懐かしいって感情は、きっと恋と同じ。
でも、それは一体誰にとっての?
九龍ジェネリックロマンスとは、『週刊ヤングジャンプ』にて2019年49号より連載中の眉月じゅんによる漫画である。
概要
人類の新天地としてもう一つの地球「ジェネリック地球(テラ)」の開発が進められる時代に、過去と現在、そして未来が交差する懐かしく優しい東洋の魔窟・九龍を舞台とする、非日常ラブロマンス。
不思議な世界観の中に丁寧に描かれる住民の描写などが特徴で、大人のジュブナイル恋愛漫画として人気を博している。
『このマンガがすごい!2021』オトコ編の第3位に入選。
アニメ化と実写映画化が決まっており、いずれも2025年に公開予定となっている。
あらすじ
鯨井令子は、切れかけの電灯やカビくさい路地裏、うるさい隣人など、そのどれもが無性になつかしさを感じる九龍にて、不動産会社に務めながら暮らしていた。
ある日、会社のソファーで居眠りしている同僚の工藤を起こそうとしたところ、寝ぼけた彼から力強く引き寄せられ、優しくキスをされる。
工藤の「悪い、間違えた」という言葉が引っかかりつつ、妙に彼を意識して仕事に気が入らない令子は、工藤の引き出しからはみ出ていた写真をつい手に取り、驚愕する。
登場人物
鯨井令子
南橙街に住む32歳のOL。工藤に想いを寄せる。九龍には特に懐かしさは感じないようだ。スイカとタバコの組み合わせが大好き。
工藤発
令子とは2歳差の髪を逆立てた男性。ぶっきらぼうに見えて少しでも住民の住み心地を良くしてあげたいをモットーに仕事に励む。8を見つけると触る癖がある。
蛇沼みゆき
蛇沼製薬の社長。スプリットタンを始め蛇っぽい。半陰陽の男性愛者。蛇沼製薬前社長の庶子。潔癖症だがジャンクフードを好む。「絶対であること」を目指している。
陽明
南橙街に住む令子の友達。とある理由から過去と決別すべく、全身を整形して別人となった。
李
令子と工藤が勤務する「旺来地產公司」の支店長を務める壮年男性。「充実したプライベートが良い仕事を連れてきてくれる」という信念があり、毎度定時で退社する。
関連動画
関連静画
関連リンク
関連項目
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