中村悠平単語

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中村悠平（なかむら　ゆうへい、1990年6月17日-）とは、福井県出身のプロ野球選手（捕手）である。現在は東京ヤクルトスワローズに所属。

概要

福井県立福井商業高校時代に二度の甲子園出場を経験、2008年にドラフト3位で東京ヤクルトスワローズに入団した。ドラフト指名直後のやくせん専用実況スレは歓喜の渦が巻き起こったとか。
入団にあたり、契約金の一部を使い母校にピッチングマシーンを寄贈している。

ヤクルト時代

2009年はイースタンで経験を積み、フレッシュオールスターにも出場するなどの活躍を見せる。シーズン終盤に正捕手の相川亮二が負傷したのを期に一軍に昇格、10月2日に代走としてプロ初出場。この年は5試合に出場、うち守備に就いた10イニングを無失点で切り抜けるデビューを果たした。

2010年、2011年と3番手捕手として一軍に帯同しつつイースタンでも経験を積み、2011年にはチーム最多の53試合出場を記録した。

2012年は怪我で戦線離脱した相川に変わりスタメンに座る事も多くなり、ヤクルト名物であるドングリーズをすっ飛ばして正捕手の座を手にする勢いの活躍を見せる。結局、二度離脱した相川を上回る91試合に出場、スタメン出場も69試合で相川（63試合）を超え、打率も.254をマーク。飛躍のシーズンとなった。

2014年は監督推薦でオールスターに出場。自己最多の99試合に出場し、打率も惜しくも3割には届かなかったが.298をマークした。

2015年はシーズンを通して正捕手として出場し、14年ぶりのリーグ優勝に貢献した。

2018年から選手会長を務める。

2019年のオフには右肘のクリーニング手術を受けた。

2020年は開幕直前にコンディション不良で開幕一軍とはならず。8月に復帰するも攻守に精彩を欠き、わずか29試合の出場に留まった。

2021年は背番号を2に変更すると、正捕手に返り咲く。6月23日の広島戦では通算1000試合出場を記録。その後も攻守双方でチームを牽引し、リーグ優勝・日本一の原動力となった。特に日本シリーズでは全試合フル出場を果たし、日本シリーズMVPに選ばれた。
オフには、背番号を古田敦也退団以来準永久欠番となっていた27に変更した。

2022年は下半身の張りにより、開幕一軍とはならなかった。5月に復帰すると、NPB史上最速マジック点灯を果たすなど、チームは快進撃。リーグ連覇に貢献した。オフにはゴールデングラブ賞・ベストナインを受賞。守備率10割・盗塁阻止率リーグ1位での両賞受賞はNPB史上初の出来事である。

2023年1月6日に第5回WBCの日本代表に選出されたことが発表された。WBC本戦では決勝のアメリカ戦でスタメンマスクをかぶり、フルイニング出場。強力アメリカ打線を2失点に抑え、チームの3大会ぶり優勝に貢献した。

同年9月に福井県栄誉賞を受賞。オフには福井県出身の野球選手で構成する福井県人会の初代会長に任命された。

プレースタイル

遠投110mの強肩に加え、二塁までの送球は最速1.78秒と正捕手・相川に匹敵する送球速度を誇る。50メートル走は6.1秒を記録し、地味に俊足。高校時代は4番を打つなど打撃センスも秘めている。

高校時代から野球中継などで見る捕手のリードを分析したメモを書き記しており、高校3年間でノート10冊分に及ぶほどの情報量があるらしい。

尊敬している捕手は古田敦也。

ニックネームは「カメックス」「ムーチョ」（お菓子のカラムーチョが好きなことから）。

弟・中村辰哉は元プロ野球選手（福井ミラクルエレファンツ）。現在は横浜DeNAベイスターズの打撃投手を務めている。

応援歌

球団	レス	No	プレイヤー
ヤクルト	応援歌のピコカキコ一覧#334	9391

成績

• （2023年終了時点）

年度別打撃成績

通算守備成績

表彰・その他

関連動画

関連コミュニティ

関連項目

• プロ野球選手一覧
• 2008年度新人選手選択会議
  • 赤川克紀　/　日高亮　/　新田玄気　/　八木亮祐
• 東京ヤクルトスワローズ

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