九里亜蓮単語

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九里亜蓮(くり あれん1991年9月1日-)とは、鳥取県出身のプロ野球選手投手)である。現在広島東洋カープに所属。

経歴

甲子園の出場経験はないが、大学時代は亜細亜大学に在籍し、才が開。東都大学リーグ通算19勝5敗、防御率1.60の好成績を残す。

4年生にはリーグ優勝神宮大会では先発した3試合で18.1回を自責点0と好投し大学日本一を達成した。

2013年ドラフト会議で、広島から2位名を受け入団。背番号12

広島時代

2014年キャンプから一軍に帯同。オープン戦の好投を認められ、2014年3月29日中日ドラゴンズ2回戦の先発に抜され6回を1失点と好投、プロ先発勝利を飾り、ルーキーの勝ち1番乗りとなった。その後は地元である米子市球場で凱旋登板家族の前でを手にするなど順調かに見えたが、後半戦は打ち込まれることも増え、1年は2勝5敗にだった。


2015年中継ぎとして起用されるがなかなか登板の機会が訪れず、5月3日東京ヤクルトスワローズ戦にて3.1回を投げて3失点を喫すると、以降は起用されず15日に登録を抹消される。その後8月12日に再登録され、その日のヤクルト戦にて先発として登板するも5回4失点で負け投手となり、8月13日に再び登録を抹消されてシーズンを終えた。オフには二軍佐々岡真司投手コーチと共に下半身強化に取り組んだ。


2016年は開幕当初は前年同様中継ぎからのスタートだったが、好調だったためか5月は一転谷間先発として登板する。しかし不安定な面も多く露呈したため、交流戦以降は起用法の安定しない便利屋としてに起用され、結果先発として10試合、中継ぎとして17試合に登板した。突出した成績は残せなかったが、中継ぎでは2イニング以上投げた試合が8試合、登板から中4日以内で先発した試合が4試合とフル回転した。


2017年は開幕から先発ローテーション入りしたが、途中から中継ぎを務める。35試合(内先発13試合)に登板し、9勝5敗2ホールドを挙げた。


2018年は開幕から中継ぎとして登板していたが、途中から先発に転向。6月17日福岡ソフトバンクホークス戦ではプロ勝利を挙げた。24試合(内19試合は先発)に登板し、8勝4敗を挙げ、リーグ3連覇に貢献した。クライマックスシリーズでは第3戦で勝利投手となり、日本シリーズ進出に貢献した。日本シリーズでは第3戦で先発登板したが、敗戦投手となった。


2019年先発中継ぎを務める。6月25日東北楽天ゴールデンイーグルス戦ではプロ完封勝利を決めた。27試合に登板し、8勝8敗3ホールドだった。


2020年クリス・ジョンソンの不振や大瀬良大地の離脱でチーム先発事情が苦しい中、開幕からシーズンを通して先発ローテーションに定着。8月までは安定感を欠いたが、9月フォームをワインドアップから常時セットポジションに変更したところ投球内容がぐっと安定し、10月には3勝0敗、防御率0.58をマーク。最終的に初めて規定投球回数に到達し、8月まで4点台後半だった防御率を2.96まで下げ、8勝6敗の成績を挙げた。


2021年は開幕から先発ローテーション入りする。5月23日新型コロナウイルスの陽性反応が出たことで離脱したが、復帰後は閉幕までローテーションの一を担った。リーグトップタイの13勝を挙げ、阪神タイガース青柳晃洋と共に最多勝タイトルを獲得。オフに取得したFA権を行使せず、3年契約を結んだ。


2022年は26試合に登板したが、6勝9敗と負け越した。


2023年5月17日横浜DeNAベイスターズ戦で通算1000投球回を達成した。26試合に先発登板し、8勝8敗だった。

選手としての特徴

持ち球は、最速147km/hの直球、落差あるチェンジアップをはじめ、カーブスライダーツーシームなど多変化球を投げ分ける。

精悍な顔立ちや恵まれた体格からのイメージとは裏に、芯を微妙に外して打たせて取る投球スタイルが持ち味。プロ先発の試合も、全18アウトがゴロ15フライ3の0三振だった。

現在の投球フォームはセットポジションからノーワインドアップのオーバースロー大学時代からしばしばフォームを変えており、トルネードフォームだったこともある。

人物・エピソード

成績

年度別投手成績

年度 球団 登板 先発 完封 勝利 敗戦 セーブ ホールド 勝率 投球回 与四球 奪三振 失点 自責点 防御率
2014年 広島 20 16 0 0 2 5 0 0 .286 83.1 31 50 45 37 4.00
2015年 7 1 0 0 0 1 0 1 .000 16.0 7 10 10 8 4.50
2016年 27 10 0 0 2 2 0 1 .500 80.0 37 52 47 40 4.50
2017年 35 13 0 0 9 5 0 2 .643 116.1 44 97 51 47 3.64
2018年 24 19 1 0 8 4 0 0 .667 120.1 41 86 60 57 4.26
2019年 27 19 1 1 8 8 0 3 .500 118.0 41 96 50 46 3.51
2020年 20 20 2 1 8 6 0 0 .571 130.2 44 106 46 43 2.96
2021年 25 25 2 0 13 9 0 0 .591 149.0 51 102 73 63 3.81
2022年 26 24 0 0 6 9 0 0 .400 140.1 53 121 55 52 3.33
2023年 26 26 3 3 8 8 0 0 .500 174.1 49 129 58 49 2.53
NPB:10年 237 173 9 5 64 57 0 6 .529 1128.1 398 849 495 442 3.53

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九里亜蓮

10 ななしのよっしん
2019/06/25(火) 21:56:11 ID: VGiEtvMw0k
また連敗ストッパーは九里か
に強いのは本当にありがたいわ
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11 ななしのよっしん
2019/06/25(火) 22:51:06 ID: 68x0fZeSLX
完封?おめ!
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12 ななしのよっしん
2019/06/26(水) 23:38:35 ID: et/V9QI4Qn
完封定時ボールうっかりスタンドに投げ込まれて帰ってこない・・・なのほんまカワイソス(´;ω;`)
本人は先発希望だけど敗戦ロング役でいるときが一番チーム投手事情安心できる
しかし連敗ストッパーになったり、サヨナラ勝ちのきっかけになったりと何か「もってる」のよね。
のようなぐう聖だけど150っすぐと140カットボール等で相手をするゴリゴリパワーの大瀬良と対照的に145キロ前後のっすぐ+6,7種の変化球で躱す様なピッチングだけど物凄い負けん気闘志の九里の対照感凄い好き
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13 ななしのよっしん
2019/08/06(火) 01:49:38 ID: LZrCPM4xje
150kmの速球を手に入れ、技巧でも球速があるに越したことがないということを明している2019年の九里
あのガタイを考えるとこれでもまだ球速が物足りない感があるけど、昨季までを考えればかなり進化してるように思える
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14 ななしのよっしん
2020/06/25(木) 22:42:17 ID: 68SyxjHPN7
毎年少しずつ確実に進化する九里
たまにやらかすけど、二歩下がってもちゃんと三歩進んでる
なにげにすごい
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15 ななしのよっしん
2020/09/28(月) 23:46:35 ID: ovby5ooZhk
今日も素らしかったわ
ほんまチームが低迷した時ほど活躍してくれてるイメージ
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16 ななしのよっしん
2020/10/23(金) 21:53:35 ID: et/V9QI4Qn
沢村賞戦地帯になってる菅野大野相手に土を付けた投手と書くとクッソカッコいい(確信)
実際一皮むけた気がする。後は意外にも今年は規定投球回プロ初到達だったのね。言われてみれば投手元気な時はリリーフメインの中今年は投壊してる分出番が回ってきて、それに答える形になったと
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17 ななしのよっしん
2021/04/25(日) 15:56:42 ID: ylIxfO7BvO
トリスハイボールCMに出ちゃいけないお方
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18 ななしのよっしん
2021/09/29(水) 22:43:19 ID: VGiEtvMw0k
二桁勝利おめでとう
2歩下がっても3歩進む、ちょっとづつでも前に進む、逆に怯まない闘志はすごい
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19 ななしのよっしん
2021/11/27(土) 12:47:13 ID: Rb/ciiYrMZ
今年は最多勝も取って推定2億円プレイヤーやね
大瀬良と一緒に長く現役続けて欲しい
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