中西学とは、 元プロレスラーである。
身長186cm、体重120kg。血液型A型。1967年1月22日生まれ。京都府京都市出身。
異名は『野人』、『和製ヘラクレス』、『彷徨える海賊』、『霊長類最強最後のゴリラ』、『中西ランド支配人』等。
概要
高校時代からレスリングを始め、専修大学に入学。その後の進路としては、和歌山県庁勤務を経て新日のレスリング部門の『闘魂倶楽部』に入門。『闘魂倶楽部』においては全日本レスリング選手権大会フリースタイルで1989年から4連覇を達成。1992年にはバルセロナオリンピックのフリースタイル100kg級に出場した。(結果は2回戦で敗退。)
その後、藤波辰爾のタッグパートナーに抜擢され、プロレスラーとしてデビュー。1995年5月にヤングライオン杯で優勝。同年6月にアメリカWCWへ武者修行へ旅立ち、『クロサワ』のリングネームでアメリカマット界を席巻した。1996年9月に凱旋帰国。1997年には小島聡とのタッグで第31代IWGPタッグ王座を勝ち取った。以後は持ち前の怪力に定評がある『野人ファイト』が定着。
2009年5月6日、後楽園ホールにおいてIWGPヘビー級王座に挑戦。棚橋弘至を破り悲願の第51代王者に輝く。翌年にはG1クライマックスに参戦したCMLLのストロングマンとタッグを組み、「日墨マッスルオーケストラ」を結成。東スポプロレス大賞、最優秀タッグを受賞した。
2011年6月の試合で首を負傷。中心性脊髄損傷と診断され長期の欠場を余儀なくされる。翌年10月にリングに復帰したものの負傷の影響が尾を引き、トップ戦線からは一歩引いた形での活動となっていった。
2020年1月に引退を発表。2月22日後楽園ホールで組まれた引退記念大会メインイベントで第三世代の永田裕志、小島聡、天山広吉と組み、オカダ・カズチカ、棚橋弘至、飯伏幸太、後藤洋央紀組と対戦。
後藤のGTR→飯伏のカミゴェ→オカダのレインメーカー→棚橋のハイフライフローと立て続けに受けてマットに沈み、プロレスラー活動の幕を閉じた。
今後は実家の製茶業(300年続いているとのこと)を手伝いながら、新日本プロレスにも携わっていきたいとの意向を示している。
ところが兄が継ぐ予定だった製茶業は兄や父の体力面から廃業。レスラー稼業で培った知識を活かしてトレーナーになろうとしたものの、コロナ禍で対面指導できずオンラインの流れにも対応できず…と窮地に。
現役時代から懇意にしていた方に相談したところ、「俺のところで働いてみる?」となり、愛知県のガソリンスタンドで不器用なりに奮闘している近況だとか。
プロレス以外でのメディア出演では、過去に『さんまのSUPERからくりTV』の1コーナー「熱いプロレスラー中西学のお悩み相談焼肉相談亭」にて相談者に対し様々な珍回答を答える事で知られている他、新垣結衣主演の映画「恋するマドリ」にレスラー役として出演。
ここ最近はテレ朝動画で配信されている番組「中西ランド」やTwitterに巡業中時折画像が上がるモンスターモーニングなど、ネット中心の現代メディアにおいても積極的に活動を行っている。
主な得意技
関連動画
関連項目
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