概要
1960年生まれ、三重県出身。本名・柴原安伴(しばはらやすとも)。1980年代には"新人類"と呼ばれ、サブカルチャー、アイドルに関するコラムを多く執筆。
また、「おたく」という語の命名者であると言われている。
1983年に「漫画ブリッコ」で連載された『「おたく」の研究』では、「この頃やたら目につく世紀末的ウジャウジャネクラマニア少年達を『おたく』と名づける」、「たとえば中学生ぐらいのガキがコミケとかアニメ大会とかで友達に「おたくらさぁ」なんて呼びかけてるのってキモイと思わない」「『おたく』ってさぁ、もう決定的に男性的能力が欠除してんのよね」と、当時のオタクを徹底的に揶揄するものだった。そのため読者からは反論が殺到し、連載は3回で終了、読者投稿欄では編集長の大塚英志自ら読者からの反論に返答すると同時に、中森明夫への苦言を呈するという事態も起こった。
しかし一方で「おたく」という語はその後も一人歩きを続け、表記がカタカナになったものの現在でも使われ続けている。
2010年には自身初の純文学作品である「アナーキー・イン・ザ・JP」を執筆。
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