中御門天皇
(なかみかどてんのう 1702年1月14日~1737年5月10日)とは、八代将軍徳川吉宗が用意したベトナム産の象の拝謁を受けた事がある第114代天皇である。諱は「慶仁(やすひと)」。
概要
1702年に東山天皇の第五皇子として生まれる。1708年に立太子され、1709年に実父の東山天皇からの譲位をうけて即位した。即位時はまだ9歳の幼児であった為、父の東山上皇や祖父の霊元上皇による院政が行われた。
1729年に、江戸幕府八代将軍徳川吉宗が用意したベトナム産の象の拝謁を受ける事となった。その際、象が無位無官では参内する事が出来ない為、「広南従四位白象」という称号を急遽与え、参内した象が前足を追って頭を折る姿に感銘した和歌を残した。
1735年に桜町天皇に譲位し、巳年に生まれた中御門天皇は、1737年の巳年巳月巳日巳刻に35歳のにてお隠れになられた。
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関連項目
113代 | 114代 | 115代 |
東山天皇(ひがしやまてんのう) 1687~1709 |
中御門天皇(なかみかどてんのう) 1709~1735 |
桜町天皇(さくらまちてんのう) 1735~1747 |
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