九十九明里単語

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九十九明里とは、アニメ及び漫画「遊☆戯☆王ゼアル」の登場人物である。

概要

主人公・九十九遊馬の実姉。CVは宮原永海。
職業は新聞記者（在宅記者）で、家にいる時は専らパソコンの前で仕事をしている描写が多い。20歳。
空手も習っており、黒帯5段の実力を持っているようだがあくまでも自称なのでこちらの真偽については不明。

両親が行方不明になってからの遊馬にとっては母親の代わりとなる存在で、寝坊した遊馬に「中学生になったら自分で起きなさい」と厳しくしつけている。遊馬には「口うるさい」と言われる一方で祖母・春と共に遊馬の事はしっかり気にかけているようで、自分の同窓会が遊馬の授業参観の日と重なった時は授業参観を優先し遊馬のいる学校へ駆けつけるなど、弟思いな一面もある。
しかし、機嫌が悪い時は怒りの矛先が遊馬へと向けられるため、遊馬のみならず小鳥や鉄男達にも恐れられているらしい。「特ダネを探して来なさい」「スクープを撮って来い」などといった風に、新聞記事を書くネタを探すために遊馬を顎で使う事も度々ある。

在宅記者を職業としているためか、コンピュータの扱いには長けているようで、作中では独自のルートからネタを仕入れたりハッキングを行っている描写も見られ、また第3話・第4話では右京と等々力によってハートランド中へばら撒かれたコンピュータ・ウイルスと格闘する一幕もあった。
また在宅記者だからといって外へ出るのが苦手かというとそうでもなく、外出時はスレンダーなライダースーツとヘルメットに身を包み、バイクを駆ってハートランドを走るシーンも多い。後述のチャーリーを巡る事件で走り回るほかにも、速水秀太によって事故を引き起こされた飛行船をバイクで追跡したり、またWDC決勝戦で遊馬がハートピースを自宅へ忘れたせいでデュエル・コースターが発進できずスタジアムに1人晒し者にされながら置いてけぼりを食らっていた所を、遊馬の元へハートピースを届けるために奮闘したりもしている。

そして、ストーリー当初は遊馬にデュエルをする事を禁止していた。彼女に曰く、「遊馬にとってデュエルはただのデュエルではない」らしく、遊馬がデュエルしている事実を知ると強い口調で咎めていた（デュエルを禁止する理由については、父・一馬の発言が影響しているものと推測される）。
だが、遊馬が春の使いで決闘庵へ出かけた際に明里も遊馬の元へ赴き、そこで遊馬が六十郎の元弟子・闇川とデュエルしていた現場を目の当たりにすると遊馬を咎めるも、遊馬のデュエルに対する態度や熱意、そして六十郎の説得を受け、遊馬がデュエルする事を認めた。
ちなみに放送開始から1年以上を迎えた現在、彼女や春がデュエルを行うシーンは登場していないが、彼女がデュエリストであるかどうかについては明言されていない。

ニコニコ動画における明里姉ちゃん

遊馬に近い年代の登場人物が大半を占める本作において、20歳という年齢ゆえか結構な美人として描かれ、しかも普段の服装や見た目からは見えにくいが実はドロワに並ぶスタイル抜群のゲロマブお姉さんだったりする。
（その割と豊満な胸に遊馬が顔から突っ込んでいったという羨ましい描写もあったが、明里本人は事故という事で遊馬を咎めていない。）
そのため、視聴者からは小鳥と並んでそれなりに人気を集めている　・・・のだが、第31話・32話で『No.7 ラッキー・ストライプ』の所有者であるチャーリー・マッコイが登場すると明里に対する視聴者達の評価が一変する事になる。
一馬の教え子、という立ち位置もあり明里とはただならぬ関係にあった事が回想から推測され、さらには32話のラストにて明里がチャーリーにキスされる描写も登場、多くの視聴者達の間で話題騒然となった事があった。（もっともキスされた直後に明里はチャーリーに対して、平手打ちをかましているが。）
チャーリー氏ね。マッコイ氏ね。あと明里を「中古品」と呼んだ奴も同罪な。