曲する際に、投稿者の七澤からの了承を得たうえで弦哲也が追加した部分もあるという。
その後1978年に、弦哲也と交流のあった著名演歌歌手の北島三郎がシングルとして発売。北島三郎の代表曲の一つとなり、ひいては誰もが知るヒット曲となった。
歌詞の内容は、木こりのことを歌ったものになっている。作中に登場するヘイヘイホーという謎の言葉は印象が深い。昭和時代の小学生の多くはこのヘイヘイホーを真似していた。
打楽器「ヴィブラスラップ」は一部で「与作」と俗称的に呼ばれることもある。これはこの曲の演奏に、この打楽器の音色が使われることがあるため。ただし、北島三郎版のオリジナル録音では「ヴィブラスラップ」ではなくそのオリジナルというべき楽器「キハーダ」が使用されている、という説もある[1]。
またこの演歌が由来となりSNKのアーケードゲームが作られた。その後1981年にエポック社のテレビゲーム機「カセットビジョン」用ソフト「きこりの与作」が発売された。このゲームの詳細については「与作(ゲーム)」の記事を参照。
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関連項目
脚注
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