丸山穂高(まるやま ほだか 1984年1月10日~)は、古い政党から国民を守る党(NHKから国民を守る党)の元国会議員。大阪府堺市出身。
概要
1984年(昭和59年)1月10日、大阪府堺市生まれ。東京大学経済学部卒業後、経済産業省に入庁。2012年12月に出馬し、当選。2015年に、田中角栄の最年少記録を塗り替える[1]。2017年10月、第48回衆議院議員総選挙で党勢が後退したことに対し、松井一郎代表の進退を含む総括を要求した。これに対し当時党の法律顧問であった橋下徹がTwitter上で本人や支持者に対する暴言に近い批判を繰り返し、「もはや耐えられない」として離党届を提出する騒動になった(のちに離党届は取り下げ)。2021年10月の第48回衆議院議員総選挙に立候補しない意向を示し、不出馬となった。
実績
- 財務省と折衝し、熊取町の「熊取プラットフォーム事業」への支援を取り付ける[2]。
- 「貝塚市 津田川堤防」の安全対策費を確保。決壊の懸念を払拭した[3]。
- 泉佐野市にある国道26号線 大藪交差点の整備(歩道橋の撤去および横断歩道の設置)をする為に、国土交通省と泉佐野市役所との間に入って調整を行い、年度中の工事を確定させる[4]。
- 国道26号線の延伸を国交省に要請し、開通の見通しをつける[5]。
- 利用者(関空⇔羽田の便)増加に対応する為の、関西国際空港のターミナル増設を実現[6]。
政策・主張
- 「国民の皆さんに増税の負担をお願いする前に、議員の歳出削減をすべき」と主張[7]。
- 表現規制に反対しており、表現の自由を守る会の質問状に対し「既にTPP法案の時の質疑、テロ等準備罪法案での親告罪明記の修正など様々表現の自由に関連する問題を取り上げて質問致しましたが引き続きしっかりと役割を果たしてまいります」と回答している。
- 自分は国会議員なので逮捕されないと主張している。(※しかし国会議員は院外であれば普通に現行犯逮捕される。→日本国憲法第50条)
- おっぱい!おっぱい!とおっぱい好きであることを公言している。
不祥事
極めて酒癖が悪く酒乱の気があり、酒に酔うと粗暴になり傍若無人な性格に急変する特徴がある。これが原因で様々なトラブルを起こしており、重大な国際問題まで起こしている。
一般人と殴り合いのケンカ
2015年12月30日の夜、東京都大田区のJR蒲田駅付近の居酒屋で建設作業員の一般人5人に酔っ払った丸山穂高議員が絡んで暴言を吐き、居酒屋前で怒鳴り合いから暴力沙汰に発展。丸山穂高議員は一般人との殴り合いの末に相手の手に噛みついてケガをさせる事件となり警視庁の蒲田警察署が目撃者の通報で現場に急行、警察の仲裁によって両者とも被害届を出さずに現場で和解と言うことになった。
この件で大阪維新の会から厳重注意を受け、丸山穂高議員はマスコミの記者会見で国会議員在任中の一切の断酒を宣言、断酒を破ったら議員辞職するとテレビカメラの前に誓った。
しかし丸山穂高の酒のトラブルはココで終わることは無かった・・。
北方領土戦争発言
北方四島ビザなし交流で丸山穂高議員が訪問団の一員として参加、国後島訪問中の2019年5月11日の夜、日本人とロシア人友好の家(通称ムネオハウス)で行われたパーティーで断酒宣言を破って飲酒した。
その際に日本人訪問団の団長で元国後島民の大塚小彌太氏が日本のマスコミにインタビューを受けているところに酔っ払った丸山穂高議員が絡んできて『戦争でこの島を取り返すのは賛成ですか?反対ですか?』と大声で質問し、その質問に対して大塚氏は『戦争はすべきではない』と答えたのに対し、『戦争しないとどうしようもなくないですか?』と食い下がり、他の訪問団が止めるのも聞かずにマスコミが撮影するなかで騒ぎだして大声でロシアと戦争するべきと持論を展開してインタビューをぶち壊しにしてしまった。
これだけにとどまらず、丸山穂高議員は友好の家を出て夜の街に繰り出そうとして、止めに入る職員と揉み合いになって大騒ぎになった。酔っ払っていた丸山穂高議員は『俺はロシアの女を買いたいんだ!』『おっぱいを揉みたいんだ!』と公務中の国会議員が出すとは到底思えない発言を連発し、国後島のロシア警察が駆けつけるほどの大騒ぎになった。なおビザなし交流では訪問団はロシア外務省の特別な計らいでロシアの旅券を使わずに入国している状態であり、友好の家の敷地外に出ると不法入国となってしまい、日本政府は北方四島をロシアの不法占拠としてロシア領として認めておらず、一方のロシアはロシア領としている領土問題下にある土地で、ココで丸山穂高が友好の家を飛び出してロシア警察に捕まってしまうと不法入国として逮捕され、ロシア領であることを既成事実として認めざるを得なくなる事態になるところであった。
この事件はマスコミのインタビュー中に起きたことから報道各社で一斉に報道され、丸山穂高議員が大塚団長に絡んで戦争発言をしたことが映像で報じられた。この報道に対して丸山穂高議員は激怒して『マスコミに発言を断片的に切り取られて事実と違うことを報道された』として報道各社、丸山穂高議員の奇行を大スクープとした週刊新潮に猛抗議した。このこと抗議に対し週刊新潮はインタビューでのやり取りから友好の家の脱走騒動までの一連の発言や行動を現場の報道カメラマンや訪問団員の証言、インタビュー映像を参照して全文公開する特集を組んで対抗した。マスコミも呼応して詳細を暴露、朝日新聞は丸山穂高議員の醜態を音声に起こしてテレビ、新聞、ネットで公開した。トドメに文春砲で訪問団参加者のインタビューまで晒されて徹底的に叩かれるハメになり、もう誤魔化し切れないと観念した丸山穂高は報道の事実を認めて謝罪した。
ロシア大使館と鈴木宗男
この事件は当然ながらロシアでも報道され、ロシア外務省のザハロワ報道官が記者会見を通じて『この発言に怒りを感じる。発言の真意を追及すべきだ』と激しく抗議した。日本の外務省にはロシア大使館から猛抗議を受ける外交問題に発展、北方領土問題どころか日露国交にまで言及される事態になりかけた。
当時の安倍内閣には対ロシア外交において北方領土交渉をはじめとしてことごとく失敗しており、直前の2019年3月に安倍晋三首相が参議院本会議で過去に明治天皇が日露戦争を前に国民を鼓舞した御製の和歌を詠んでロシア大使館に不快感を持たれるなど日露関係は冷え切っている状況であった。
そんななかで日本とロシアの外交危機を救ったのが、かつてムネオハウスで汚職事件を起こした鈴木宗男なのである。鈴木宗男は新ロシア派政治家としてロシアでも大変有名な政治家であり、汚職事件を起こした当時は外務省を通じずに自分で独自にロシアとの外交ルートまで作ってしまうほどのヤリ手であった。このときの外交ルートは鈴木宗男が逮捕、有罪となって公民権が停止していた間も生きていたようで、ロシア大使館のガルージン駐日大使から鈴木宗男本人に直接電話がかかってきたのである。
電話の内容は『プーチン大統領に報告しなくてはならないから、どう解釈したら良いですか?』というストレートなものであり、それに対して鈴木宗男は『これは常識を逸した人の発言だから政府の発想ではないし、国会議員の発想でもない。この人は過去にも酔っ払って問題を起こしている人物で、全くの不規則発言だから政治問題にはしないでくれ』と答え、ガルージン大使は『分かりました』と言って非公式の電話会談は終了した。ロシア政府が外交問題にまで発展した事態にもかかわらずロシア側が抑制的なのは、水面下でロシア通の鈴木宗男氏の功労があったからなのかもしれない。(文化放送くにまるジャパン極5月17日放送内容から抜粋)
離党届から除名、議員辞職拒否
日露外交の危機にまで発展したこの事件で丸山穂高は与野党から猛烈なバッシングを受けた。
当時官房長官の菅義偉氏は『政府の立場とは全く異なる』と真っ向から否定し、日露外交には影響しないとして対ロシア外交における問題にならないよう火消し説明をした。元自衛隊統合幕僚長の河野克俊氏は朝日新聞の取材に対し『非常に不適切で論外。無茶苦茶です』と答えて発言を徹底的に非難した。
丸山穂高は日本維新の会の本部に離党届を提出したが、党は丸山穂高の離党届を受理せず除名した。日本維新の会の松井一郎代表は『一線を越えた発言であり、心からお詫びしたい』と陳謝し、丸山穂高に対して議員辞職を促す声明を出した。
それに対して丸山穂高は議員辞職を否定し、議員自粛勧告決議案が可決しても絶対に議員辞職はしないと宣言した。議員辞職を拒否する理由としては『これで議員辞職したら言論の自由が弾圧されて議員辞職と言う悪しき前例が出来てしまう』と発言している。もっともこの言い分は自分の失言が大きな外交問題を招いたことや自身の禁酒を破れば議員辞職といった落ち度を含めた自身の責任を棚に上げた全くの詭弁である。この宣言の通り、丸山穂高は2021年1月現在においても議員辞職しておらず、国会議員の地位についている。
真子内親王に絡み酒
2019年10月29日の徳仁親王の天皇即位の礼の祝宴に丸山穂高議員が出席した際に、またしても酔っ払って醜態を晒し、あろうことか眞子内親王に絡みだして『彼氏がアメリカ留学中で寂しいですね。連絡を取っていますか?』などとセクハラ発言をして迫り、複数人から制止させられる事態になった。
この騒ぎはマスコミにもリークされ、記者団の質問に対して丸山穂高は酒は飲んだが制止された認識は無いとして否定し、マスコミに対して名誉棄損だと抗議した。しかし報道各社に様々なリークが届いて報道が広まると後日11月27日に国会内で記者団に眞子内親王に酔っ払って絡んだことを認めた。
N国党に入党、奇行
2019年5月14日に日本維新の会を除名になった丸山穂高は7月29日にNHKから国民を守る党に入党した。その後は2021年10月に至るまで国会議員歳費と文書交通費を私的な遊興に使って豪遊の日々を過ごしていた。
国会議員は歳費として毎月約130万円、期末手当として年間630万円の支給を受けており、年収にして2200万円の収入をもらっていた。そのうえ文書交通滞在費として毎月100万円の支給を受けており、この文書交通費は報告義務が無く国会議員の第二の給料と言われて問題になっていた。これらを合わせると単純計算でも年間3400万円余りが丸山穂高議員の懐に入っており、衆議院議員の任期4年間で最大1億3600万円が国から支給されいることになる。もちろんここから私設秘書の給与や事務所費なども引かれるので意外と国会議員の手元には残らないのであるが、丸山穂高の場合は日本維新の会を除名された時点で私設秘書もいなくなり、事務所もボロボロでシャッターも閉まって休業状態。そうなると収入のほとんどが丸山穂高の財布に入ることになり、好き放題に豪遊してはツイッターに投稿し、スポーツ新聞のネタになるという生活を1年以上続けていた。
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https://twitter.com/maruyamahodaka/status/1357592507480068096
『税金アジャース!!』は既に彼の口癖になっており、フライデーには税金ドロボーと名指しで叩かれるのも全く気にすることなく醜態を自ら晒して衆議院議員の任期の間までの豪遊を楽しんでいた。
丸山穂高議員は東京大学経済学部卒で経済産業省の官僚として勤めていたエリートのなかのエリートなのである。腐っても鯛と言う言葉があるが、ココまで醜態を晒しても間違いなく過去の経歴は本物であり、世間はクズだと見下げていても、それもまた彼の計算なのである。忠臣蔵の大石内蔵助も世間に醜態を晒して世を欺いて仇討ちの意志を隠したように、丸山穂高もまた世を欺いてだけなのかもしれないのである。
好きな漫画・アニメ
関連動画
関連項目
関連リンク
脚注
- *ニュース泉州2015年7月19日
- *ほだか通信_第12号(2016年12月2日 発行)
- *ほだか通信_第11号(2016年6月1日 発行)
- *ほだか通信_14号(2017年8月5日 発行)
- *ほだか通信_第10号(2016年2月4日 発行)
- *ほだか通信_第11号(2016年6月1日 発行)
- *衆議院本会議 平成27年3月13日
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