九六式陸上攻撃機(きゅうろくしきりくじょうこうげきき)とは、大日本帝国海軍の双発爆撃・雷撃機である。略称は九六(式)陸攻。
概要
ワシントン海軍軍縮条約とロンドン条約何やらで帝国海軍は、陸上基地から発進して敵空母を攻撃できる「沿岸用攻撃機」を作れと広廠と三菱に言い、七試特攻・八試特偵・八試陸上攻撃機と開発をし続けて遂に九六式陸攻が誕生した。しかし、この機体が速度、操縦性に優れていたので、これを中型陸上攻撃機に発達させたのが九試中攻で、九五式大攻に対して、九六式中攻と呼ばれるようになり、陸上攻撃機に発展した。
鹿屋両航空隊の九六陸攻隊の渡洋爆撃やマレー沖海戦で、一式陸上攻撃機と協同でZ艦隊のイギリス戦艦「プリンス・オブ・ウェールズ」と巡洋戦艦「レパルス」を撃沈する等輝かしい戦果を見せるが、徐々に第一線の戦闘を一式陸攻に譲り、落下傘部隊の輸送などの後方任務につくことが多かったが、大戦末期には対潜哨戒や夜間雷撃といった任務で再び前線に立つこともあったという。
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