九十九遊馬単語

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九十九遊馬つくもゆうま)とは、遊☆戯☆王ゼアルに登場する主人公である。CV畠中祐(はたなかたすく)。

武藤遊戯遊城十代不動遊星など歴代の主人公と同じく、重力無視した奇抜な髪形デザインになっている。
ネット及びニコニコ動画でのあだ名は「海老」「遊馬先生」(または「UMA」とも)。
越後屋の駄菓子>>748

人物

越後屋の駄菓子>>528 歴代遊戯王シリーズでは最年少の主人公である。
中学一年生の13歳。

デュエルチャンピオン見ているものの、ドジでとちりなせ性格が災いしてかデュエルの実は低く、本編開始時では友・武田鉄男とのデュエルに50連敗中だった。
ストーリー冒頭のシャーク神代凌牙)とのデュエルでも、アストラルと出会うまでは一方的にやられ続けている状態で、歴代主人公べても腕前が著しく劣るという何とも異を放つ主人公である。
しかしアストラルに「常識に捕われない発想・戦い方をする」と評されているように、今後の成長が期待されるとも言えるのだが。
ちなみに使用デッキがかつて使っていたもので、第1話の時点ではエクシーズモンスターが一枚も入っていなかった。しかし2話でのシャークとのデュエル中にアストラル邂逅した事がきっかけで、『No.39 希望皇ホープ』を授かる。
それからはホープを中心とした、基本的に「劣勢から一気に逆転する」立ち回りのデュエルを展開。物語中の大会・WDCに登録されたデータによると、彼のデッキは「エクシーズワンターンキルタイプ師匠の六十郎から秘伝デッキを受け取ってからは、音楽関連の名を持つエクシーズモンスターも使用するようになった。

何事も諦めず乗り越えようというチャレンジを表した言葉かっとビングの口と共に、何があっても絶対に諦めない主人公然とした精を持つ。
四六時中行動を共にすることになったアストラルのことは、当初は陶しがって衝突を繰り返していたが、徐々に互いに信頼を寄せ合うようになり、今ではかけがえのない相棒と思うようになった。

性格・人間性 

どんなピンチや逆に立たされても、それらを全て『かっとビング』で乗り越える、裏表のい素直な性格。仲間と認めた者をいつでもまっすぐ信じ続ける直情で、「デュエルをしたらみんな仲間だ」という信条のもとに行動する。
徳之助の所業にも正面から向かい合って彼を心させたり、シャークなど今まで対峙した敵・ライバルたちの心を大きく変化させたり、彼の行動や態度は多方面にかなりのを与えている。
若き少年らしく感情表現が豊かで、喚いたり飛び跳ねたりとコミカルな描写が多い。

日常生活では、跳び箱20段を飛ぼうとするなどいつもなことをやらかしては騒ぎを起こすが、その一方で忙しくしているの明里や祖母授業参観のことを話さない、小鳥エスパー・ロビンの正体を敢えて明かさないなど周りへよく気配りする一面もある。

好物はがこしらえてくれる特大の握り飯遊馬く、『デュエル飯』)で、大一番の時はこれを食べていくようだ。プロローグ(第2話)におけるシャークとのデュエル中はシャークアストラル達をに、おもむろにデュエル飯を取り出しガツガツとっては元気を養うなど、かつての遊城十代を彷彿させるマイペースぶりを見せた。
この一度だけかと思いきや、続くエスパー・ロビンこと也とのデュエルでもデュエル飯を持参して食べている。最近ではトロンとの決勝戦の最中、ZEXALの姿(該当項目参照)で小鳥お手製のデュエル飯をシーンがあった。シグナー達のと同様に、遊馬にとってここ一番でを発揮するために欠かせないものなのだろう。
ルールマナーを守って、楽しくデュエルしよう!
そればかりか、デュエル中に一人で見知らぬかと会話している点については武藤遊戯と、デュエル中にデッキに入れていないカードを使用する点に関しては不動遊星とも似ていると言えるかもしれないが。
もはや遊戯王シリーズの伝統みたいなものか。

は冒険で、現在は共に行方不明一馬の形見である皇の(おうのかぎ)をいつも首から下げていて、肌身離さず大事にし元気としている。そのため、大切な物の喪失にこだわるシャークをつけられの前で壊されてしまった時には意気消沈してしまい、何事にも消極的になってしまっていた。
しかしシャークとのデュエル中にで復元、同時に遊馬の前に突如が出現。遊馬が皇のを差し込むとが開き、向こうからやって来た謎の生命体アストラルと出会う。そしてアストラルと協して(?)シャークとのデュエルを辛くも制すると、以後彼と行動を共にしていく。 デュエル時以外の日常生活の場でもアストラル好奇心から生活様式を観察され、(無知ゆえの行動とはいえ)時にトイレ風呂覗かれ観察されそうになったり、遊馬外の人物にはアストラルが見えない(も聞こえない)ために鉄男達やデュエル相手に独り言を延々喋り続けるアレと認識されたりと、何かと苦労が絶えない。

本作ではナンバーズ(以降、No.と記載)使い同士のデュエルでは「勝者は敗者のNo.カードを奪える」というアンティルールがあるので、出会ったNo.使いに勝利していき所持するNo.がどんどん増え、ストーリーが進行していくにつれてホープ以外にも手に入れたNo.をデュエル中に使用する展開を見受けられるようになってきた。
とはいえあくまでホープ中心なので、戦いが大きくなっていくにつれて他のNo.がすっかりをひそめてしまった印もあり、それを惜しむも大きい。

そして87話にて、デュエルの際1ターンからいきなりヴォルカザウルスアトランタルというNo.の中でも強カードを展開するというまさに視聴者が望んだ展開が繰り広げられた。しかし、その主人公にあるまじき鬼畜具合なカードフィールドに並べた遊馬の姿を見て喜ぶものもいれば、これ主人公がやっていいことじゃねーだろ!と悔いめる者もいた。

遊馬先生

ダークサイドに落ちたシャークを何度も救い、ダブルバトルをすれば相手のことを気遣いながらうまくアシストし、悪に落ちデュエルした相手と摯にぶつかり心させていく遊馬をみた(ネット上の)視聴者がこう呼んだ。遊馬メンタルケアの高さ、かっとビングの万具合をし、まさにデュエルカウセラーと畏敬の念を込められている。

また、復讐心や身内のためだけに多くの人に迷惑をかける大人異世界人に対しても、自身の経験による子供としての視点撃に訴えかけ、そしてどんなに悪行を重ねていたとしても窮地になれば命を賭してでも必ず手を差し伸べ救おうとする(その時は救えないことも多いが)。何度裏切られ騙されても信じることをやめず、かっとビングと共に人を救っていく姿を、視聴者たちは菩薩メンタル(ちょうど同時期のアニメにも同様に称された主人公がいる)と称し、これぞ九十九遊馬だ!という安心感で強く心を打たれた。つまり視聴者もまたかっとビングカウンセリングされていたんだよ!

      /|/|
    ト-´W`-イ
   ≧(ω )≦
   /     `ヽ.   かっとビング増やしておきますねー
  __/  ┃)) __i |
/ ヽ,,⌒)___(,,ノ\

本編での展開

最初こそはただの未熟なデュエリストだったが、物語が進行するにつれて着実に戦術は向上しており、現在では実者のゴーシュアストラルアドバイスしで下すほどの実を見せている。IIでは、牙にデュエルを申し込もうとした鉄男に対して「デュエルするなら遊馬レベルになれ」と牙が発言するほどである。
ただし、今でもいわゆるバカっぽいところは変わらず、重要なところで抜けていたり、周りに説明されるまで大事な要素に気付かなかったり、やたらと忘れ物や失くし物をしたりとギャップが大きい。

デュエルは人と人を繋ぐなもの」と思っているゆえ、物語中にデュエルでの復讐を掲げたシャーク(ならびトロン一家)の行動を「デュエル復讐なんかに使っちゃダメだ」と強く否定しており、自分自身や仲間(特にアストラル)をどれだけ傷付けられようとも、復讐などには走らず相手との和解める。
仲間の為に自分の身を犠牲にすることをいとわず、これまでシャーク天城カイトとそれぞれタッグデュエルをしたが、どちらにおいても自らのライフを削ってまで相方サポートピンチを救った。
かっとビングという言葉を(時には形を変えながら)広め、色々な人物に救いの手を差し伸べる様から、いつしか視聴者から「カウセラー」と呼ばれるようになってきた。ちなみに、彼のカウンセリングを最も多く受けているであろう人物はおそらく、何度も闇に墜ちそうになってそのたびに遊馬の説得を受けて立ち直ってきた神代凌牙である。

敵の野望を打ち砕くごとに相手の心を動かし、想いを託され、それを抱えて次の戦いに臨んでいる。
これまでたくさんの人間から「あの人を救ってほしい」と頼まれてきており、遊馬もそれをひとつの例外もしに全て成し遂げようとしているが、時には仲間ふたりの命を秤に掛けられて悩んでしまうことがある。そして、どちらかを切り捨てることは絶対にしない。アストラルに「遊馬が決めたことに従う」と言われた時は、「消えたくないと言ってくれ」とたまらず昂した。
本編現在も進行中だが、今の時点で13歳が抱えるにはあまりに重すぎる物を背負っているため、「遊馬はいずれ押し潰されてしまうのでは」と心配するが多い。実際、1期ED(『僕クエスト』)映像の最後の一枚絵「皇のを模した玉座にひとりぼっちで座っていて、傍にはアストラル以外もいない」という不穏なフラグの塊だったことからも、今後遊馬にどんな苦難が降りかかるか、も注されていた。

最初に契約を交わした際、「代償として一番大切な物を失う」という条件をんだ。
その大切な物が何なのか、それは・・・

闇遊馬(?)について

これまでに何度か闇墜ちにあたる人格操作をされているが、いずれも一時的なものや幻覚であり遊馬自身が闇墜ちをしたことはい。
サブタイトルに「闇遊馬」を冠された20話では「No.96 ブラック・ミスト」が登場、アストラルもろとも遊馬を取り込もうとした。実際に闇墜ちさせられたのはどちらかというとアストラル。わずかに意識を残していた彼の助言により体を乗っ取られた振りをして、見事な演技鉄男と協ブラックミストを策にハメてみせた。

61話では、シャークトロン記憶を操作される段階で物凄く悪い顔をした遊馬幻覚が登場。シャークを前に普段の彼からは想像もつかない悪役らしい高笑いを披露した。しかしこれはあくまでに過ぎない。

何よりも強い印を残したのは、47・48話でが紋章のを行使し形成したかっとビングを失った遊馬だろう。
かっとビングという言葉がかったことにされ、それと出会わずに生きてきたという記憶を書きかえられた遊馬は、何事にも臆病で、チャレンジをかけらも持たず鉄男らに「デュエリストの恥」とまで呼ばれ、何かが起きるとつい謝罪の言葉を繰り返したり周りのが全て悪口に聞こえたりと、どこまでも消極的過ぎる少年に変貌してしまった。この人格は一人称が「」だったことから「遊馬」と呼ばれている。
遊馬が幼少時は自信が持ちきれない性格だったことは前から描かれていた為、が教えた「かっとビング」が彼にどれほどのを与え支えてきたかを視聴者側に知らしめることとなった。

そして遊戯王以外にも飛び火して話題になった96話、友人真月零を攫われ異世界に助けに来た遊馬を待っていたのは宇宙墓場、3人のバリアン達、そして彼らの足元の動かない遊馬はそれによって取り乱すがデュエル中には死んでいなかったことが判明し喜んだのもつかの間、真月零は存在せず、その正体はをさらった本人であるバリアン人、ベクターであると本人の口からられる。そして墓場までやって来たことは全くの、しかもそのために一緒に来た仲間達を巻き添えにしたとベクターに言われ、更にバリアン人だと知っていながらに口止めされていたため黙っていたことをアストラルに詰問される。そして結果として初めての裏切り行為(視聴者線で言えばまったくそんなことはないのだが)により闇堕ちしてしまったアストラルに引きずられダークゼアルになってしまった。

闇堕ちしたのはアストラルであるが、真月零は76話にて初登場、以降は96話までのおよそ20話の間、友として遊馬の側にいた。その正体暴露時の遊馬への嘲笑は(顔芸真月零の口調そのままで遊馬馬鹿にする演出も相まって)視聴者ですらショッキングシーンであった。しかし遊馬本人はの正体のことよりもむしろ仲間の巻き添えに動揺していた上、仲間励により精ダメージはかなり減った。というより、が死んだと思い込んでいた時の方が精状態が良くなかった。今度こそ闇堕ちするのではと恐れていた視聴者は意外な形で裏切られることとなり歳不相応なほどの遊馬の強固なメンタルを実感した。

イラスト

九十九遊馬 俺のデッキはゴミじゃねぇ!クズデッキでもねぇ! かっとビング!! ZEXAL かっとビングだ!

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1467 ななしのよっしん
2024/02/21(水) 15:16:17 ID: XvM/EbfIVT
ケーキを三等分に切れない人にはウケが良いキャラ
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